全6ページ 1ページ目はじめ 別記第1号様式(第7関係)会議録 附属機関又は会議体の名称 豊島区障害者権利擁護協議会 事務局(担当課) 障害福祉課 開催日時 令和元年 8月21日水曜日 18時半から20時半 開催場所 豊島区役所本庁舎8階 807、808会議室 議題 (1)平成30年度豊島区の障害者差別解消に関する取組みについて (2)令和元年度豊島区の障害者差別解消法に関する取組みについて (3)障害者差別解消の推進に向けた今後の課題 (4)「豊島区手話言語の普及及び障害者の多様な意思疎通の促進に関する条例」の成立について (5)その他 公開の可否 会議 一部非公開 傍聴人数 3人 その理由 個人情報保護のため 会議録 一部非公開 その理由 個人情報保護のため 出席者 委員 田中英樹・井村華子・内田暁彦・羽鳥乃路・田中幸彦・吉田英昭・松本伸子・徳光昌代・垣沼有紀子・長谷川則之・小宮山芳人・岡泉美和子・坂本晃治・安田容子・大竹宏和・川島外志美・向谷地宣明・渡邊功・鈴木崇弘、山田さつき(高井洋代理) その他 保健福祉部長、防災危機管理課治安対策担当課長、高齢者福祉課長、障害福祉課長、障害福祉サービス担当課長、 事務局 障害福祉課担当係長、心身障害者福祉センター所長、障害福祉課担当主事 1ページ目おわり 2ページ目はじめ 審議経過 1 委員委嘱 新規委嘱委員就任の報告 委員自己紹介 2 傍聴の確認 会議、会議録は原則公開とすることに決定。但し、個人情報を取り扱う際は、この限りではない。 本会議の傍聴申込3名あり、個人情報を取り扱う案件を除いて傍聴を許可する。   3 議事 1)平成30年度豊島区の障害者差別解消に関する取組みについて 資料第3号、資料第4号-1、2により説明 委員:障害者サポート講座について、来場者の来る時間帯はどのような時間で行い、来場者はどのような人が来ているのか。サポート講座が開かれる経緯はどのようになっているのか。 事務局:サポート講座については、区民ひろば所長会にて提案され、区民ひろばのプログラムに組み込まれており、その内容によって講師を迎えている。それによって、開催される曜日が異なり、平日もあれば土、日曜日に行われることもある。来場者について、主に会場となる区民ひろばの利用者や、参加される民生委員の方々へのお声がけによって参加される方もいる。年齢層については、若い層の参加は少ない状況である。 委員:障害者差別に係る相談件数について、5件というのは少ないのか多いのか。また、相談ある方は、来庁と電話のどちらでされるのか。 事務局:障害福祉課に伝えるのはそれなりのものを持っている状況で、気軽に相談してくる、ところまではなっていない。今後は窓口の周知をしていき、今より相談者の声を広く受け取れるようアンテナをひろげていきたいと考えている。相談については、来庁2名、そのほかの方が電話、またはメールでの対応後、来庁される方もいる。 委員:イエローリボン啓発等を、学校関係でもやるといいのではないだろうか。 2ページ目おわり 3ページ目はじめ 事務局:一般に向けた啓発や、区で職員が着用などを行っている。学校に向けた取り組みについて、関係機関との相談・検討をする。 委員:周知・啓発事業のDVDについて、配布のほかどのような活用をしているのか。 事務局:区民ひろばでのサポート講座での上映活用。その他は今後推進していきたい。 会長:相談の経路について記録をとっていただきたい。また、活用は大事なので、今後もフォローしていただきたい。 事務局:(活用について)折を見て確認など声掛けをしていきたい相談経路については、記録は取ってあるので、表記について工夫して追記していきたい。 2)令和元年度豊島区の障害者差別解消法に関する取組みについて 資料第5号により説明 委員:工事現場の周辺に入った時に、白杖の人を見て現場の人から、「足がお悪いのですか?」と聞かれたことがあった。白状について知らなかったらしい。小学校で福祉の授業を4年生からしているらしいが、白杖のことを知らない小学生が多い。 点字はもちろん、白杖にはどのような意味があり、何のために持っているのかを教育してほしい。 事務局:白杖について、一般に向けた対応として広報としま6月1日号でも紹介をしている。 情報提供をしながら、今後は教育委員会へも情報提供を行い周知啓発し、協力連携をしていく。 委員:サポート講座について、開催は平日が多い。働いている人で講座に興味があっても、平日では参加ができない。土日開催を増やしてはどうだろうか。 事務局:サポート講座の夜間、土日などの開催について、講師や職員の配置も含めて、今後関係部署と検討を行う。 3ページ目おわり 4ページ目はじめ 委員:障害者差別に係る相談件数について、去年度に比べて8件から5件へ相談件数が減っている。相談をしなくてもよくなっているのだろうか。障害者は窓口を利用できるように、周知はされているのだろうか。 事務局:相談件数については、昨年、今年と件数が少ないので、比較をすることはできない。身近に相談ができる様に、団体を経由した当事者への周知、広報やホームページ等、身近な状況で意見が聞けるような対応で通知が行き届くよう検討したい。 委員:UDトークを導入されたとのことですが、まだレベルが低いと思っている。なぜそれを選んだのか。 事務局:UDトークは予算、区内で使用しやすいもの、ということから選んだ。UDトークの評価に応じて、今後その結果等を加味しながら、検討していきたい。もし有用な情報などありましたら、提供いただけたらありがたい。 委員:手話言語の普及及び障害者の多様な意思疎通を含めての条例は初めてと言っているが、失語症に対する支援の配慮がまだできてないのでは。サポート講座等で失語症も扱い、支援について説明をしていただきたい。職員向けの事業の中で失語症のことも取り扱ってほしい。 事務局:失語症に対する配慮について、イエローリボン通信での失語症についての掲載のほか、失語症、高次機能性障害のケア・理解という一般向けの事業を心障センターでやっている。PRをもっと行っていく。区の職員向け講座では、窓口職場の方に失語症向けの体験型研修を実施している。 委員:白状については道路交通法21号で取り上げられるようになった。区の方でも周知し、サポート講座などで紹介してほしい。 委員:失語症の意思疎通支援者の育成が行われている。予算をつけて支援者を派遣できるように対応してほしい。サポート講座でも支援者を派遣していただきたい。 事務局:講演会や団体の集まり等で協力をしていただき、感謝している。今後どのように進めていくかについては、話し合いをしてきたいと思う。 4ページ目おわり 5ページ目はじめ (3)障害者差別解消の推進に向けた今後の課題 資料第6〜7号により説明 委員:点字利用希望者26名とのことについて、身体者障害手帳の所持者が617名、その内1〜3級は375名と比べて、少ないのではないか?他の多くの人は何を希望しているのか。把握していることがあれば教えていただきたい。 委員:PCでExcelやWordのテキストなどを読み上げる専用ソフトがある。その他にスマホのアプリでは、カメラで写真をとると、内容を読み上げるものがある。50代以下は、ほとんどそのようなものを活用しており、そのほうが便利である。70代以上の方はテレビや代読、対面朗読などを利用しているのではないだろうか。 事務局:区からの書類には音声コードの貼付けや切り欠き加工をいれ、アプリを使って読み上げをできる様にする等、印刷物に工夫をしている。また、点字を必要としている方や、代読を利用している方もいるので、できる範囲で当事者の方にも聞きながら進めている。 (4)「豊島区手話言語の普及及び障害者の多様な意思疎通の促進に関する条例」の成立について 資料8号により説明 委員:9月21日のイベント紹介。豊島区東アジア文化都市パートナーシップ事業の一つとして、小学4年生を対象として土曜学習を椎名町小学校で行う。初心者向け手話や、来年のオリンピック、パラリンピックを目指して国際手話も行う。 会長:本日の会議についての意見等について、9月11日までにお送りいただき、後日活用していただきたい。 次回の予定についてはどうなっているのか。 事務局:次回の日程は令和2年2月中旬を予定している。詳しい日程は追って案内、相談させていただく。 5ページ目おわり 6ページ目はじめ 提出された資料等 資料第1号  「豊島区障害者権利擁護協議会」委員名簿 資料第2号  豊島区障害者権利擁護協議会設置要綱 資料第3号  平成30年度障害者差別解消に関する取組み(報告) 資料第4号-1 平成30年度障害者差別に関わる相談受付状況について 資料第4号-2 平成30年度 障害者差別に関する相談一覧 資料第5号  令和元年度障害者差別解消に関する取組み(案) 資料第6号  区からの郵送物への点字対応の検討結果について 資料第7号  点字化の取り組みについて(案) 資料第8号  豊島区手話言語の普及及び障害者の多様な意思疎通の促進に関する条例 参考資料   第1回豊島区障害者権利擁護協議会に対するご意見等の提出について その他 委員:豊島区障害者の全体像の資料が欲しい。 事務局:昨年度を集計中。2月には出すことができる。 委員:障害者差別関係の相談件数がやはり少ない。相談需要がまだまだあるはず。アウトリーチ等、工夫が必要。 委員:ワインの試飲の件、不当な差別かどうか微妙な案件ではあるが、差別として取り扱えない案件としてはいけない。表現を再考し、マニュアル等を検討、準備できるのか。 委員:白杖の件、基本的な所を共有数ために、区民全体への啓発活動が非常に大事であり、必要と感じた。 6ページ目終わり 以上