===== P4-5 ===== Action いざというときのために、今できること 1 防災に関するイベントに参加して、 防災を知る・体験する DOKI☆彡DOKI防災フェス 10月13日(祝) 午前10時〜午後3時 としまみどりの防災公園(IKE・SUNPARK) 企業などによる防災を楽しんで学べる体験型ブースや物産展、警察と消防による災害活動用車両の展示などがあります。また、はしご車の乗車も体験できます。区のブースでは、昨年度の「豊島区民による事業提案制度」で選定された「歩いて作る防災マップ」にも参加できます。防災マップづくりに参加した方にノベルティをプレゼントします※無くなり次第終了。 問 防災事業グループ03-4566-2572 第53回としま子どものつどい「ワンパクまつり」 11月23日(祝) 午前10時〜午後2時30分 総合体育場 木工教室やサッカー体験、チアダンス・合唱の発表など、子どもたちが楽しめるイベントを開催します。また、昨年度の「豊島区民による事業提案制度」で選定された「防災を楽しく学ぶ体験型イベント」として、「防災遊びイベント」を実施します。携帯トイレや応急トイレの使用方法をリレー形式で体験する「みんなで携帯トイレリレー」などのイベントを予定しています。 ※8月21日時点の情報です。 問 イベントについて…実行委員会 富澤03-3971-5345 防災について…防災事業グループ03-4566-2572 2 防災の知識をもっと深め、 地域の防災リーダーになる 救援センター(避難所)の開設・運営は、地域の皆さんの協力が不可欠です。 区では、救援センター(避難所)の開設・運営を円滑に実施するため、「としま防災チーム」として幅広い年代の方が活躍しています。あなたも一員として区の安全・安心のために活動しませんか。 問 防災事業グループ03-4566-2572 としま防災チーム 防災士 ●災害時の活動 専門的な知識を活用し、救援センター(避難所)の開設・運営の指揮をとります。 ●日頃の活動 防災訓練・イベントでの活動や、救援センター(避難所)に関する勉強会を実施しています。 募集 区内在住、在勤、在学の防災士の資格を有する方で、救援センター(避難所)や地域の防災力の向上のために活動していただける方を募集しています。 女性防災リーダー ●災害時の活動 女性の目線で救援センター(避難所)の環境改善に関するアドバイスを行います。 ●日頃の活動 防災訓練・イベントでの活動、女性目線に立った救援センター(避難所)の環境改善に関する勉強会を実施しています。 募集 区内在住、在勤、在学の女性で、救援センター(避難所)の環境改善や地域の防災活動に協力していただける方を募集しています。 防災士の助成事業 地域防災力向上を目的として、研修講座受講費用の全額を助成しています(受験および資格取得にかかる費用を除く)。詳細は2次元コードを参照してください。 ●募集人数…毎年14名程度※今年度の募集は終了しました。 やってみよう! 防災クイズ Q1 防災ピクトグラムクイズ 災害避難時に備えて、標識の意味を知っておこう。 @A Q2 避難所と避難場所の違いとは? Q3 救援センター(避難所)の開設と運営は誰が行うの? Q4 復旧と復興の違いとは? A1 @避難所 A避難場所 A2 両方とも災害時に利用されますが、役割と機能が異なります。「避難所」は、地震などの災害により自宅が倒壊するなどして住めなくなった方が、一時的に避難生活を送るための施設です。一方、「避難場所」は、地震に伴う大規模な火災から命を守る場所として、大学や墓地などを都が指定しています。 A3 避難者全員で開設・運営を行います。区職員も駆け付けますが、全員の力が必要です。救援センター(避難所)には、開設と運営の方法を分かりやすくまとめた「開設運営キット」を設置しており、避難者同士で準備が進められるようにしています。 A4 「復旧」は、災害で壊れたものを被災前と同じ状態に戻すことです。例えば、道路が壊れた場合、それを元通りに修理することが復旧にあたります。一方、「復興」は、復旧した後に被災前と比較して、安全性や生活環境の向上や、地域振興が図られるなどの質的な向上を目指すことです。 Interview 防災士としての知見を活かし 防災意識を高め、災害に備える 防災士 林 勝己さん (写真左) 東日本大震災などの被災地を訪れて防災の必要性を実感し、防災士の資格を取得しました。災害時は可能なら在宅避難となるため、日頃から飲み水や食べ物、携帯トイレなどを自宅で準備しておくことが大切。東京で大災害が発生した場合、すぐに給水車が来るとは限りません。1日に必要な水は約3L/人として、最低7日分の備蓄が推奨されていますが、我が家では家族分も含めて100Lを常備し、ローリングストック※で使用しています。 ※食品などを多めに買い置きしておき、賞味期限の早いものから消費、買い足して、常に一定量を備蓄する方法。 女性ならではの視点で 避難所の環境づくりをリードする 女性防災リーダー 石原 由香里さん (写真右) 親子で防災士の資格を取得し、女性防災リーダーの研修にも参加しました。東日本大震災での災害ボランティア活動をきっかけに、被災地への支援をしています。がれき撤去のほか、子どもたちが楽しめるようにかき氷機や綿あめ機をレンタルして被災地のお祭りに参加したこともあります。日頃から、家族で地域の訓練や講座に参加し、女性防災リーダーとして、救援センター(避難所)での性犯罪防止対策など、女性が安心できる避難所運営に必要な配慮を学んでいます。周囲の方にも学んだことを意識して伝えています。 4 広報としま 令和7年(2025年)9月1日号 No.2107