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平安時代末期から室町時代中期にいたる中世という時代、豊島区域は豊島氏という有名な武士団に支配されていました。
郷土資料館では、この区名を冠した中世武士団豊島氏の関係史料調査を行っていますが、その成果はこれまで『豊島・宮城文書』『豊島氏編年資料集I』『豊島氏編年資料集II』の中世豊島氏関係資料集全3冊として結実し、高い評価を受けています。これらは郷土資料館が組織する中世豊島氏研究会(略称・豊島氏研、あるいは豊島研)の活動成果に基づくもので、1987年に組織してから今年で満10周年を迎えました。折しも本年は、豊島氏に深く関わっている北区・板橋区教育委員会との共催で「豊島氏シンポジウム豊島氏とその時代」が催され、板橋区立郷土資料館では、特別展「豊島氏とその時代─中世の板橋と豊島郡─」が開かれるなど、武蔵豊島氏に関する研究は新たな段階を迎えたと言っても過言ではありません。そこで、本展示ではこれまでの豊島氏研の活動報告と合わせ、豊島氏が生きた中世という時代を、様々な視点より浮き彫りにしてみました。展示内容は次のとおりです。
(かたりべ48号より)
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