平成29年度 障害者差別解消に関する取組み(案) 1 会議 (1)障害者権利擁護協議会 第1回 8月24日 ○平成29年度障害者差別解消法に関する取組みについて(案) ○障害者差別解消の推進に関する課題について ○意見交換他 第2回 2月上旬 ○障害者虐待防止支援事業について ○障害者差別解消法に関する相談事例について ○意見交換他 (2)庁内検討会議 第1回 6月22日 ○障害者差別解消法に関する取組みについて報告及び、今後のスケジュール ○視覚障害者に対する区の郵便物の点字対応について 2 周知啓発事業 (1)区民向けイベント   タイトル:笑顔でつながるまち・としま 〜広げようこころのバリアフリー〜   日時:平成29年7月11日(火)午後12時30分〜3時30分   会場:区役所本庁舎1階 センタースクエア 目的 @障害者差別解消法が施行されて1年が経過した現在、改めて周知啓発事業を実施することで、共生社会の実現に何が必要なのかを考える機会を設ける。 A「障害者の安全」対策の取組みの一環である「障害者サポート講座」を実施し、区民等が街中で困っている障害者を積極的に手助けできるよう、簡易な支援方法や障害特性を学ぶ機会を提供し、“こころのバリアフリー”推進を目指す。   内容:・パネル展示(ヘルプマーク・ヘルプカード・防災・区内の障害者施設紹介)       ・障害者の安全(セーフコミュニティ)についてまち歩きのDVD放映      ・車椅子・ブラインドウォーク体験      ・障害者への手助け方法のミニ講座      ・障害当事者によるパフォーマンス      ・当日来場者へのイエローリボン(障害者権利条約シンボルマーク)、記念品の配布  来場者数:162名  関係者数:講師(講座)3名、講師(体験)4名、ライブ出演14名、手話通訳2名、職員2名 (2)職員研修    日時:平成29年10月5日(木)午後2時〜4時    対象:各課1名    内容:障害者への不当な差別的取扱いと合理的配慮について       区職員として求められる対応について    講師:毎日新聞論説委員 野澤 和弘 氏    その他:研修参加者には「障害者差別解消推進員」としてイエローリボンバッジを配付する。 【参考】   ・区議会議員を対象とした障害者差別解消法に関する勉強会    日時:平成29年7月28日(金)13:30〜15:30    会場:議員協議会室    講師:尾上浩二 氏(内閣府障害者施策アドバイザー)    テーマ:障害者差別解消法について        差別解消推進への議会としての関わり方について   3 区からの通知の点字化サービスの実施に向けた取組み  (1)経緯    これまで、区からの通知については視覚障害者に対しても活字がほとんどであり、その内容については、家族や第三者に代読してもらう必要があった。しかし、特に個人情報に関する文書については、第三者を介する代読ではなく点字により自分で確認したいという要望を受け、視覚障害者の情報アクセシビリティの向上のため、庁内で点字化サービスの実施に向けた検討を進めている。  (2)豊島区の視覚障害者の現状    視覚障害による身体障害者手帳所持者数(28年3月31日現在) 628人    うち点字が読める視覚障害者数(推計) 143人    ※平成28年度 障害者等実態・意向調査より     視覚障害者のうち点字が読めると回答した割合 22.8%(n=92)  (3)今後の取組み予定    ・点字化についてのニーズ調査(調査票・当事者ヒアリング等)    ・点字化の方法についての検討    ・点字化する文書の検討