資料第5号 第二回拡大就労支援部会 報告 第一回拡大部会、第二回拡大部会と今年度2回開催をした(第1回9月26日、第2回2月19日)。 就労支援部会では今年度「就労という事自体を見直そう」と、一般就労や障害者就労、施設利用も含めて「就労である」という見解の基に当事者の声を聴く機会を作って来た。 第一回では「何故就労をしたのか」「就労をして何か意識が変わったか」等を中心に話を展開し、第二回では「何故就労が続いているのか」「あって良かったこと」「あったらいいと思うもの」などを聴いた。 そこで見えてきたもの ★お金も大切だが、生きがいになるような仕事も大切 ・お金だけじゃない働き甲斐が必要 ・必要とされることが重要 ・働く事自体が楽しい ・みんな色々な支援(社会資源)を上手く使い分けている ★自分の事を理解して欲しい ・自分で考え生きていっている(自分で決められる) ・ストレスになりそうなことは後回しにして考えないように対応している ・特性を理解した通訳のような人が居て欲しい ・家族とは違う支援者がありがたい ・通勤や仕事内容、働き方など自分に合った働き方をしたい ★働く環境で大切なのは「周囲の人」。どんな人かで大きく変わってくる ・みんなが支えたり支えられたりしていると思う ・制度や仕組みの前に「どんな人か」が重要 ・短時間正社員のような働き方があるといい ・スタッフは障害への理解があり、信頼や安心がある *働き方についても、ただ一般就労だけでなくA型、B型、地活含め多様なはたらきかたがあり、その方が満足できる環境や人間関係の中で働くことをみなさん重要視しているように感じました。又一生懸命働いてきて疲れてきた方が、B型の利用を希望し、今までよりもゆっくりと働くというような選択肢もあることを利用者の意見から気づかされました。