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空き家のオーナーと空き家を使って地域貢献事業を展開したいNPO法人等を区がマッチングしたケース。
NPO法人ピッコラーレ事務局長
小野晴香さんの声
安心して過ごせる居場所がない妊婦に、宿泊も可能な居場所を提供するための物件を探していたところ、同じ豊島区で活動しているNPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークさんのお力添えをいただき、空き家利活用事業を通して希望通りの物件と出会うことができました。この事業では、区がオーナーさんとの間に入って業者選定や費用負担に関して調整してくれたため、安心かつスムーズに話し合いが進みました。リフォームでは、壁紙や床の素材やデザインなど、自分たちの細かい要望を反映することができ、若い妊婦の方がここに居たいと思ってくれるような安心で心地のよい空間づくりができました。
【NPO法人ピッコラーレ】
「『にんしん』をきっかけに、誰もが孤立することなく、自由に幸せに生きることができる社会」の実現を目指し、妊娠にまつわるすべての「困った・どうしよう」に寄り添うことをミッションに妊娠葛藤相談、研修、白書制作、そして居所のない妊婦のための居場所づくりの活動に取り組んでいます。
NPO法人ピッコラーレhttps://piccolare.org/contact/form/
改修前 改修後
トキワ荘マンガミュージアムの目の前にある空き家を活用して、地域に開かれたブックカフェをオープン。空き家が増えてきた南長崎ニコニコ商店街に活気を取り戻すために、商店街会長自ら活用に踏み切ったケース。
ふるいちトキワ荘通り店の大家さん
小出幹雄さんの声
もともと私はトキワ荘関連のグッズを販売するショップをオープンする予定で、この場を使ってお店を出したい民間事業者と行政と私の3者の思いが合致したためこの制度を活用することになりました。また、この辺りは空き家が多いため、率先して空き家活用のモデルを作りたかったという思いもあります。制度を利用してよかったことは、区に資金的に援助してもらえたため実験的な店舗を作ることができたことです。さらに活用事業者と協力してデザインをおこなうことで、コンセプトもより明確になりました。地域の人にはまずこの場所を見て知ってもらい、より広く制度が使われていけばと思います。
【ふるいちトキワ荘通り店】
トキワ荘マンガミュージアムに隣接した立地を活かし、トキワ荘に関連する新刊図書、古書、雑貨商品などを販売しているブックカフェ
◇住所…南長崎3丁目9-21
◇営業時間…平日/午前11時~午後6時、土・日曜日、祝日/午前10時~午後6時
◇休館日…月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
ふるいちトキワ荘通り店☎03-3951-4560
改修前 改修後
オーナー自ら空き家を改修して活用に踏み切ったケース。こうしたケースも補助金の対象となる場合があります。
「里葉」オーナー兼事業者
坂下睦子さんの声
伯母の住んでいた家が空き家になったので、「Book&Gardenカフェ 里葉」にリノベーションいたしました。顔の見える人との繋がりがどんどん希薄になり、孤立が社会問題となっている現代、人が繋がる場所があったらいいのでは、と思ったからです。カフェは金曜、土曜のみ営業で、あとはスペースを活用したり、イベントを行っています。オンラインでなんでもできる世の中ですが、いろいろな人が技術やアイデアを持ちよって、繋がりや笑顔が生まれる場所になっていけたらと思っております。ぜひいろいろなアイデアをお寄せください。
今回、豊島区の空き家活用事業を使わせていただき、大変助かりました。これからもこの制度で空き家が生まれ変わればいいなと思っております。
【里葉】
空き家を利用して、「人とのつながりを生む 本と庭のある場所 里葉」
◇住所…北大塚3-7-1
◇営業時間…カフェ:金・土曜日/午前10時~午後5時、シェアスペース:月~木曜日/午前9時~午後8時
☎03-5980-7664
改修前 改修後
関連リンク
お問い合わせ
電話番号:03-3981-2655