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「暮らし×気象」コラム vol.8 「静電気を防ぐ服の組み合わせとは?」

豊島区に本社を置く日本気象協会には、気象・環境・防災のプロフェッショナルが集っています。今回は、冬のおしゃれを快適に楽しむための「服の組み合わせ」について、気象予報士が解説します。

冬の重ね着と静電気

服と服、また、服と体の間に空気の層ができることで暖かくなるため、冬の寒さ対策には重ね着が効果的ですね。ただ、服と服が触れ合うことで摩擦が生じると発生するのが静電気です。
関東など太平洋側では、冬は空気が乾燥するため静電気が発生しやすく、セーターを脱いだ時にパチパチ!となる経験をした人も多いと思います。

衣類にはマイナスとプラスの電気を帯びる素材がある?

衣類は電気を帯びていて、素材によってマイナスの電気を帯びやすいものとプラスの電気を帯びやすいものがあります。マイナスの電気を帯びやすい素材としては、アクリルやポリエステルなどがあります。冬によく着られるフリースはポリエステルの起毛素材なのでこちらのグループです。一方、ナイロンやウールはプラスの電気を帯びやすい素材です。同じ電気を帯びやすいグループ同士は静電気が起きにくいといわれています。ですから、静電気の発生を防ぐには、服の素材をみて、マイナスとマイナス、プラスとプラス、それぞれ同じグループを組み合わせることがポイントとなります。

静電気が起こりにくいコーディネイト

実際に、静電気を防ぐコーディネイトについて、一例をご紹介したいと思います。
上のイラストの左側はマイナスのグループ同士を合わせたコーディネイトです。暖かいポリエステル素材のボアコートの中には、アクリル素材のニットワンピースを合わせてみましょう。右側はプラスのグループ同士を合わせたコーディネイトです。ウールのニットには同じウールのコートを羽織り、ナイロンのスカートを合わせてはいかがですか?
同じセーターでもウール素材かアクリル素材かを知るだけで、パチパチを防いで快適に着用できそうですね。いろいろな組み合わせで重ね着を楽しんでみてください。

おわりに…

素材の特性を知ることで、静電気の発生を少しでも防ぐことができます。寒い冬を暖かく、快適に過ごすために、天気予報のチェックと合わせて、重ね着のコツをぜひ参考にしてみてください。

日本気象協会 気象予報士・防災士
久保 智子

気象は私たちの生活の様々な場面に深く関わります。ちょっと得する豆知識や気象用語などについて分かりやすくお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

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更新日:2021年3月30日