資料第3号 「今」と「これから」ワークショップ(相談支援部会) テーマ 生活 ご本人(今) ・グループホームは、自分の時間が取れないイメージ。 ・短期入所は、自分のペースでゆっくり過ごせる。 ・近場には一人で行ける。 ・親が高齢で会話が成り立たない。 ・相談できる人が身近にいない。 ご本人(これから) ・家で一人暮らしがしたい。 ・グループホームで生活をしたい。 ・周りの人はグループホームに行かせたいよう。 ・ヘルパーと外出してみたい。 ・一人でできる趣味を見つけたい。 ご家族(今) ・子どもが重度の障害者で、親亡き後に入れるGHがない。 ・重度の障害者の行き先は施設というイメージ。 ・体験をして一人暮らしをしている人もいる。 ・少しでも家事ができるように教えている。 ・コミュニケーションが難しいため、態度や表情から本人の意思を決めてしまっている。 ご家族(これから) ・親亡き後が心配。 ・65歳の壁があり、グループホームもそのまま利用できる保証がない。 ・子どもは自宅で1人暮らしをしたいと話しているが、親なき後に頼れる人が居るのか心配。 ・両親に何かあった時のために準備していきたい。 ・いずれは子どもと離れないといけない。 ・家の中でも笑いを大切にしたい。 関係者(今) ・住まいが安定することは生活の安心。 ・関われる期間が決まっている。 ・趣味や楽しみを作っていけるよう意識している。 ・性別の違いで、親子でも困ることがある。 ・親として心配やストレスが多く、相談に来ることも多い。 関係者(これから) ・本人と家族に、今後どうしていきたいかの話を聞く機会を作っていく。 ・好きなことができる環境を整えられるといい。 ・将来に向けて、親の生活に本人を合わせるのではなく、本人の生活リズムを作っておく。 ・多くの経験をしてもらう。 ・地域との関りを増やして、本人のことを知っている人を増やす(地域行事への参加)。 ・数人でも信頼できる人がいるといい。 テーマ 人間関係 ご本人(今) ・家族との関係が難しい。 ・一人でいると泣いてしまうこともあるが、一人でいたい。 ・人を見ながら、散歩をしている。 ご家族(今) ・知り合いから、子どもが他の人と楽しんでいる様子が聞けた。 ・異動や人手不足で、職員との信頼関係を築くのが難しい。 ご家族(これから) ・一人ひとりの良さを見つけたり、持っている力を伸ばしたりできると良い。 関係者(今) ・うまくいくように、相手の姿は自分の姿と思っている。 ・SNSトラブルが多い。 ・年下、部下への声掛けに悩む。 ・ワークショップに参加してくれたことがすごい。 関係者(これから) ・好きなことをできる環境を整えられるといい。 ・信頼関係をどのように構築していくのか大切。 テーマ 仕事 ご本人(今) ・仕事の時間が長くて疲れている。いつまで続くか不安。 ・楽しいので、ずっと通いたい。 ・家族にはなかなか自分の気持ちは言えない。 ご本人(これから) ・清掃が得意なので、(障害者雇用で)働いてみたい。 ご家族(今) ・以前はみんな同じ活動をしていたが、今は本人に合わせて個別の活動を取り入れてくれている。 ・今は本人の話をよく聞いてくれて、本人も受け入れている。 ・取り組んだこと(編み物)を、家でもしている。 ・週末に習い事(アートや陶芸)をしている。 ご家族(これから) ・習字を習わせたい。車いすで参加できるところがない。 関係者(今) ・全体で取り組む活動から、特性に合わせた個別の活動を行うように変わってきた。 ・障害者アートが注目されている。 ・作品の質が良くなり、はあとの木の販売も注目されている。 関係者(これから) ・販売先を広げたり、マーケティングに力を入れていく必要がある。 ・工賃の上昇は、利用者のモチベーションにつながる。" テーマ 健康 ご本人(今) ・コロナで長く入院して大変だった。 ・ニュースでコロナの報道が多く、不安になった。 ・日頃から健康に気をつけている(手洗いうがい、日々の体操、お菓子やジュースを我慢するなど)。 ご本人(これから) ・発作があり、起きないか不安。 ご家族(今) ・子どもがてんかん発作を起こして慌ててしまった。 ・コロナで施設にも色々な制限がかかり、大変だった。 ・子どもが手術した期間がコロナ禍で、面会できなかった。 ・更年期による身体の不調が以前よりも増えて、色々な所が痛いと言うようになった。 ご家族(これから) ・通所先でコロナになった人が出ると不安。 関係者(今) ・年末年始にインフルエンザが流行り、勤務調整が大変だった。 ・電車内でマスクをしない人も多くなり、感染症対策が不安。 関係者(これから) ・支えている家族が病気になると、本人を見られなくなり、本人も家族も不安。 ・グループホームは、1人でも感染症にかかると対策が大変(動き回って自分の部屋にいられない人もいる)。 テーマ 頼れる人 ご本人(今) ・一番は母で、妹にも頼ることはできる。 ・親身になってくれるヘルパーがいる。 ご家族(今) ・民生委員の方が家に来て色々な話をしてくれた。 ・近所の友達に何かあったら頼めるようにお願いしている。でも他人なので、親がしっかりしないといけない。 ・両親に何かあったらどうすればいいのか(近くの小学校やコンビニに助けを求めるなど)日頃から伝えている。 ・携帯を持たせて緊急の際に連絡を取れるようにしている。 ご家族(これから) ・家族に何かあった時、誰が本人を見るのか不安。兄弟に頼ることはできるが、日常的には難しい。 ・妹家族はいずれは同居しようと提案してくれている。 関係者(今) ・親が高齢になり、包括に相談したことで社協につながるケースが多い。 関係者(これから) ・仕事をしながら通える場所や使えるサービスがあるといい。 ・「もしもの時」に頼ってもらえる存在になれるように頑張りたい。 ・さくらんぼをみんなが使いたい時に使えるようにしたい。 ・必要な人には、緊急時登録を勧めている。