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インターネット通販のトラブル

コロナ禍で需要が高まるインターネット通販は、いつでもどこでも利用できる便利さがある反面、トラブルも多発しています。トラブル未然防止のため、チェックリストをご活用ください。

《事例1.》

安くておしゃれなデザインの洋服を販売しているサイトを見つけ、ジャケットとスカートを購入した。代金は2点で約5千円、支払いはクレジットカード払いにした。その後、商品が海外から届いたが、ジャケットもスカートもサイズが小さくて着用出来ない。デザインも注文した商品と違っていた。交換か返品の対応をしてほしくて販売業者に問い合わせようと思い、サイトを改めて確認すると、電話番号の記載は無かった。メールで問い合わせたが、返信が無い。クレジットカード会社に相談したが、サイトの電話番号は判らず「請求は取り消せない。販売業者と話し合って欲しい」と言われた。

《事例2.》

SNSの広告で、痩身効果があるというサプリメントが、初回500円で販売されているのを見つけ、サイトの内容をよく確認せず、一回限りのつもりで購入した。初回の商品が届いた約2週間後、今度は同じ商品が3か月分届いた。代金も3万円と高額だ。電話で問い合わせたところ、最低2回目までの購入が条件の定期購入に申し込んでいることが判った。3か月分も必要ないので返品したいと伝えたところ、次回以降の解約は受け付けるが、届いた商品は返品できないと言われた。

インターネット通販利用時のチェックリスト

  • 安い価格や、インターネット広告のイメージに惑わされていませんか。
  • サイトに事業者の名称、住所、代表者名、何かあった時に連絡が取れる電話番号の記載はありますか。
  • 事例2.のような、初回だけ商品を安く購入できる定期購入のトラブルが多発しています。商品の支払総額や契約期間等の条件をサイトでよく確認し、理解しましたか。
  • 解約や返品ができるか、またその方法などを確認しましたか。※通信販売にはクーリングオフの適用はありません。解約や返品の可否は、サイトに記載された規約に則り対処されることになります。
  • 購入しようとしている商品は、本当に必要な商品ですか。

トラブルにあった時には、「消費生活センター」へご相談ください

おかしいと思ったり、心配なことがある場合は、一人で悩まずに、お住いの地域の消費生活センターへ相談しましょう。

消費者ホットライン「188(局番なし)」では、お近くの消費生活相談窓口につながります。

お問い合わせ

生活産業課消費生活グループ

電話番号:03-4566-2416

更新日:2021年6月21日