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ダニ媒介感染症について

ダニ媒介感染症とは

ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに咬まれることによっておこる感染症のことです。

主なダニ媒介感染症には、つつが虫病、日本紅斑熱、マダニによっておこる回帰熱、ライム病、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎などがあります。多くはダニに咬まれてから数日から数週間以内に発熱や頭痛、筋肉痛、関節痛、全身倦怠感などの症状が現れます。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)では、意識障害や出血症状などが現れて重症化する場合があり、致死率は10~30%程度といわれています。

予防のポイント

マダニに咬まれないようにすることが重要です。マダニは、森林や草地など屋外に生息する比較的大型のダニです。屋内や住宅街、公園内などヒトの管理の行き届いた場所には、ほとんど生息していません。食品等に発生するコナダニや、寝具に発生するヒョウヒダニなど家庭内に生息するダニとは全く異なります。マダニは特に春から秋にかけては活動が盛んになるため、咬まれる危険性が高まります。

草むらや、やぶ、森林などマダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくすることが大事です。
服は、明るい色のもの(マダニを目視で確認しやすい)がお薦めです。虫除け剤の中には服の上から用いるタイプがあり、補助的な効果があると言われています。また、屋外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認して下さい。特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントです。

マダニに咬まれた場合は

マダニ類の多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血しますが、刺されたことに気がつかない場合も多いと言われています。吸血中のマダニに気が付いた際、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりするおそれがあるので、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。また、マダニに刺された後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい

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更新日:2024年12月3日