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雑司が谷旧宣教師館

更新日:2024年3月11日

スポット

雑司が谷旧宣教師館は、明治40年にアメリカ人宣教師のマッケーレブが自らの居宅として建てたものです。マッケーレブは、昭和16年(1941)に帰国するまでの34年間この家で生活をしていました。豊島区内に現存する最古の近代木造洋風建築であり、東京都内でも数少ない明治期の宣教師館として大変貴重なものです。

また、当時の新興住宅地における布教活動と幼児教育の拠点としての意味を持っていたことを地域の人が記憶しており、昭和62年9月1日に、豊島区の登録有形文化財として登録し、その後、特に重要な文化財として保存、活用をさらに進めるため、平成4年11月10日に、指定文化財としました。その後、平成11年3月3日、東京都指定有形文化財(「旧マッケーレブ邸」)になりました。

この建物は、木造総2階建て住宅で、細部にはカーペンターゴシック様式の意匠が見られる、19世紀後半のアメリカ郊外住宅の特色を写した質素な外国人住宅です。

豊島区では、昭和57年に取得して以来、建物調査、保存修理工事などを経たのち、平成元年1月から館内に関連資料等を展示し一般公開を行なっています。

住所

豊島区雑司が谷1-25-5

営業時間

9時~16時30分

定休日

月曜日(祝日の場合は開館、その翌日は休館)、第3日曜日、祝日の翌日、年末年始、展示替え等にともなう臨時休館

料金

無料

最寄り駅

地下鉄有楽町線、東池袋駅下車、徒歩10分
地下鉄有楽町線、護国寺駅下車、徒歩10分
地下鉄副都心線、雑司が谷駅下車、徒歩10分
都電荒川線、雑司ヶ谷駅下車、徒歩7分
都電荒川線、鬼子母神前駅下車、徒歩10分
都営バス、雑司ヶ谷霊園入口下車、徒歩7分

問い合わせ

事務所 03-3985-4081
現在、建物の修繕のため令和3年3月末まで休館しております。開館のお知らせは引き続き豊島区公式ホームページにてお知らせ致します。

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