ホーム > 区政情報 > 重点プロジェクト > 「わたしらしく、暮らせるまち。」を目指して~「女性にやさしいまちづくり」その先へ~ > みんなのスコープ - としまscope > としまの文化の灯を絶やさない!昨年開催された「としま文化応援プロジェクト」インタビュー

ここから本文です。

としまの文化の灯を絶やさない!昨年開催された「としま文化応援プロジェクト」インタビュー

bunka-interview12020年10月27日~11月30日にわたって開催された「としま文化応援プロジェクト」。
豊島区文化デザイン課が舵を取り、およそ1ヶ月もの期間さまざまなイベントを区内で行うことで、豊島区の文化を盛りあげました。
コロナ禍ということもあり実施には様々な苦労がありました。それと同時に、今後に活かせる発見もあったそうです。
今回は豊島区文化デザイン課の皆さんにお話をお聞きしました。

としま文化応援プロジェクトとは?

新型コロナウイルスの流行の中で、豊島区の文化の灯を絶やしたくない、文化を応援したい、という熱意から、およそ1ヶ月にわたる企画として開催された「としま文化応援プロジェクト」。
今回はプロジェクトの中心となって動いた「豊島区文化デザイン課」の小倉さん、栁下さん、武田さんにお話を伺います。

bunka-interview2

まず「文化デザイン課」というのはどういったお仕事をしている課なのか知りたいです

bunka-interview3

武田健さん(以下、武田)「なかなか聞かない名前ですよね(笑) そのままになってしまいますが、文化をデザインする課、つまり区内の文化事業を引っ張っていく役割が私たちです」

 

 

 

 

 

 

 

bunka-interview4

小倉桂さん(以下、小倉)ー「具体的には、豊島区内の文化の継承や育成を目的に、区立の劇場や郷土資料館の管理を行ったり、様々なイベントのプランを立てたりといった、区内文化の舵取りを行っているような課になります」

 

 

 

 

「新しい生活様式」に新たな可能性を感じた

「としま文化応援プロジェクト」の開催で苦労した点や工夫した点はありますか?

bunka-interview5栁下弥さん(以下、栁下)ー「まずコロナ禍でイベントを開催してもいいのだろうかという葛藤がありました。しかし自粛によって止まってしまった文化を絶やしたくないという思いがあり、どうにか場を作ろうということで決断しました。消毒や密を避けるといった感染防止対策はもちろん、オンラインも併用したりと新しい取り組みにもいろいろチャレンジしました」

プロジェクトの開催期間中はどういったイベントが行われましたか?

bunka-interview6

bunka-interview7

bunka-interview8

民俗芸能inとしま+plus まつりのおとがきこえる」(新しいウィンドウで開きます)イベントの様子 ©梁 丞佑

栁下ー「反響が大きかったのは”まつりのおとがきこえる”という、民俗芸能のイベントです。これは、公益財団法人としま未来文化財団設立35周年記念事業としても企画されました。本来行われるはずだった各地でのお祭り、そのお祭りの音である民謡や伝統楽器による演奏などを行ったのです」

武田ー「南は沖縄のエイサー、北はアイヌの踊り、さらに日本だけでなくアフリカのダンスなども上演されました。地元豊島区からは長崎獅子舞、冨士元囃子・寿獅子、御会式万灯練供養が”まつりのおと”で盛り上げてくれました。オンラインでの配信も行ったところ、たくさんの人が見てくれて、リアルでしか開催していなかった前年度よりも見てくれた人が増えたんですよ」

bunka-interview9 

「-あおのふるまい-池袋駅ストリートピアノ@JR大塚駅」で使用されたピアノは、美術作家の植田志保さんによってアートが施されています。 ©️Hiroshilshimori

栁下ー「”あおのふるまい”も反響がありましたね。大塚駅にストリートピアノを設置したんです。毎日誰かが弾いてくれてましたし、その様子がYouTubeで拡散されて。本当にたくさんの人に届いたと思います」

小倉ー「声を出してコミュニケーションをとることは難しい状況ですが、かわりに踊ったり演奏したりという”動き”や”音”での表現を中心に発信できたことはとても有意義でした。”新しい生活様式”が広がる中で、いろいろと制約も増えましたが、その分新たな可能性も感じました」

今回の企画を振り返っての感想はありますか?

小倉ー「このコロナ禍で”としま文化応援プロジェクト”を無事に開催することができました。それは感染防止対策をとったとか、オンラインでの実施を行ったとか、そういった私たち側の工夫だけではなくて、元々あった豊島区の文化の厚み、強みがあったからこそだと思います。豊島区を盛り上げたいというみなさんの気持ちがあって、押し上げてもらえたな、と感じますね」


文化を次世代に継承するために〜「としま文化の日」の制定〜

bunka-interview10

今回の企画は「としま文化の日」にあわせて開催されたそうですが、「としま文化の日」とは何でしょうか?

栁下ー「”としま文化の日”は豊島区独自の文化記念日です。これまで区が進めてきた文化によるまちづくりを次世代に継承するため、『Hareza 池袋』の幕開けである11月1日を記念日としました」

武田ー「11月1日から7日までが『としま文化推進期間』となります。この期間に記念事業を開催したりすることで、区民の方々と一緒に文化を盛り上げていきたいです」

「としま文化の日」の将来的な展望や目標はどういったものでしょうか?

栁下ー「まずは来年再来年、さらにその先と”としま文化の日”を繋げていきたいですし、その日に向けての各地域での文化のまちづくりを行っていきたいです。まだ先の見えない状況ではありますが、オンラインを活用した新しいやり方に気付くこともできたので、今後さらに新しく楽しいイベントの実施方法もいろいろ考えていけたらいいですよね」

武田ー「豊島区の”誰もが主役になれるまち”という理念は、SDGsの理念である”誰ひとり取り残さない”と同じ方向を向いています。豊島区は文化芸術が中心となったまちですから、よりそこにクローズアップしたまちづくりを行いたいです。そのためにも、豊島区の文化のシンボルでもあるこの”としま文化の日”を盛り上げていきたいと思います!」

 bunka-interview11
 

豊島区文化デザイン課の皆さん、ありがとうございました!

文:来馬涼子

 

としまscope掲載時の情報です(更新日とは異なります)。現時点の情報と異なる可能性がございますため、ご了承ください。

お問い合わせ

更新日:2021年3月30日