資料第8号の2 令和7年2月12日開催 精神障害者包括支援部会 ワークショップ≪概要版≫ ワーク1 あって良かった支援等 当事者ヒストリーから、あって良かった支援等をグループワークで抽出。 ①医療・薬 ○信頼できる主治医:自分の意見を尊重してくれる。治療方法を教えてくれた。 ○訪問看護:自宅に人が来てくれる。いろいろな情報をくれる。 ○その他:自立支援医療、病院相談室、クリニック など ②話を聞いてくれる人・場所 ○友人:病気を理解してくれた。心の支え、なんでも話せる相手。 ○施設の職員の方:第2の父のよう。生活での困りごとを相談できる。 ③見守り ○家族:安心感を与えてくれる。病気のことを勉強してくれた。 ④支援・仲介 ○通っている施設:自分の居場所を見つけられた。得意分野を発揮できる。相談できる。自分を客観視できるようになった。 ○デイケア:傾聴してくれる。ハードルが低く、安心して相談できた。 ○保健所:家を訪問してくれた。支援機関につなげてくれた。 ○コスモスの会:施設見学に同行してくれ、近隣の社会資源を知ることができた。 ○その他:炊き出し、生活福祉課、年金事務所 など ⑤休息 ○ディズニーランド・シー:ミッキーに会いたい。行くとわくわくする。 ○その他:運動、ペット、カフェ、推しの存在、おしゃれ、キャラクターショップなど。 ⑥経済・仕事 ○就労継続支援施設:仕事仲間がいて、プライベートでも付き合える。 ○その他:アルバイト、年金受給、親の経済援助、寮付きの職場 など。 ⑦生活・住まい ○兄弟:結婚のお祝いをあげたくてがんばることができた。 ○自宅:帰る場所があった。 ⑧その他 ○社会資源の資料:保健所に行って、デイケア後に通所する施設の情報を得ることができた。 ○福ナビ、夢、自身の力、勇気がでる言葉、資格の勉強、手帳など。 ワーク2 あったら良いと思う資源等 当事者の経験から、あったら良いと思われる資源等をグループワークで抽出。 ①医療・薬 ○24時間・リモート診療:調子が悪い時も医師からの処方を受けたい。 ○無料カウンセリング:より専門的な医療・福祉をつなぐカウンセリング。 ○その他、副作用のない薬、病院検索システム、精神科の一般化 など ②話を聞いてくれる人・場所 ○気軽に行けるカフェ:つらいよねを聞いてくれるカフェ、日中の集まり など。 ○居場所:仲間が土日にいる安心感。楽しいことを共有できる。趣味ができる場所。 ○悩みごとの共感の場:仕事や生活の辛さを共感したり、相談できる場がほしい。 ○その他:チャット相談、友人、就職先の仲間、彼女、家族の理解 など ③見守り ○見守りサービス:定着支援が終わると相談しにくい。病気の悪化を気軽に見てほしい。 ○その他:困った場合に、地域の中で声掛けできる仕組み など ④支援・仲介 ○学校の先生・SSW:小さい頃に相談できれば良かった。つらい気持の相談相手。 ○支援機関の紹介:本当に調子が悪い時の相談先がわからないため。 ○その他:一人暮らし・親亡き後電話相談、出張法律相談、死にたくなった時の相談。 ⑤休息 ○その他:ジム、ペットにふれあう場所、カフェ、家、オフ会、ファッションショー。。 ⑥経済・仕事 ○短時間で働ける職場:条件を問わず、その日に行ったら、その日の分の給料がほしい。 ○町会のお祭りなどの仕事の機会:仕事をしたことのない方もチャレンジできる。 ○その他:趣味で作成したものの販売の場、失業後情報、大人キッザニアなど。 ⑦生活・住まい ○地元だからわかる情報発信:「このスーパーは安くておいしいよ」など、地元ならでは の情報を知りたい。 ○その他:町会への参加、地域住民との交流、ペット可の家、家・土地手続きサポート。 ⑧その他 ○障害についての学習の場:自身の障害を知り、まわりの人に障害を知ってもらう場。 ○その他:演劇などの発表の場、心理テストの実施、字がきれいに書きたい など。