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豊島区立郷土資料館・新宿区立新宿歴史博物館・板橋区立郷土資料館・北区飛鳥山博物館4館合同企画
往時を偲ぶ
かつて東京における交通手段の主役であった都電は、最盛期の1960年代の初めには40の路線を有し、軌道の総延長は213.7キロメートルで、1192両もの電車が市街地を縦横に走っていました。そして478もの停留所の間隔は短く、通勤・通学はもちろん、ちょっとした移動にも大変便利な乗物でした。まさにもっとも身近な「都民の足」だったのです。
このような身近で便利だった乗物も1960年代の後半から急速に姿を消していきます。現在は都電といえば荒川線。荒川線以外にも都電と呼ばれた路線があったことを知らない人も多くいます。
そこで、このコーナーでは都電華やかなりしころの写真や、乗務員の制服、レールや営業所の食堂で使用されていた食器などを展示します。
(かたりべ51号より)
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