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更新日:2024年4月1日
イベント
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装身具は、人間の歴史の中では身近なものであり、また動物と人との違いを表す重要なアイテムでもあります。自身を別のものを用いて「装い飾る」という行いは、世界共通の営みであり、いまだに他の動物では確認されていません。
島さんの作品は卓越した基本的な金属加工の技に、日本独自の感性が光る技をのせて、驚くほど長い時間をかけて制作されています。
今日ではその技を扱うことのできる職人も数えるばかりとなってしまいました。
厚生労働省が創設した「卓越した技能者の表彰制度」は、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰するもので、島さんは令和5年 11月に、卓越した技能者(現代の名工)の表彰うけました。
貴金属装身具は、ともすれば手のひらに収まってしまう小さな作品ですが、作品の大きさでは計り知れない、膨大な歴史に裏打ちされた巧の技の結晶です。
「ものづくりを意識されたのはいつ頃ですか?」 『幼いころから、駄菓子屋で小刀やのこぎりを買って竹やぶにはいって竹やぶを切っていた、それがものづくりの原点ですね』と島さん |
「安価な量産のものと、手作りのものとの違いを一言でいうと?」 『ゴム型をとって、同じものを作ることはできるが引いた目がきれいな線がでないことが多い。装飾品は贅沢品なのです』と島さん。 |
『高度成長期のいい時代はお弟子も5人いた、それでも十分なくらいの仕事があったが、今はそうではなくなった。
10年くらいで独立するのが普通だったが、宝飾の事がわかれば今では2・3年で独立してCADを使用して、素人目にはわからないくらい精工なものができるようになった。
伝統工芸は、昔ながらの優れた技能・技法を次世代へ伝えながら、現代の感性も取り入れるため日々研究し技を磨いていくことが必要だと思います』と島さん。
『豊島区以外では公立の小学校の工作授業で銀のプレートに糸鋸を使って、模様つくったりしているが小学生が喜んでくれるのがとても嬉しい。
後継者育成にもつながる小学生とのものづくり体験の機会を豊島区でもどんどんつくって欲しい。』と島さんからメッセージをいただきました。
日々研究を重ね、制作される島さん・・・熟練の技をたたえる職人の厳しい眼差しと共に、今も新たな発見に目を輝かせる少年のような冒険心と情熱を感じました。
◆お問い合わせ:豊島区千川2-28-7 TEL 03-3973-3014
貴金属を素材とする装身具は、弥生時代の出土品にも見られるように大変古い歴史があります。
特に江戸時代から明治期にかけて、開国を契機に急速に発展してきました。
その背景には、西洋から多くの舶来品が入って来たこと、また明治9年に発布された帯刀禁止令を契機に、装剣金工(刀剣のつか、つば、鞘など、外の部分を保護・装飾を施す職人)たちがその職の減少に伴い、装身具を扱うようになったことがあげられます。
彼らの造る装身具は、やがて海外へと輸出され、ウィーン万国博覧会、パリ万国博覧会を経てジャポニズムブームの一翼を担うことになります。
その技は、金属加工技術の基本とされる『彫金(ちょうきん)・鍛金(たんきん)・鋳金(ちゅうきん)』を巧みに合わせて制作されるだけでなく、装剣金工にみられるような日本独自の技が加わり、現在に受け継がれてきました。
【彫金 ちょうきん】
形を作るのではなく、表面にたがねというノミで彫り、模様をつける技法。用いて地金を彫り模様や図案・文字を入れる「彫り」や、彫った溝に金属を埋め込んで模様を表す「象嵌(ぞうがん)」など様々な技法がある。 ※たがねには毛彫・片切りなどがあり、蹴りたがねなどの刻印に近い打ち方をするものなど多くの種類がある。
【鍛金 たんきん】
金属を金づちなどでたたき、形を変えていく技法。金属の棒材や塊に熱を加え叩くことで金属の形を変化させる「鍛造」、金属の伸展性を利用して薄造りで堅牢さを必要とされる金属器物の制作に用いられる「鎚起(ついき)」がある。
【鋳金 ちゅうきん】
金属を溶かし、型に入れて固める技法。蝋型(ろうがた)込型(こめがた)
色の異なる種類の金属を複数重ねて接合し(例えば銀と赤銅)表面を彫ってたたいて伸ばし、美しい文様を作り出す。
異なる地金(金属を保存しやすいように塊にしたもの)を1ミリ厚で20枚重ね、10時間かけて、バーナーや電熱炉で加熱し、圧着させる |
金床(かなどこ)でたたいて5ミリに伸ばす、圧着したものが金床でたたいている間に、地金がはがれ使えなくなることもある。 |
2.5ミリ厚まで伸ばし、模様を彫る、彫った溝を金床(かなどこ)でたたく。 |
「異なる地金の色で木目金の色も模様も変わるから、先にデザインを考えてから地金を圧着します」と島さん |
最後の色上げ(それぞれの地金に科学変化を起こさせる こと)によって、重厚感と独特の光を持つ色があらわれ、「木目金」と呼ばれる鮮やかな文様が浮かび上がります。作品の仕上がりには3日ほどかかります。
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蜜蝋と松脂(まつやに)を煮溶かしたものを適度な柔らかさにして引き棒状にし形を形成します。
石膏で固め熱をを加えると蜜蠟が溶けて流れ出た後に空洞ができ、これが鋳型になります、そこに溶かした金属を流し込み、固まったら石膏を外し金属部分を取り出します。
取り出した金属を組み合わせ、宝石を加え装身具を完成させます。
梅干しくらいの大きさにして、手の中(大体37度くらい)であたためると柔らかくなる |
柔らかいうちに引っ張ると、引っ張った線(ひきめ)がでる、ひきめはその時々によって現れる線が違う 同じようでも決して全く同じものはできない、世界に一つだけのものが出来上がります |
「ソメイヨシノ桜発祥の地」の駒込にある染井吉野桜記念公園で、「染井よしの桜まつり」を開催します。
本郷通り霜降橋交差点付近から始まるオープニングパレードを皮切りに、地域の模擬店や交流都市の物産展が出店予定です。
日時:令和6年4月7日(日曜日)
場所:染井吉野桜記念公園(JR駒込駅北口前)
《プログラム》 |
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午前10時 |
十文字中学高等学校吹奏楽部・ソメイヨシノ桜観光大使等によるオープニングパレード セレモニー開催 |
午前11時10分 | お囃子太鼓 |
午前11時30分 | 駒込小学校合唱 |
午前11時50分 | キッズチアダンス |
午後0時20分 |
駒込中学吹奏楽部演奏 |
午後0時50分 |
チルドレンダンス |
午後1時20分 |
巣鴨警察白バイ撮影会(時間未定) |
午後1時40分 |
駒金バンド懐かし歌謡演奏 |
午後2時 |
創価学会グロリア吹奏楽団演奏 |
午後2時30分 |
ハワイアンフラダンス |
午後2時50分 |
着物ショー |
午後3時10分 |
桜舞・大塚華麗によるよさこい演舞 |
午後3時40分 | お囃子太鼓 |
午後4時 |
閉会 |
※3月末時点での情報になります(プログラムは変更になる場合もありますのでご了承ください)
4月前半に実施するイベントの一覧です。イベントの内容や参加方法など詳細につきましてはリンク先のページでご確認ください。
日付 | 時間 | 場所 | イベント |
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4月3日 |
午後7時~ | 池袋西口公園野外劇場「GLOBAL RING THEATRE」 | Tokyo Music Evening Yube 千住真理子 ヴァイオリン・リサイクル |
4月7日 | 午後1時半~ | 千川上水付近 | としま案内人長崎町ガイドツアー「千川上水跡まち歩き」 |
4月7日 | 10時~(予定) | 染井吉野桜記念公園 | 第22回染井よしの桜まつり |
4月7日 | 午後2時~ | みらい館大明 | さくら鑑賞会(校庭開放) |
4月9日~9月10日 (毎月第2火曜) |
午後1時~ | みらい館大明 | 谷端川句会(全6回) |
4月10日~9月11日 (毎月第2水曜) |
午前10時~ | みらい館大明 | 男の料理教室(全6回) |
4月13日 | ①午後3時~ ②午後6時~ | 目白庭園 赤鳥庵 | ギターと静粛・ひとり会 |
4月13日 | 午後2時~ | 雑司が谷旧宣教師館 | ギャラリートーク |
画家・熊谷守一(1880-1977)が亡くなるまで45年間暮らした家(アトリエと庭)の跡地に建つ熊谷守一美術館。
開館から39周年を迎える本展では、熊谷守一の故郷、岐阜県中津川市付知町の「熊谷守一つけち記念館」から油彩作品19点/関連資料1点の計20点をお借りし、守一と「旅」をテーマに、当館所蔵・寄託作品とあわせて展示いたします。
晩年、自宅と庭からほとんど外出せず、身近なモチーフを描いたことで知られる守一ですが、実は日本の様々な土地へ旅をし、各地で出会った風景を題材に作品を描きました。長い画業のなかで、熊谷守一作品の創作の源泉となり続けた旅先での風景。そんな熊谷守一と「旅」をめぐる作品をご紹介します。
◇会期:2024年4月16日(火曜日)~2024年6月30日(日曜日)
◇開館時間:午前10時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
◇休館日:毎週月曜日※祝祭日問わず
◇アクセス:東京メトロ 有楽町線・副都心線『要町駅』(出口1・2 徒歩9分)・『千川駅』(出口3 徒歩9分)
西武池袋線『椎名町駅』(北口 徒歩13分)
国際興業バス『要小学校』停留所下車 徒歩5分
シリーズ最新作『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』の公開を記念してTVシリーズ『機動戦士ガンダム SEED 』『機動戦士ガンダム SEED DESTINY 』や、最新作の貴重な資料やイラストを展示します。
そのほか、今年45周年を迎える「ガンダムシリーズ」を振り返るパネルや関連グッズも展示します。
◆会期:2024年4月6日(土曜日)~2024年7月15日(月曜日・祝日)
◆開館時間:午前10時~午後6時(入館は5時30分まで)
◆休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
◆特別観覧料(グッズ付き):おとな500円、小・中学生100円
※未就学児・障害者手帳を提示の方および介助者1名まで無料
◆アクセス:都営大江戸線「落合南長崎駅」A2出口より徒歩5分
西武池袋線「東長崎駅」南口より徒歩10分
西武池袋線「椎名町駅」南口より徒歩15分
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お問い合わせ
電話番号:03-3981-1316