会議録 附属機関又は会議体の名称 第5期第1回豊島区障害者地域支援協議会 事務局(担当課) 保健福祉部障害福祉課 開催日時 平成28年7月6日水曜日 18時30分から20時30分 開催場所 豊島区役所本庁舎5階 507・508会議室 議題 1.委員委嘱 2.会長、副会長選出 3.傍聴、会議録について 4.議事 (1)第5期豊島区障害者地域支援協議会について (2)豊島区障害者権利擁護協議会について (3)専門部会からの報告について @相談支援部会 A就労支援部会 (4)意見交換 (5)その他 公開の可否 会議 公開 傍聴人数 8人 会議録 公開 出席者 委員 田中英樹、城田晴夫、安井敦子、徳光昌代、礒アたか子、近藤友克、近藤淳、初瀬勇輔、木村泉、田中道子、儀武直樹、小林純子、山形晋也、田中慎吾 オブザーバー 心身障害者福祉センター所長、健康推進課精神保健担当係長、障害福祉課就労支援グループ係長、障害福祉課障害者在宅支援グループ係長 事務局 障害福祉課長、障害福祉担当係長、障害福祉課主事 審議経過 1.委員委嘱 委嘱状交付 委員自己紹介 2.会長、副会長選出 委員の互選により、田中英樹委員が会長に選出される。 会長の推薦により、城田晴夫委員が副会長に選出される。 3.傍聴、会議録について 傍聴を認め、会議録は公開とする。 4.議事 (1)第5期豊島区障害者地域支援協議会について 事務局より資料第1〜3号について説明。 (2)豊島区障害者権利擁護協議会について 事務局より資料第4〜7号について説明 ⇒権利擁護協議会の設置について承認される。 (3)専門部会の報告について @相談支援部会 部会長より資料第8・9号について報告。 ・障害者が何か困ったときに一番先にどこに相談するか、その手づるが必要である。各事業所の能力や活動、対象等を互いに把握し、全体でスキルアップを図り一つの形としていく事で、当事者が中心のつながりが生まれ、しっかりとサービスが提供される。この流れである「つながるネットワーク」の構築について、対象や仕掛け等具体的に部会で検討していく。 ・「つながる」というテーマの中で、成果物についてはどのように検討していくのか。 ⇒成果物を作ることだけを目的とするのではなく、部会での検討を積み上げていく中でハード・ソフト問わずとも成果物を検討していきたい。 ・災害時の援護体制について、民生委員の方を含んだ地域連携の在り方は協議されたのか。 ⇒別の会議体で協議する場があり、その動きを踏まえて検討したい。 区の施策としては防災条例の改正があるため、災害時要援護者名簿の枠組みや避難行動要支援者や要配慮者等の改変についても今後具体的に示していきたい。 ・災害時要援護者名簿の取り扱いが各町会によって差が出ているようだが、名簿の活用については各町会長の判断に全て任せているのか。 ⇒名簿を持っているのは基本的には町会長であるが、その他は個人情報の為限定的である。その為取扱いが町会によって異なる。 ・名簿の取扱いについて行政指導を行うのはどうか。 ⇒前回の名簿作成時は活用については町会の裁量に任せていたので、今後活用について防災危機管理課が中心となり検討していくだろう。少なくとも、先進的取り組みを行う町会等の紹介はできるのではないだろうか。 A就労支援部会 部会長より資料第10・11号について報告。 ・第4期で収集した情報を元に、第5期では具体的な仕組みや施策を決定していく。 ・福祉的就労については大きく2点ある。1点目はソーシャルファームの取組みにより、障害者だけでなく様々な就労困難者の働く場の創出を目指す。次回の部会ではまず10月8・9日に開催される「ソーシャルファームジャパンサミットinつくば」の報告を行う。2点目は、工賃向上について、共同受注窓口の設置の必要性について今年度中に見極める。 ・一般就労については、定着就労に繋げる仕組みとして、超短時間雇用のような新しい雇用の創出の試みを実現する。 ・精神障害者の就労が増え将来的に法定雇用率にもカウントされるであろうが、第5期会としては雇用支援のノウハウをどのように浸透させていくのか。 ⇒具体的な方策はこれからであるが、情報提供として、特に雇用定着に関して、障害をオープンで行かれる方であればハローワークや支援機関のバックアップを受ける事ができるが、実際はクローズで行かれる方が多く、クローズでは優遇措置やサポートを受ける事ができない。健常者と同様の働きを求められるという事からストレスが大きく関わり早期離職に繋がっていると思われる。 ・精神障害について、企業や学校は合理的配慮やその意識付けについてどのように考えているのか、理解されているのか。 ⇒障害者の就職の場合は人事担当の印象によっても大きく変わる。特に精神障害については、企業によっては精神の方の印象でNGを出す所も多い。個人の特性や能力ではなく、障害の種類や度数のイメージから判断された雇用となっている事が問題であり、これを覆していかなければならない。また、合理的配慮については、身体での例示は多くあるが、精神に対してはほとんどない。合理的配慮を考える際に、過重な負担と差別という視点を踏まえた上でケースを積み上げていきたい。 (4)その他 次回は平成28年9月13日火曜日午後6時30分から開催する。 会議の結果 決定事項 1.会長、副会長選出 会長に田中英樹委員、副会長に城田晴夫委員が就任 2.傍聴会議録について 傍聴については認める 会議録は要旨で作成し公開とする。 提出された資料等 資料第1号 第5期豊島区障害者地域支援協議会 委員名簿 資料第2号 豊島区障害者地域支援協議会 設置要綱 資料第3号 豊島区障害者地域支援協議会 概要 資料第4号 豊島区障害者権利擁護協議会 概要 資料第5号 豊島区障害者権利擁護協議会 委員構成 資料第6号 豊島区障害者地域支援協議会 権利擁護協議会関連図 資料第7号 豊島区障害者地域支援協議会 スケジュール(案) 資料第8号 相談支援部会 会議録案 資料第9号 相談支援部会 委員名簿 資料第10号 就労支援部会 会議録案 資料第11号 就労支援部会 委員名簿 その他 ・次回は平成28年9月13日火曜日午後6時30分から開催する。