平成28年度 都内における障害者虐待の状況【概要】(平成28年4月1日から平成29年3月31日まで) 1 相談・通報・届出の状況 ○相談・通報・届出件数 養護者による障害者虐待:308 障害者福祉施設従事者等による障害者虐待:170 使用者による障害者虐待:51(91) 合計:529(569) ○虐待を受けたと判断された事例数 養護者による障害者虐待:101 障害者福祉施設従事者等による障害者虐待:21 使用者による障害者虐待:37 合計:159 ※「障害者福祉施設等従事者による障害者虐待」及び「使用者による障害者虐待」の「虐待を受けたと判断された事例数」は、都内の施設・事業所等に関する事例をさす。 ※「養護者による障害者虐待」及び「障害者福祉施設従事者等による障害者虐待」について ・「相談・通報・届出件数」は、区市町村及び都における受付件数であり、同一事例について重複 している場合がある。 ・「虐待を受けたと判断された事例数」は、平成27年度中に相談・通報・届出を受け、平成28年度 に虐待と判断した事例を含む。 ※「使用者による障害者虐待」・「相談・通報・届出件数」は、区市町村及び都における受付件数であり、同一事例について重複している場合がある。 なお、カッコ内の件数は、平成28年度中に東京労働局において直接把握し た案件も含んだ件数をさす。 ・「虐待を受けたと判断された事例数」は、東京労働局において直接把握した案件も含んだ「相談・通報・届出件数」91件のうち、平成29年12月現在、虐待と判断している事例をさす。 2 虐待を受けたと判断された事例における虐待の種別・類型 ○身体的虐待 養護者による障害者虐待:71 障害者福祉施設従事者等による障害者虐待:13 使用者による障害者虐待:4 合計:88 ○性的虐待 養護者による障害者虐待:1 障害者福祉施設従事者等による障害者虐待:2 使用者による障害者虐待:0 合計:3 ○心理的虐待 養護者による障害者虐待:29 障害者福祉施設従事者等による障害者虐待:7 使用者による障害者虐待:8 合計:44 ○放棄・放置(ネグレクト) 養護者による障害者虐待:22 障害者福祉施設従事者等による障害者虐待:1 使用者による障害者虐待:0 合計:23 ○経済的虐待 養護者による障害者虐待:28 障害者福祉施設従事者等による障害者虐待:4 使用者による障害者虐待:30 合計:62 ※1つの事例について、複数の種別・類型が存在している場合があるため、合計は「虐待を受けたと判断された事例数」と一致しない。 平成28年度 都内における障害者福祉施設従事者等による障害者虐待の状況(平成28年4月1日から平成29年3月31日まで) 【障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律第20条の規定に基づく公表】 1 相談・通報・届出の状況 相談・通報・届出件数:170 虐待を受けたと判断された事例数:21 ※「相談・通報・届出件数」は、区市町村及び都における受付件数であり、同一事例に   ついて重複している場合がある。 ※「虐待を受けたと判断された事例数」は、都内の施設・事業所に関する事例である。 2 虐待を受けたと判断された事例における虐待の種別・類型 身体的虐待 13 性的虐待 2 心理的虐待 7 放棄・放置(ネグレクト) 1 経済的虐待 4 ※1つの事例について、複数の種別・類型が存在している場合があるため、合計は   「虐待を受けたと判断された事例数」と一致しない。 3 虐待があった障害者福祉施設等の種別 障害者支援施設 5 生活介護 2 就労継続支援B型 5 就労移行支援 1 共同生活援助 6 放課後等デイサービス 3 ※「虐待を受けたと判断された事例数」と一致しない。 4 虐待を行った障害者福祉施設従事者等の職種 管理者 4 看護職員 1 生活支援員 10 世話人 2 保育士 1 児童発達支援管理責任者 1 その他 7 ※「その他」における主な内訳は、介護福祉士3件、精神保健福祉士1件、サービス介助士   1件であった。 5 都が講じた措置(平成29年12月時点) 施設に対する指導 12 報告等徴収 4 ※1つの事例について、複数の措置が講じられている場合があるため、合計は「虐待を   受けたと判断された事例数」と一致しない。