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としま会議[2019 APR]vol.38|ゲストスピーカーのお話を聞いてきました

日本あんこ協会 にしい あんこさん(日本あんこ協会 会長兼代表理事)

奈良県の出身で、幼い頃からあんこに親しみ、―「物心ついたころから、大きくなったらあんこになりたいと言ってました(笑)」と、軽妙な語り口で会場を沸かせた、にしいあんこさん。自身の会社で、マーケティングやブランディングのコンサルティング事業を手がけながら、《日本あんこ協会》(新しいウィンドウで開きます)を設立。全国規模で大好きなあんこの普及に力を注いでいます。

―「どの地域も、土産屋にはあんこ菓子が並んでいますよね。どこに行っても皆さんのそばにあるのがあんこなんです」と熱く語ります。現在約400名のあんこ愛好家で構成するあんこ協会。池袋に本部を構え、そのミッションは「あんこを通じて世界平和を実現する」と、実に壮大です。食べた人が思わず笑顔になるあんこの魅力は、一朝一夕では語りつくせないほどある――。にしいさんは、まだまだ知られていないあんこの可能性を様々な形で伝えています。

エステサロンAnkur、ムガルカフェ カーン江夏 未花さん(株式会社Ankur 代表取締役・セラピスト)

駒込に移り住んで5年になるというカーン江夏未花さん。2019年2月、駒込駅前徒歩1分の場所に念願のエステサロンAnkurをオープンしました。「Ankur(アンクル)」とは、ヒンディー語で「小さな種が芽吹いてどんどん伸びていく」という意味の動詞。何から何まで日本の慣習と異なるインドで得た体験が、カーン江夏さんにとって、子どもとの暮らし、そしてセラピストとしての指標となっています。

かつてはデザインの分野を学ぶ学生として、ものづくりに励んでいたカーン江夏さん。自身が制作したTシャツを売りさばけた喜びの最中にあるテレビ番組を目にします。番組で語られていたのは、「Tシャツを自由に手に入れられるのは、世界中の20%の人々。残りの80%は、Tシャツを買うお金があるくらいなら食べものを買わなければならない人々」という現実でした。―「その現実を知り、とにかく日本を出て勉強しようと思った」と自身のターニングポイントを振り返ります。

としマンガ・としアニメキャラバン 山内 康裕さん(マンガナイト 代表、東アジア文化都市2019豊島 マンガ・アニメ部門事業ディレクター)

今年、一際注目を集める《東アジア文化都市2019豊島》。展開する文化事業の一つ、「マンガ・アニメ部門」の事業ディレクターを務めているのが山内康裕さんです。子どもの頃から無類のマンガ好きだと語る山内さんは、税理士としての仕事のかたわら、マンガを介してコミュニケーションを生み出すユニット《マンガナイト》(新しいウィンドウで開きます)を結成。マンガをツールとする斬新な視点で、様々な企画を手がけてきました。

代表社員を務める《レインボーバード合同会社》(新しいウィンドウで開きます)では、マンガを軸に施設・展示・販促・商品等のコンテンツプロデュース・キュレーション・プランニング業務など、新たな価値の創出に力を注いでいます。共著「『ONE PIECE』に学ぶ最強ビジネスチームの作り方」「人生と勉強に効く 学べるマンガ100冊」などを代表作に、執筆家の一面を持つ山内さん。2018年には、文京区春日にギャラリーとカフェとを併設した新刊書店《マンガナイトBOOKS》(新しいウィンドウで開きます)をオープンし、マンガを片手に交流が図れる場づくりを試みています。

(Im)possible Baby 長谷川 愛さん(アーティスト・デザイナー、東京大学 特任研究員)

現代美術家、スペキュラティブ・デザイナー、バイオアーティスト、フェミニスト、そして東京大学特任研究員の肩書きを持つ長谷川愛さん。かつて、英国のRoyal College of Art、MIT Media Labで学び、「スペキュラティブ・デザイン」に出合いました。―「私たちが未来を想像するとき、現在から見て、いかにも起こりうる未来を思い描きがちです。でも実際はそうはならない。未来の見え方は暗闇を懐中電灯で照らすのと同じ。その可能性は、光が届かないところにも点在しているんです」

スペキュラティブ・デザインとは、未来に起こりうる様々な問題を提起し、多くの人にその問題を真摯に考えてもらうためのデザインです。社会に問いかける作品を制作し続けてきた長谷川さん。―「作品づくりの鍵は、その問題をいかに現実と紐づけて、多くの人にリアリティを感じてもらえるかにある」と力を込めます。その着想は、自身の体験の中で浮かび上がった戸惑いや葛藤がもととなっているのだそうです。

 

FRUITEST、Komons 有井 誠さん(株式会社Unsungs&Web 代表取締役)

「日本から世界に向けたCrafted in Japanブランドを創る」をミッションに掲げる《株式会社Unsungs&Web》(新しいウィンドウで開きます)代表の有井誠さん。伝統工芸や職人の技術をよりどころとするジャパンブランドが多く存在する中、それらとは一線を画し、日本のモノづくりの技術を活かしつつも、衣・食・住の様々な領域で、新たなライフスタイルを提案するブランドづくりを目指しています。

 

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更新日:2021年3月30日