会  議  録 附属機関又は 会議体の名称 豊島区障害者・障害福祉・障害児福祉計画推進会議 事務局(担当課) 障害福祉課 開 催 日 時 令和5年 5月25日(木) 午後6時30分 ~ 午後8時30分 開催場所 豊島区役所本庁舎 会議室509.510  議      題 1 開会 2 委員の変更について 3 会議の傍聴、会議録について 4 議事 (1)豊島区障害者・障害福祉・障害児福祉計画推進会議検討スケジュールについて (2)豊島区障害者等実態・意向調査報告書の報告について (3)現計画におけるこれまでの取組みについて (4)豊島区地域保健福祉計画と次期障害者計画について (5)その他 5 閉会 公開の可 否 会 議 ☑公開 □非公開 □一部非公開    傍聴人数  0人 会議録 ☑公開 □非公開 □一部非公開 出席者 委員 大塚 淳子、赤畑 淳、佐向 弘子、礒崎 たか子、佐藤 昌代、 久野 明美、武井 悦子、中村 元子、北川 郁子、重山 三香子、 藤巻 佳子、渡邉 功、前田 貴子、小林 純子、宮地 友和、 工藤 かおる、池田 味央 その他 福祉総務課長、福祉総務課計画G係長 事務局 保健福祉部長 障害福祉課長、障害福祉サービス担当課長、 管理・政策推進G係長、身体障害者支援第一G係長、 知的障害者支援G係長、精神障害者支援G係長 身体障害者第二G係長、発達障害者相談G係長、 児童・障害児支援G係長・施設・就労支援G係長 管理・政策推進G係員 審 議 経 過 1 開会  2 委員の変更について ・赤畑委員、前田委員の紹介。 ・委員の推薦により大塚会長就任。 ・大塚会長からの指名により副会長に赤畑委員が就任。 3 会議の傍聴、会議録について ・議会傍聴なし。 ・第3回豊島区障害者・障害福祉・障害児福祉計画推進会議の会議録について誤字脱字を修正後、公開。 4 議事 (1) 豊島区障害者・障害福祉・障害児福祉計画推進会議検討スケジュールについて  資料2について事務局より説明  ・失語症のヒアリングについては7月に予定している。 (2) 豊島区障害者等実態・意向調査報告書の報告について  事務局より説明  ・第5回会議で実態意向調査を配付し、概要を説明する。 (3) 現計画におけるこれまでの取組みについて  資料3について施策体系ごとに事務局より説明   (4)豊島区地域保健福祉計画と次期障害者計画について  資料4-1、4-2について事務局より説明  ・障害児支援を特出ししたが意見等があればお願いしたい。   質疑応答・意見交換 (委員) ・障害の早期発見や障害児支援は非常に関心がある。精神障害者施設でも18歳の精神障害者を受け入れている。思春期は家族においても切れ目のない支援という点で重要な期間である。 ・早期発見とは、若い人の支援を含めた意味であると感じる。 審 議 経 過 ・地域生活支援の充実にヤングケアラーが新規で入っているが、「5.地域生活支援の 充実」に入れるのか、それとも「1.地域の支え合いと福祉コミュニティの形成や包括的な支援体制」にいれるのか。 (会長)  ・現行の「3.ニーズ早期発見・早期対応の強化」が次期でいうと、「1.地域の支え合い福 祉コミュニティの形成」、「2.包括的な支援体制の構築」に入ってきている。一方でヤン グケアラーは「4.地域生活支援も充実」に入っている。 ・精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築は国の重点的な施策で入っている。その精神障害については「2.包括的な支援体制の構築」に入っている一方で障害児は特だししているが、「2.包括的な支援体制の構築」に入れてもいいのではないか。 (会長)  ・国の第5次障害者基本計画で防災の個別避難計画の策定とあるが、昨今、毎日震度3 程度の地震があることも踏まえて、次期計画の「8.災害時の福祉・医療・保健衛生体制 の整備」には個別避難計画の策定も入っているのか。 →現在保健福祉部で、個別避難計画を策定するだけでなく、72時間が生存の境目と言われているなかで障害のあるかたをどのように安否確認するかというところも検討している。その中で公助だけでなく地域の方や事業者の方を巻き込んで安否確認を行っていく共助の取組みについても検討していく。 (会長)  ・障害を持ったかたで行政が把握しているのは福祉サービスにつながっている手帳保持者であると思う。災害時について、行政が把握していない障害者についても家族だけで悩んでいることがあると思う。そのような方々の問題を拾えたらいいと思う。 (副会長) ・「4.障害児支援の充実」に「発達障害の相談体制の強化」が入っているが、発達障害については障害児のくくりでいいのか。発達障害者についても入れないでいいのか。 幅広くとらえるなら、ひきこもり、強度行動障害等もあるが、発達障害をどこに位置付けるかを考える必要がある。 →各項目が連携しながら包括的に関連付いている。どこにいれるのかまだ悩んでいるため、問題定義という形で出したのでご議論いただきたい。 審 議 経 過 (会長) ・大人になってから発達障害が発覚することもある。「3.障害児支援の充実」に入れてもいいが「2.包括的な支援体制の構築」のほうにも入れてもいいのではないか。 ・「2.包括的な支援体制の構築」には潜在的な障害のかた、孤立しやすい障害のかた、家族支援等が入ってもいいのではないか。 (委員)  ・人材の育成も大切だが、今後は雇用の問題もある。福祉関係の仕事を希望する人が少なくなってきている。国の方針には特に書かれていないが、事業所だけで取り組んでも厳しいため、地域で共同して人材確保につなげていけるような計画があると良いと思っている。 (事務局) ・区としても福祉現場での人材確保に苦しんでいる。他区の選択もある中で豊島区の施設、事業所を選んでもらえるようになりたいと思っている。それに関連して現在は人材育成のための研修の費用助成を行っている。福祉の分野で学んでいる方もいるとは思うが、地域の現場に根付いてこないのが課題である。 (会長)  ・豊島区の福祉事業所、介護系事業所等々の就労している方の年齢、性別、居住地などの分析は今後の人材確保に向けて参考になるのではないかと思っている。 ・現在、福祉系の大学でも新規の学生が来ない。豊島区では外国の方が多いため、言葉の問題や仕事に適しているか等の問題はあるが、豊島区の福祉人材確保の面ではそういった方々の引き込みもできるのではないか。 (委員)  ・現計画の「7.保健福祉人材の育成とサービスの質の確保および向上」の現状と課題で、「職員の確保」が一番のニーズとして挙げられているが、取組みは「職員の資質向上」ばかりであり、確保の部分の方策が出ていない。   →そのように受け止めている。 審 議 経 過 (委員)  ・区は多くの取組みをしているのに、精神障害者の当事者は自立に対して消極的である。親としては、就職して自立してほしいと思っている。現状は医者に通って薬を飲んでくれる程度である。 (会長)  ・当事者の方に、区が当事者の方のためにこんな取組みをしているんだということが事業者や家族会を通してでも伝わるといい。 (委員)  ・重層的支援体制整備の重層とは何か。   →地域住民が抱える問題や課題は年々複雑化している。区ではそれぞれの課の施策で社会問題に対して対応をしてきた。しかし個々の施策では対応しきれない、各施策の狭間のニーズに陥っている方が現代社会では増えている。そのような方々にも包括的に支援体制を整えることが必要だという考えから創設された制度が重層的支援体制である。 (委員)    ・企業側から見ても人材不足は深刻な問題である。  ・昨年、精神障害者が職場体験に来た。その時は無償で実習をしてもらったが、お金を払ってでもまた来てほしいと社員から言われるほど仕事ができた。そのような当事者とのマッチングができるといい。 (委員長)  ・フードバンクに来た青年が一見食べ物をもらいに来たように見えるが、実はそこでSOSを発信していて、孤立防止につながったということや、子ども食堂で朝ごはんを作っているとシングルマザーが助かるなど、クロスしてマッチングすることがある。  ・豊島区でどういう人が困りごとを抱えていて、どういう人が手助けできる人としているのかが分かるといいと思う。それが、人材不足の解消にもつながるのではないか。 5 閉会  次回の会議日程について事務局より説明  ・次回は7月を予定している。   審 議 経 過 ※ 審議経過の記載が2頁以上にわたる場合は、右肩に№を付す。 会議の結果 ・委員からいただいたご意見を参考に、計画の作成を進めていく。 提出された資料等 資料1・・・・・・・豊島区障害者・障害福祉・障害児福祉計画推進会議委員名簿(訂) 資料2・・・・・豊島区障害者・障害福祉・障害児福祉計画検討スケジュール    資料3・・・現計画におけるこれまでの取組み 資料第4-1・・・施策体系の見直し(体系図) 資料第4-2・・・・・施策体系の見青し(案) 別紙 第3回豊島区障害者・障害福祉計画推進会議 会議録(案) 別紙 第4回豊島区障害者・障害福祉計画推進会議に対するご意見等の提出について その他