別記第1号様式(第7関係) 会  議  録 附属機関又は 会議体の名称 豊島区障害者・障害福祉・障害児福祉計画推進会議 事務局(担当課) 障害福祉課 開 催 日 時 令和元年 7月 1日(月) 午後6時30分 〜 午後8時30分 開催場所 豊島区役所本庁舎5階 会議室507・508 議      題 1 委員委嘱 2 会長・副会長の選出 3 会議の傍聴・会議録について 4 議事 (1)豊島区障害者・障害福祉・障害児福祉計画推進会議の概要につ    いて (2)豊島区障害者・障害福祉・障害児福祉計画推進会議検討スケジュールについて (3)豊島区の障害者の現況について (4)障害者等実態意向調査の実施について  (5)その他 公開の可 否 会 議  ?公開 □非公開 □一部非公開    傍聴人数  0人 会議録  ?公開 □非公開 □一部非公開 出席者 委員 田中 英樹、大塚 淳子、土屋 淳郎、武藤 節子、徳光 昌代、 西村 和子、佐藤 昌代、織田  洋 、久野 明美、中村 元子、 田村 洋子、望月  優 、上原 直哉、川島 外志美、宮地 友和、 工藤 かおる、清水 衿那 その他 福祉総務課長、福祉総務課計画G係長 事務局 障害福祉課長、障害福祉サービス担当課長、 管理・政策推進G係長、身体障害者支援第一G係長、 精神障害者福祉G主査、管理・政策推進G主任、 管理・政策推進G主事、身体障害者支援第二G主任、 知的障害者支援G主事、心身障害者福祉センター主事          審 議 経 過 1 委員委嘱    委嘱状の交付    委員自己紹介 2 会長・副会長の選出    委員の互選により、田中委員が会長に選出    会長の推薦により、大塚委員が副会長に選出 3 会議の傍聴・会議録について    会議、会議録は公開とすることに決定 4 議事 (1)豊島区障害者・障害福祉・障害児福祉計画推進会議の概要について    事務局より資料第3号について説明 (2)豊島区障害者・障害福祉・障害児福祉計画推進会議検討スケジュールについて    事務局より資料第4号について説明 (3)豊島区の障害者の現況について    事務局より資料第5号について説明 (4)障害者等実態・意向調査の実施について     事務局より資料第6号、第7‐1号、第7‐2号について説明 会長 :調査項目等細かな点については、第2回の推進会議にて検討したい。     調査対象4,300人だが、精神障害者の回収率向上について、意見はあるか。 委員 :精神障害者は調子がよい悪いの波がある。季節の変わり目は特に体調が悪いので回収     率が悪くなるのではないかと思う。 委員 :医療機関での配布についてはどうか。 事務局:前回調査では医療機関など主だった所には置かせてもらった。 委員 :この調査が何のためにどう使われるのかということが分からないと障害者の方々に回     答してもらえないのではないか。自分たちの意見が通って形になっていくということ     が大切なのだということを、事業所の職員や区の担当者が丁寧に説明をすれば、回答     して自分たちの声を届けようとしてくれるのではないかと思う。 事務局:調査対象者がまとまって利用している事業所については、職員の方にもご理解、ご協     力いただけるように、説明する機会を設けることを考えていきたい。その他にもよい     方策があるか検討していきたい。 会長 :精神障害者保健福祉手帳申請窓口での依頼についてはどうか。検討していただきたい。 会長 :調査項目(資料第7‐2号)について、意見をいただきたい。 委員 :高次脳機能障害の項目が身体障害者と精神障害者の両方にあるのはなぜか。 事務局:高次脳機能障害者の中で、身体障害者手帳を持っている人と精神障害者保健福祉手帳     を持っている人とが分かれているため、質問項目が2つにまたがっている。 委員 :私自身も失語症である。上手く言えないが、「どのようなサービスがあればいい」という質問が分からなかった。 事務局:調査項目の聞き方などについて、今後検討させていただきたい。調査案ができた段階     でご相談させていただく。 委員 :知的障害者と難病患者の独自項目がないのはなぜか。 事務局:前回の調査で独自項目がなく全て共通項目に含まれていた。今回必要ということがあれば、追加することを検討したい。 委員 :コミュニケーションについての項目は、失語症の方だけではなく、あらゆる障害者の方に関わることなので、共通項目に入れるとよいのではないか。 事務局:意見を反映させていただく。 委員 :難病患者の場合、障害の程度が2級以上の重さになると難病患者の受給者証を申請せ ずに障害の方だけ受給している場合がある。障害の程度が3級ぐらいになると、自分が難病患者として扱われるのか、身体障害者として扱われるのかということについて、意識的にズレがある。そういう意識的なところを調査してもらえるとよいと思う。 委員 :前回調査の結果を見ると、精神障害者のなかで20万円以上の収入がある人が5.2%い     ることになっている。障害者枠で働いている人もいれば、障害者と言わず隠して働い     ている人もいるので、障害者と言わずに働いてどのくらいの収入があるのかという項     目も設けてもらいたい。 委員 :質問項目をみると失語症の方は答えられないと思う。軽度の方はできるかもしれない     が、中等度以上の方は質問の意味がわからないのではないか。 委員 :知的障害者だと、親や施設の職員が一緒に居れば回答できると思うが、本人だけでは全部回答するのが難しいと思う。 委員 :聴覚障害者の中には知的障害の人、発達障害の人、知的障害の人、難病の人など色々な方がいる。文章を読む力がある人とない人がいるので、質問項目の意味が理解できない人が出てくるのではないかと心配している。 事務局:聴覚障害者の方々が理解でき、回答が出来るような方策について検討していきたいの     で、ご助言いただきたい。 委員 :視覚障害について、最近は中途で視覚障害になり、点字を読まない人が増えてきた。     そういう方々にどのように対処したらよいのかと考えている。 会長 :今回新しく来た事業者の方々からも意見を伺いたい。 委員 :障害の分野は幅広いが、全ての項目について聞きとりたいことである為、調査方法や調査項目、調査票について、工夫が必要だろう。 保護者の声だけでなく、本人の声をどれだけ反映できるか。予算があれば、調査員を各家庭に派遣し、聞き取りを行うことで回答しやすくすることは可能だろうが、現実的に難しいだろう。 委員 :医療的ケア児について、看護師不在だと通園できない、といった現状もある。そのよ     うな保護者の声を聴けたらよいのでは。 委員 :企業への質問、企業側のニーズについて、聞いてみたいと思う。 委員 :企業側へ調査するのであれば、協力する。しかし、点字でアンケートに答えるのは大変なので、本当は、調査員がいるといいと思った。 委員 :障害の範囲、種別が幅広いので、どうやって声を拾うのか。年齢や性別だけでなく、     サンプルとして抽出するにあたり、どのように障害の個別性に対応するのか。非常に     難しい問題。当事者が答えるのか、親や介助者が答えるのかで聞き取り方が変わって     くる。そこで上手く個別性に対応してくるのは難しいだろう。 回収率だけ上がっても、実情とかけ離れてしまい、何のための調査なのか分からなくなってしまわないようにしていきたい。 委員 :知的障害については、調査の項目数や調査項目をわかりやすくする必要がある。サポート体制を確立させることが大切で、事業所等関係するところにも、アンケートの意味をきちんと伝えないといけない。 会長 :次回の推進会議で項目の細かいところについて議論を深めていくと思うが、前回調査の報告書にも調査票の項目が載っているので、出来れば確認していただきたい。     実際には調査員を置くことは難しいので、事業所や当事者団体に、調査の意義を十分     説明して、協力を得ることが必要。調査対象が増えているので、調査報告書が前回調     査より倍くらいの厚さになるのでは。膨大な量になり、分析するのが難しくなる。こ     れ以上調査対象を増やすのは難しいので、調査対象としてはこれが限度であると思う。 (5)その他     事務局より参考資料について説明 事務局:次回は、調査の対象者やアンケートの配り方、調査項目について、皆さんから頂いた意見を基に固めていく予定である。     意見については、意見提出用紙をFAXかメールで提出していただく。   ※ 審議経過の記載が2頁以上にわたる場合は、右肩にb付す。 会議の結果 ・会長、副会長の選出   田中委員が会長に選出、大塚委員が副会長に選出 ・会議の傍聴・会議録について   会議、会議録は公開とすることに決定 提出された資料等 資料第1号   豊島区障害者・障害福祉・障害児福祉計画推進会議 設置要綱 資料第2号   豊島区障害者・障害福祉・障害児福祉計画推進会議 委員名簿 資料第3号   障害者・障害福祉・障害児福祉計画推進会議概要 資料第4号   豊島区障害者・障害福祉・障害児福祉計画推進会議 検討スケジュール(案) 資料第5号   豊島区の障害者の現況 資料第6号   平成28年度 障害者等実態・意向調査の実施状況 資料第7-1号  令和元年度 障害者等実態・意向調査実施概要(案) 資料第7-2号  令和元年度 障害者等実態・意向調査項目(案) 参考資料    ・第1回豊島区障害者・障害福祉計画推進会議に 対するご意見等の提出について         ・豊島区手話言語の普及及び障害者の多様な意思疎通の 促進に関する条例(わかりやすい版)リーフレット その他 委員より、手話通訳を見ながら資料を見るのが大変なので、次回からパワーポイント等で資料の提示をしてほしいという要望があった。