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豊島区では、平成23年4月に池袋駅西口駅前広場の植物維持管理について、地元の団体であるNPO法人ゼファー池袋まちづくりと維持管理協定を締結しました。現在は、役割分担にしたがい協働で維持管理を行っています。
管理(花柄摘み、枯葉摘み、水やり、清掃等)(毎週)
植栽管理講習会(必要時)
緑色の腕章が活動者の目印です。緑色の腕章をしているひとにお声がけください。
注)活動内容等、詳しくお知りになりたい方は、下記のリンクをご覧ください。
NPO法人ゼファー池袋まちづくり(新しいウィンドウで開きます)
モザイカルチャーは、人、動物、風景などの形を金属のフレームで作り、土を入れ、花や草を植え込んだものです。池袋駅西口駅前には3体のモザイカルチャーがあります
左:えんちゃん父、中央:えんちゃん、右:えんちゃん母
えんちゃん親子は年2回程度「衣替え」(おなか部分の植え替え)をします。おしゃれなえんちゃん親子のおなか部分に注目してください。
えんちゃん父おなかの植え替え
平成23年4月に誕生したモザイカルチャーえんちゃん親子は、こんなにまるまると成長しました。太った姿も微笑ましいですね。
(竣工時)竣工当初のえんちゃんは若い毛並(2018年冬)約7年経過後のえんちゃんはふさふさした毛並
池袋駅西口駅前は、平成20年に約40年ぶりの大改造で花あふれる駅前空間にリニューアルしました。季節ごとの花々をお楽しみください
地元団体で年3回植え替え、管理している「三角花壇」
針葉樹を刈り込んで作った人型トピアリーが花壇内にあり、駅前広場にいらっしゃるみなさんをお迎えしています。
人型トピアリー
「モザイク」と「カルチャー」から作られた造語です。モザイカルチャーは、人、動物、風景などの形を金属のフレームで作り、土を入れ、花や草を植え込んだものです。
元々はフランスの技法で、決められたデザインにしたがって緻密に草花を植え込む手法が原型と言われており、このような手法が発展し、自由な造形と草花の美しさで豊かな表現力が特徴の立体的大型造形「モザイカルチャー」ができあがりました。
1998年にカナダのモントリオール市で国際モザイカルチャー委員会が設立され、3年に一度世界博覧会が開催されています。2009年第4回世界博覧会は、静岡県浜松市で開催されました。
池袋駅西口駅前広場は、約40年ぶりに大改造されました。この改造を計画するに際し、地元の方々からもシンボルかつ憩いとなるものが欲しいという意見を多くいただきました。地下の構造物などが多い駅前で、何ができるかを区としても苦慮していたところ、地元から日本ではまだ新しい緑化手法文化で地面の乏しい都市部でも可能な「モザイカルチャー」の提案がありました。
当時、ちょうど「浜松モザイカルチャー世界博2009」が開催されており、実物を見て検討した結果、設置を決定しました。
モザイカルチャーは、「環境都市としま」の玄関口で、区の緑化への取り組みをPRするとともに、環境啓発の役割を担っています。
「えんちゃん」は、「みんなのえんがわ池袋」という商店街の空き店舗を利用した交流広場で生まれたふくろうのキャラクターです。「えんちゃん」の名前は、えんがわの「えん」と、人と人の縁の「えん」から付けられました。そこから生まれる人と人とをつなぐ「ハート」は、「えんちゃん」の足に意味が込められています。
「えんちゃん」を通じて、「人と人とがつながる温かい池袋を目指したい」という地元の方々の思いが、モザイカルチャーになりました。
お問い合わせ
電話番号:03-3981-4879