感染症を予防して夏を元気に過ごしましょう!(感染症トピックス)
夏かぜ
主な症状
- 咽頭結膜熱は、発熱、咽頭炎、結膜炎が主な症状です。プールを介して流行することから「プール熱」とも呼ばれています。
- ヘルパンギーナは、突然の高熱、口腔内の水疱や発赤が特徴的な症状です。
- 手足口病は、口の中、手、足を中心に出る水疱性の発疹が主症状です。
予防と対策
手洗いをしっかり行ない、ほかの人とのタオル、ハンカチの貸し借りは避けましょう。夏かぜには特効薬がなく、ウイルスが体内からなくなるのを待つしかありません。安静を保ち、栄養と水分を補給し、無理をしないことが大切です。
蚊媒介感染症
デング熱、ジカウイルス感染症など多くの種類があります。
蚊媒介感染症の多くは海外で発生しているため、流行地へ渡航する場合は予防対策を徹底してください。
主な感染症
- デング熱、チクングニア熱は、突然の発熱、頭痛、関節痛、発疹などがみられます。
- ジカウイルス感染症は、一般的にデング熱、チクングニア熱より軽症といわれていますが、妊娠中の感染と胎児の小頭症や、感染後の神経障害発症との関連性が報告されており、注意が必要です。
予防と対策
蚊に刺されないようにすることが最も大切です。予防対策として長そでシャツ、長ズボンを着て、素足にサンダル履きはやめましょう。肌の露出する部分にはディート(DEET)などの有効成分を含む虫よけ剤を使いましょう。
国内・国外で流行している感染症(最新情報、国別感染症情報など)
東京都感染症情報センターのページへ(新しいウィンドウで開きます)
国立感染症研究所感染症疫学センターのページへ(新しいウィンドウで開きます)
- 海外で流行している感染症(最新情報、国別感染症情報など)
厚生労働省検疫所のページへ(新しいウィンドウで開きます)