===== P2-3 ===== 募集 家庭教育推進員(としまPゼミ)メンバー 日時 令和7年11月30日、12月13日、令和8年1月17日、2月14日、3月1日 午前10時から正午まで 場所 区役所本庁舎、区内施設 内容 講義やワークショップを通して、親子のコミュニケーションを学び、周りに発信する。 対象 区内在住、在勤の小学生の保護者 保育 6か月以上未就学児。要予約。 申し込み 令和7年11月14日までに2次元コードで申し込み。 問い合わせ 庶務課庶務グループ電話 03‐3981‐1141 椎名町・目白みんなの写真展 ●募集期限…令和7年12月28日(日曜日)まで ●展示…令和8年1月24日から2月26日まで 場所 目白図書館 内容 椎名町・目白周辺の写真を募集。作品は館内で展示予定。 問い合わせ 当館電話 03‐3950‐7121 第3回男女平等推進センター運営委員会 日時 令和7年10月22日(水曜日) 午後3時から 場所 当センター研修室2 申し込み 傍聴希望のかたは前日午後5時までに電話で当センター電話 03‐5952‐9501へ。 介護予防センター長崎活動室 介護・フレイル予防に役立つ知識やスキルを学べる講座やイベントを随時開催。●生活動作でフレイル予防…日時 令和7年10月17日(金曜日) ●認知症予防講座〜脳トレ体操〜…日時 10月21日(火曜日) ●冬の感染症に負けない!免疫力を支える食生活…日時 11月18日(火曜日) ●転倒予防講座…日時 11月28日(金曜日) いずれも午後1時30分〜2時30分 (注釈)介護予防の自主活動団体に、最大週1回貸室あり。 ◆開館…火曜日・金曜日 ◆貸室…月曜日・水曜日・木曜日 いずれも祝日を除く午前9時から午後4時まで 申し込み 電話で高田介護予防センター電話 03‐3590‐8116へ。 フードドライブ 日時 令和7年10月17日(金曜日)・18日(土曜日) 午前11時から午後6時まで 場所 西武池袋本店地下1階南口(クラブ・オンゲート)特設受付、東武百貨店池袋店2階5番地特設会場 内容 家庭で余っている食品を回収し、区内の子ども食堂などに提供。対象食品は2次元コード参照。 申し込み 当日直接会場へ。 問い合わせ 事業推進グループ電話 03‐3981‐1142 第33回豊島区伝統工芸展 日時 令和7年10月23日(木曜日)から25日(土曜日)まで 午前10時から午後5時まで(注釈)最終日は午後4時まで 場所 区役所本庁舎1階としまセンタースクエア 内容 伝統工芸の職人の工芸品を展示・販売。 費用 有料体験あり 申し込み 当日直接会場へ。 問い合わせ 豊島区伝統工芸保存会事務局電話 03‐6902‐9787 医療的ケア児保護者交流会 日時 令和7年10月24日(金曜日) 午前10時から11時30分まで 場所 池袋保健所 内容 体験談や悩みの共有、情報交換など。 対象 区内在住の医療的ケア児の保護者 定員 15名 申し込み 電話かEメールで「児童・障害児支援グループ電話 03‐4566‐2451、EメールA0050017@city.toshima.lg.jp」へ(注釈)先着順。 子ども服の無償譲渡会 日時 令和7年10月29日(水曜日) 午前10時から午後3時まで 場所 巣鴨信用金庫本店 内容 不要になった子ども服を回収し必要とするかたへ提供(注釈)譲渡数は制限を設ける場合あり。回収できるものは2次元コード参照。 対象 子育て中のかた 申し込み 当日直接会場へ。 問い合わせ 事業推進グループ電話 03‐3981‐1142 東京2025デフリンピック 全国キャラバンカー歓迎セレモニー 日時 令和7年10月30日(木曜日) 午後3時30分ごろ 場所 中池袋公園 内容 デフリンピックへの応援、手話コーナー、メダルのレプリカの展示など。 申し込み 当日直接会場へ。 問い合わせ スポーツ推進グループ電話 03‐4566‐2764 里親制度説明会 日時 令和7年10月30日(木曜日) 午後4から5時まで、午後7から8時まで 場所 としま区民センター 内容 子どもの現状や里親登録の要件、流れなど。個別相談あり。 対象 区内在住のかた 定員 各3組6名 申し込み 令和7年10月27日までに2次元コードか電話で児童相談所フォスタリング機関電話 03‐6758‐7918へ(注釈)先着順。 障害者就職面接会inねりま 日時 令和7年10月31日(金曜日) 午後1から4時まで 場所 練馬区立区民・産業プラザ3階Coconeriホール(練馬区練馬1‐17‐1) 内容 企業との面接会。 対象 豊島・板橋・練馬区在住の障害者 持ち物 紹介状、履歴書、職務経歴書 申し込み 電話でハローワーク池袋電話 03‐3987‐8609(音声案内41#)へ。 こまごめ秋まつり2025 日時 令和7年11月1日(土曜日) 午前10時30分から午後2時30分まで 場所 駒込生活実習所、駒込福祉作業所 内容 ボンボンショコラやさをり織り、SOMEI VILLAGEの製品販売、キッチンカーの出店、ゲーム、ステージパフォーマンスなど。 申し込み 当日直接会場へ。 問い合わせ 当作業所電話 03‐3910‐2301 子育てフェスティバル 日時 令和7年11月7日(金曜日) 午前10時から11時30分まで 場所 としまセンタースクエア 内容 保育園紹介、絵本紹介、製作。出演…みんなの音楽隊「うたみっけ!」 対象 未就学児と保護者(注釈)妊婦も可。 申し込み 当日直接会場へ。 問い合わせ 西巣鴨第三保育園電話 03‐3940‐2341 都営住宅応募合同サポート会 日時 令和7年11月8日(土曜日) 午前10時から午後3時まで 場所 あうるすぽっと 内容 都営住宅の申込書の書き方について。 申し込み 外国人のかたは令和7年11月5日までに2次元コードで申し込み。それ以外のかたは2次元コードか電話で豊島区居住支援協議会事務局電話 080‐4805‐2167へ。 外国人のかた それ以外のかた 食品衛生街頭相談 日時 令和7年11月8日(土曜日) 午前10時から午後4時まで 場所 としまみどりの防災公園(IKE・SUNPARK) 内容 食品衛生の相談、親子で参加できるクイズ、手の汚れがその場でわかる簡易検査。 申し込み 当日直接会場へ。 問い合わせ 食品衛生グループ電話 03‐3987‐4177 「いのちの森」秋の自然観察会 日時 令和7年11月9日(日曜日) 午前9時30分から11時30分まで 場所 みらい館大明 内容 生物多様性とSDGsの学習、野菜作り体験など。講師…特定非営利活動法人ネイチャーセンターリセン理事長/岩間 美代子氏 対象 区内在住、在勤、在学のかた(小学3年生以下は要保護者同伴) 定員 24名 申し込み 令和7年10月28日までに2次元コードか電話かEメール(8面記入例参照。保護者同伴の場合は保護者氏名と続柄も記入)で「環境政策課事業グループ電話 03‐3981‐2771、EメールA0029180@city.toshima.lg.jp」ヘ(注釈)抽選。当選者のみ10月31日に通知を発送。 駒込図書館「大人のためのおはなし会」 日時 令和7年11月9日(日曜日) 午後2から3時まで 場所 駒込地域文化創造館 対象 中学生以上のかた 定員 30名 申し込み 令和7年10月18日午前9時から2次元コードか窓口か電話で駒込図書館電話 03‐3940‐5751へ(注釈)先着順。 高齢者向けサービス 申し込み いずれも各高齢者総合相談センターで申し込み。 問い合わせ 高齢者事業グループ電話 03‐4566‐2432 高齢者救急通報システム 急病などの緊急時にボタンを押すと事業者へ通報される機器の貸出をしています。火災センサーをオプションで設置すれば、火災発生時の消防署への代理通報などのサービスを利用できます。 対象 区内在住で65歳以上の一人暮らし高齢者(日中独居のかたを含む)、高齢者のみの世帯のかた(注釈)自宅の合鍵を事業者に預けることが条件。 費用 月額1,650円(火災センサーは月額660円)(注釈)減免制度あり。 高齢者寝具類洗濯乾燥事業 寝具類を月に1回洗濯・乾燥します。 ●2月…薬品消毒 ●8月…水洗い(洗濯・乾燥) ●上記以外の月…乾燥 対象 区内在住の65歳以上で要介護3以上の一人暮らし高齢者、高齢者のみ世帯のかた 費用 介護保険料所得段階1〜3のかた…自己負担なし、介護保険料所得段階4以上のかた…乾燥340円、薬品消毒400円、水洗い750円(注釈)1回あたり。 高齢者あんしん位置情報サービス 介護者のかたに高齢者用GPS端末を貸出します。高齢者の居場所を確認できる位置情報サービスや委託業者係員が駆け付け、高齢者を保護する現場急行サービスの利用ができます。 対象 区内在住の65歳以上で行方不明になる恐れのある認知症高齢者を在宅で介護しているかた 費用 月額1,210円、駆けつけ1時間あたり5,500円(注釈)時間の上限あり(介護保険料所得段階1から5のかたは自己負担なし)。 第3回区議会定例会区長招集あいさつ 令和7年9月17日、高際区長が行なった、招集あいさつの抜粋・要約です。  冒頭に、令和7年9月4日に逝去された片桐昌英豊島区町会連合会会長に、謹んで哀悼の意を表します。また、片桐昌英さんが力を尽くされた、人と人とがつながる地域づくり、安全安心なまちづくりへの貢献に、心から感謝します。 1.令和6年度決算について  一般会計決算額は、歳入が1,545億円、前年度比72億円の増、歳出は1,497億円、前年度比56億円の増でした。  歳出は、区独自の物価高騰対策に取り組むとともに、11次におよぶ補正予算を編成し、「出産費用の実質無償化」など、区民の声に寄り添った施策を展開しました。歳入は、特別区民税が定額減税の影響により、3億円の減となる328億円、特別区財政調整交付金は、0.6億円の減となる376億円でした。「経常収支比率」は、物価高騰の影響により、81.7%と昨年度比で2.1ポイント上昇し、「公債費負担比率」は、昨年度と同様の2.6%でした。このほか、健全化判断率の4指標は、いずれも国の基準を大幅に下回っています。基金は、義務教育施設整備基金と公共施設再構築基金を取り崩さず、財政調整基金残高は176億円を確保しています。なお、区債残高は、3億円増となる205億円でした。  今後は一層、既存事業の再構築を繰り返しながら、新たな行政ニーズに対応できる施策を展開するとともに、基金や起債を最大限に有効活用しながら、中長期的な視点に立った持続可能な財政運営の実現に努めます。 2.安全安心について (1) 全救援センターでの開設訓練実施  救援センター(避難所)の開設訓練は、今年度から全ての救援センターで毎年実施します。訓練には、町会や救援センター配備職員のほか、救援センターとなる学校に通う児童・生徒や保護者、防災士、女性防災リーダーが参加しています。訓練は、学校の鍵を開けて入るところから始め、施設の点検、避難者の受付・受け入れなど過程をたどりながら、ペットの同行避難訓練も含め、実践的に行います。 (2) 内閣府主催避難生活支援リーダー/サポーター研修  令和7年7月、内閣府が主催する「避難生活支援リーダー、サポーター研修」に、本区が都内の自治体として初めて参加しました。この研修は、避難生活で発生する様々な問題を学ぶ実践型研修で、防災士や女性防災リーダー、障害のあるかた、外国人など、高校生から80代までの52名が参加しました。この研修で得た学びを、今後の防災士や女性リーダーなどの育成や区民主体の訓練の強化に活かします。 (3) としまDOKIDOKI防災フェス2025・ジュニアリーダー講習会(防災キャンプ)  令和7年10月13日、医療関係者、企業、消防、警察など55団体が参加する「としまDOKIDOKI防災フェス」を開催します。災害医療が学べる展示や防災用品の紹介のほか、初期消火や起震車などの体験、区民提案事業で選定された防災マップの作成など、遊びながら学べるブースを用意しています。  また、8月にみらい館大明で実施したジュニアリーダー講習会では、初めて防災をテーマとしたキャンプを実施し、段ボールベッドなどの防災備蓄品の使い方や夜の避難訓練などを経験しました。  今後も、子どもからおとなまで楽しみながら防災を学べる事業を実施し、区民一人ひとりの防災意識の向上や備えにつながる機会を設けていきます。 (4) 総合防災訓練  令和7年9月2日、職員470名が参加し、区役所総合防災訓練を実施しました。都心南部を震源としたマグニチュード7.3、最大震度7の首都直下地震が発生した想定で、発災から7時間の初動対応と発災後の動きを検証しました。さらに、トイレ対策検討部会、生活再建支援検討部会、震災復興検討部会、遺体取扱検討部会が、救援センターでの実働訓練などを実施しました。今回の訓練で見えた課題を改善し、より実践的な訓練をしていきます。 (5) 区公式LINEを活用した防災機能  令和7年9月下旬から、区公式LINEを活用して、オンライン申請やチャット相談、配信内容と利用者ニーズをマッチさせるセグメント別の情報配信など、行政サービスがスマートフォンで完結する機能の運用を開始します。さらに、防災面の新たな機能も実装されます。スマートフォンで氏名、住所、生年月日、性別を事前に登録しておくことで、発災時に救援センターでスマートフォンを利用した避難者受付が可能となり、受付時間が大幅に短縮できます。今後、様々な機会に事前登録を勧めていきます。  (6) 東京芸術劇場前公衆喫煙所の開設  令和7年9月1日、かねてより要望が多かった池袋駅西口の路上喫煙やたばこのポイ捨て対策として、東京芸術劇場前に区内初となるコンテナ型の公衆喫煙所を開設しました。これを機に、「特別強化週間」として、シルバー人材センターのシルバースターズによる周知啓発と警備員による注意・指導を強化し、午前7時から午後10時まで対応にあたりました。さらに、区が地域や周辺企業の皆さまと連携して、夜間の清掃活動および喫煙所への誘導と、池袋西口エリアの飲食店に新喫煙所の周知協力を依頼しました。10月までを環境美化の「重点取組月間」とし、地域や関係機関が一体となって周知啓発活動を継続します。また、ほかの地域へのコンテナ型喫煙所の設置についても、引き続き検討を進めます。 (7) 民泊条例の改正に向けた検討状況  本区では、平成30年に「豊島区住宅宿泊事業の適正な運営の確保に関する条例」を制定しましたが、民泊営業の区域や期間の制限を規定していませんでした。現在の届出住宅数は、条例制定時の2.5倍以上となる1,750件を超え、苦情の件数も増加しています。令和7年6月の全町会を対象としたアンケート調査では、切実な訴えが多数寄せられ、「区域を定め期間を制限すべき」という意見が約9割にのぼりました。7月には、豊島消防署や池袋消防署と意見交換を行い、9月には、豊島区観光協会や町会連合会、警察、消防、区内の民泊経営者などを委員とした条例改正等検討会を開催し、生活環境の悪化防止のため、区内全域で営業期間を制限する方向で意見がまとまりました。多くの区民の皆さまから寄せられた不安の声に応えるため、条例改正案については、パブリックコメントを実施し、次の第4回区議会定例会で提案できるよう、スピード感をもって準備を進めます。 3.池袋保健所移転について  新たな保健所は、名称を「豊島区保健所」に改め、災害時医療対策本部機能や相談体制などの専門機能を強化し、基本計画に掲げる「健康に関する気づき」、「こころと体の健康づくり」を推進する、予防に重点を置いた健康づくりの場とします。保健師などの専門職コンシェルジュが常駐する「わたしメンテラボ」を設置し、常時6つの測定機器による健康測定ができるほか、女性のライフステージに応じた悩みが相談できます。また、「病気未満」のかたや多忙なかたに対する健康づくりのサポート、「ユースヘルス相談」(思春期の若者向け相談)の機能も充実します。  令和7年7月に、楽しみながら健康への関心を高めるための実証事業や、健康情報を獲得する技術などの研究に取り組んでいる、慶應義塾大学SFC研究所と締結した「健康施策の推進に向けた連携協定」に基づき、10月の「こころまつり」や12月の「ふくし健康まつり」で、健康測定の結果から自分の健康づくりに役立つ情報が得られる「AI実証事業」を実施します。AIが紹介する、区内のおすすめスポット巡りや文化・スポーツイベントなどの情報を参考に、楽しみながら、歩く、運動するなどの行動につなげていただきたいと考えています。 4.区民ひろばを活用した居場所について (1) 夏の子ども居場所創出事業  第2回定例会の補正予算で議決した「子ども居場所創出事業」は、アーバンスポーツ体験会や、とうきょうこどもクリエイティブラボなどが新たに加わりました。また、「静かな自習室」として、区内5か所の区民ひろばに併設する集会室のほか、区民ひろばの空室も開放しました。子どもレターでも、自宅以外の静かな無料の自習室を望む声が多数届いていますので、夏休み以外の実施も検討します。 (2) 区民ひろばコミュニティカフェ  「区民ひろば朝日・南大塚」では、新たな区民ひろば構想に掲げる「多様な主体との連携」を推進するため、令和7年10月から「コミュニティカフェ」のモデル事業を始めます。営業時間を柔軟にして、気軽に立ち寄れる「地域コミュニティの場」とします。さらに、障害のあるかたの作品展示、地域のかたの手作り作品の販売スペース設置など、地域の声を取り入れながら、「特色ある区民ひろば」づくりに努めます。 (3) 区民ひろばフードバンク  「区民ひろば長崎」を「新たな食糧支援の拠点(フードバンク)」として、政府備蓄米の無償交付を活用した新たな事業を令和7年10月から開始する予定です。区と豊島区民社会福祉協議会が連携して運営し、備蓄米の申請・保管と、確保した備蓄米を子ども食堂や誰でも食堂などの食糧支援団体などへ提供していきます。 5.不登校対策について  「一人ひとりに寄り添った教育」を「基本構想・基本計画」の施策に位置づけ、不登校対策に取り組んでいます。不登校対策スーパーバイザーによる研修や、全中学校への不登校対策支援員の配置、スクールソーシャルワーカー家庭訪問などの支援を令和7年4月から強化した結果、1学期の区立小・中学校の不登校児童・生徒数は、昨年同期と比べ、小学校は5割以上の減、中学校は3割減と大きく減少しました。6月から試行実施した柚子の木教室でのお弁当支援は、子どもたちが楽しみにして教室に通う日数が増加し、保護者の負担軽減にもつながることから、2学期より本格実施しています。さらに、7月に保護者と懇談した「未来としまミーティング」では、今年度開設したチャレンジクラス「スリジエ」ができたことで、「子どもが安心して登校し、自信を取り戻している」、「早期のわかりやすい情報提供や、安心して相談・支援を受けられる場所の整備などが、保護者間のつながりを広げ心の支えになる」などのご意見をいただき、事業の効果を実感しました。年度末に策定予定の不登校対策総合計画には、保護者のご意見をいただきながら、より必要性と実効性が伴った不登校対策を展開します。 6.多文化共生について  本区の外国人住民は、令和7年9月時点で37,867名、全区民に占める外国人の割合は、全国でもトップクラスの12.8%です。「基本構想・基本計画」では、「多文化共生」を理念に掲げ、全ての施策に共通する土台としています。今年度の区民による事業提案制度では「多様性の尊重・多文化共生」をテーマとし、32の提案をいただきました。区民投票では食やアートの「多文化交流イベント」や、国籍を問わない「子育て世帯の居場所づくり」が上位に選ばれました。  本定例会では、補正予算として、区内に居住する外国人児童・生徒などへの支援を拡充するため、2つの事業を提案します。  1つ目は、区立小・中学校の日本語指導の拡充です。区立小・中学校には、5月時点で582名の外国籍児童・生徒が通っています。昨年度から、日本語学級や日本語指導教員が配置されていない小学校に、教育センターの指導員が巡回し日本語を指導するなど、支援体制を強化していますが、指導開始までに時間を要するケースや、巡回による日本語指導修了後も授業についていけないという課題がありました。その課題を改善するため、巡回指導員を増員するとともに、一緒に授業を受けることで、学習で使う言葉の意味や学習内容をその場で教えるなど、巡回指導終了後の新たな学習支援を開始し、日本語学級や日本語指導教員配置校に引けを取らない、日本語指導体制を整備します。  2つ目は、外国人児童・生徒や保護者への支援です。多言語での相談が可能で、多文化に精通した「多文化キッズコーディネーター」を配置し、地域の支援団体、学校、行政機関などと協力・連携し、寄り添いながら適切な支援につなげます。  今後も、多様性あふれる本区の特長をまちの魅力として捉え、日本人も外国人も地域で輝く「多文化共生」を進めていきます。 7.「としま文化の日」に向けた取組みについて  「基本構想・基本計画」では、まちづくりの方向性の1つに「豊かな心と活発な交流を育む多彩な文化のまち」を掲げ、区政を牽引してきた文化施策を継承し、すべての施策を実施する際には、「文化」の視点を重視し区民の皆さまが文化をより身近に感じられるよう取り組んでいます。特に、経済的支援が必要な家庭の子どもや障害のあるかたなど、芸術文化に触れる機会が少なかったかたに文化体験の場を提供することが、行政の重要な役割と考えます。「としま文化の日」のメインイベントでは、障害のある子どもを含む3名のダンスチームが、東京都交響楽団の生演奏をバックにダンスを披露する「東京都交響楽団スペシャルコンサート2025フューチャリングサプライフパープルダンサーズ321」を実施します。  また、令和7年7月から、としま未来文化財団による新たな事業「としま文化応援団」が始まりました。この事業は、区民の皆さまや企業から賛同金を募り、その資金で文化団体や個人の活動を助成するもので、11月には、手話コーラスの「ホワイトハンドコーラスNIPPON」などのイベントも予定されています。  今後も「区」と「としま未来文化財団」が両輪となって、豊かな心を育む、彩りある豊島区らしい文化施策を推進していきます。 8.おわりに  若い世代を含めて、全国的に特殊詐欺の被害が拡大しています。区民の特殊詐欺による被害金額は、令和7年7月末時点で約4億3,590万円にのぼり、前年同月比の2.6倍と、大変深刻な状況です。今後はより一層、特殊詐欺等被害防止に向けた注意喚起を強化し、地域の皆さまと共に、地域防犯力の向上に取り組みます。 広報としま 令和7年(2025年)10月15日号 No.2110 日 日時 場 場所 内 内容 対 対象 定 定員 費 費用(注釈)費用の記載がない事業は無料です。 持 持ち物 保 保育 申 申し込み先 問 問い合わせ先 EM Eメール FAX ファクス 〓 フリーダイヤル