上池袋くすのき公園

　国立印刷局池袋宿舎があったこの場所は、戦後の高度成長期に、道路基盤が未整備のまま多くの住宅が建ち並んでいきました。このため、豊島区では平成3年度から、国や都の補助を受け、居住環境総合整備事業を推進し、居住環境の改善に取り組んでおります。
　平成22年9月には、地域住民で構成される上池袋まちづくり協議会より、公園整備を求める要望書が区長に提出されました。これを契機に、区はワークショップを開催し、地域住民の意見を取り入れながら公園の設計を進め、整備しました。
　公園の中央には多目的に利用できる広い芝生があり、健康遊具や複合遊具等も配置されています。また、地域の防災拠点として、災害用炊事場やマンホールトイレ、かまどスツールといった災害時に備えた設備があります。