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蚊媒介感染症について

蚊媒介感染症とは

蚊媒介感染症とは、病原体を保有する蚊に刺されることによっておこる感染症のことです。

主な蚊媒介感染症には、ウイルス疾患であるデング熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎、原虫疾患であるマラリアなどがあります。

日本脳炎以外は海外からの輸入感染症としてみられますが、海外との人の往来が新型コロナウイルス感染症流行前に戻っていますので、この夏は注意が必要です。

予防のポイント

ほとんどの蚊媒介感染症は対症療法が中心です。蚊に刺されないようにすることが重要です。

屋内では網戸やエアコンを使用し、蚊の侵入を防ぎましょう。屋外の蚊がいる場所で活動する場合は、長袖のシャツや長ズボンを着用し、できるだけ肌の露出を避けましょう(ただし、熱中症には注意しましょう)。露出した皮膚には虫よけ剤を使用してください。

また平常時から蚊の発生抑制に取り組むことも大事です。蚊の幼虫(ボウフラ)は小さなたまり水から発生します。身の回りのたまり水ができそうなもの(植木鉢の受け皿、空き缶、古タイヤ、バケツ、つまった雨どいなど)に注意し、たまり水ができないようにしましょう。成虫の生息に適した風通しの悪い草むらなどの草刈りも有効です。

日本脳炎は不活化ワクチンによる予防接種、マラリアは医師の処方による予防内服が有効です。

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更新日:2024年7月8日