別記第1号様式(第7関係) 会議録 附属機関又は 会議体の名称 豊島区障害者権利擁護協議会 事務局(担当課) 障害福祉課 開催日 時 平成29年2月10日(金) 18時30分〜20時00分 開催場所 区役所本庁舎8階 806会議室 議題 (1)平成27年度障害者虐待の状況について (2)平成27年度豊島区障害者虐待防止対策支援事業報告 (3)平成28年度豊島区障害者虐待防止対策支援事業 (4)「豊島区障害者虐待防止センター」相談状況 (5)障害者差別解消法に関する取り組みについて (6)その他 公開の可否 会 議  非公開 非公開・一部非公開の場合は、その理由  個人情報を取り扱うため 会議録  一部非公開 非公開・一部非公開の場合は、その理由  個人情報を取り扱うため 出席者 委員 田中 英樹・平河 有里・岩田 泉・山形 晋也・近藤 淳 荒井 隆夫・小宮山 芳人・長谷川 則之・川島 外志美・大竹 宏和・田中 道子 幹事 高齢者福祉課長・障害福祉課長・健康推進課長 事務局 障害福祉担当係長・心身障害者福祉センター長・障害福祉担当主事・心身障害者福祉センター主事 審議経過  1 開会    欠席者5名の伝達 2 会議の傍聴・会議録について    事務局より、本日は議事に障害者虐待に関することが含まれる為、非公開とする旨の報告    第1回会議録の承認 3 議事 (1)平成27年度障害者虐待の状況について   事務局より資料第1号について説明   (2)平成27年度豊島区障害者虐待防止対策支援事業報告 (3)平成28年度豊島区障害者虐待防止対策支援事業   議事(2)(3)については一括して説明   事務局より第2号、第3号について説明 委員…実際に虐待の相談はどのようにあるのか。 事務局…電話での相談が多い。 委員…調査というのは具体的にどのようなことをするのか。 事務局…ケースにもよるが、例えば通所施設があるケースなら、施設で変わった様子がないかを尋ねたりするなど、周辺の関係者に状況を聞いたりする。 委員…虐待の受付件数と受理件数に差があるが、受理に至らなかったケースとはどのようなケースか。 事務局…障害者虐待は「養護者」「障害者福祉施設従事者等」「使用者」の3類型に分かれる。この類型に当てはまらないケースからの相談というのがある。また、居住地以外の地区からの相談も受理には至らない。 委員…電話での相談が多いということだが、ろうあ者(発言者の言葉のまま)からの虐待の相談はどう対応するのか。 事務局…メールやFAXでの相談も可能であり、実際にメールで相談開始のケースもあった。実際にろう者とコミュニケーションをとる場合、手話通訳派遣センターに依頼し、通訳をお願いする。 委員…通報があって、実際に虐待ではないと判断された場合、どのように伝えているのか。通報者は納得はしているのか。 事務局…精神障害の人が、自分が通っている施設の職員の対応についてプレッシャーに感じてしまう例などがある。納得していただけない場合はサポート豊島と協力をするなどして対応している。 委員…虐待と訴えられた方、訴えた方双方交えての調査はあるのか。 事務局…サービス管理責任者や本人に対して調査員が話を聞くほか、加害者とされた職員への調査もある。   委員…虐待相談の普及啓発として定期的にチラシ配布などはしているか。 事務局…平成24〜25年当時はパンフを配布していた。現在、チラシ配布はしていない。 委員…知的障害者向けの簡単なパンフレットなどがあるとよい。 事務局…今後検討したい。 委員…虐待ケースと認められた場合、実際にどのように処理しているのか。 事務局…調査後は東京都に報告している。家から離して施設入所に至ったケースが1件あった。一方、施設の虐待ケースがかなり増加しているが、セルフチェックシートを通じて虐待がわかるなど、意識が高くなっている。(虐待発覚後の)施設側の対応はきちんとしているということで終了している。  委員…潜在的な虐待ケースはかなりいるのではないか。今年度(受付件数)12件というのは他区と比べて少ないのでは。 事務局…他区のデータがないので比較はできない。宿題としたい。 (4)「豊島区障害者虐待防止センター」相談状況    事務局より、資料第4号について説明。 (5)障害者差別解消法に関する取り組みについて    事務局より、資料第5号、第6号について説明。    会長…研修の参加人数が少ないのではないか。 事務局…各課必ず1名参加はきびしい。できるだけ参加するよう働きかけている。資料第5号の2の研修では、少人数のため全員が車椅子とブラインドウォークを体験でき、良い面もあった。 会長…健康診断と同じように毎年義務づけている自治体もある。特に新人には義務づけてほしい。豊島区職員にも意識づけをしてほしい。アンケートは継続してほしい。 事務局…まずは管理職、係長級を対象に考えてきたが、今後、新人職員、窓口職員を対象に考えていきたい。 委員…アンケートを今後どのように生かしていくのか。 事務局…回答することで障害者差別解消法について勉強する機会としたい。 委員…(部署によって)回答率に差があるのはなぜか。 事務局…パソコンで回答できない保育園等には紙ベースで回答してもらった為、回収率が高くなった。 会長…アンケート結果は役所全体に公表しているか。資料第6号は本日持ち帰ってよいか。 事務局…庁内では職員ポータルサイトに公表している。資料第6号については持ち帰ってよい。 委員…アンケート結果は第三者は見られないのか。 事務局…職員向けなので見られない。 委員…差別解消法に関するDVDはあるか。 事務局…都がスポット的に映像で作製した動画はあるが、DVDについては把握できていない。DVDの貸し出しがあれば今後検討したい。 委員…アンケート結果について、実際の部署の人数を知りたい。 事務局…(各部署の人数を回答) (6)その他    配布されたチラシ2枚の案内 会議の結果 ・新たな決定事項はなし。 ・本日の会議についての意見   本日配布の「第2回豊島区障害者権利擁護協議会に対するご意見等の提出について」等で2月24日(金)までに事務局へ提出するよう依頼。 提出された資料等 ●本日の次第 ●資料第1号 平成27年度都道府県・市区町村における障害者虐待事例への対応状況等(調査結果) ●資料第2号 平成27年度豊島区障害者虐待防止対策支援事業報告 ●資料第3号 平成28年度豊島区障害者虐待防止対策支援事業 ●資料第4号 豊島区障害者虐待防止センターの相談状況 ●資料第5号 障害者差別解消法職員研修の実施報告 ●資料第6号 障害者差別解消法職員アンケートの結果報告 ●その他   第1回豊島区障害者権利擁護協議会会議録(案)    第2回豊島区障害者権利擁護協議会に対するご意見の提出について ※資料第4号については会議終了後回収。