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高齢者のための減塩料理の工夫

5月17日は「世界高血圧の日」です

 日本高血圧学会では世界高血圧の日に合わせて平成29年に毎月17日を「減塩の日」と制定し、高血圧予防、治療のための減塩に取り組むよう広めています。

 全国で高血圧の継続的な治療を受けている人は1010万人、未治療の方を含めると高血圧の人は4300万人いると言われています。

 豊島区での令和2年度の健診データでは、国保健診(40~74歳)では約4人に1人(24.7%)が、長寿健診(75歳以上)では約2人に1人(45%)が高血圧に該当していました。そのうち、受診が必要だと診断されたにもかかわらず約4人に一人は治療を受けていないこともわかりました。

 高血圧は初期段階では自覚症状もなく、生活に支障もないため放置してしまいがちです。しかし高血圧を野放しにしておくと重症化し、「脳梗塞」や「心筋梗塞」、「腎障害」など深刻な疾病を引き起こします。

 健診で「受診が必要」と判定された場合には、野放しにせず、必ず医療機関を受診するようにしましょう。

 高血圧は若くても、痩せていてもなりえます。まだ若いから、太っていないから大丈夫!という考えはやめ、早い段階で生活習慣を見直すことが大切です。

みんなで減塩行動に取り組みましょう

 塩分の過剰摂取が高血圧の原因の一つで、減塩で血圧が下がることは多くの研究で証明されています。今の日本人の塩分摂取量は男性11g、女性9gですが、減塩の目標は男性7.5g、女性6,5gです。それぞれ今の食事から2.5gの塩分を減量原料する必要があります。

 

行動① 買い物時に食品パッケージに表示のある「食塩相当量」を確認して調整する

行動② 1日の汁物の回数を減らす または実だくさん(汁を少なく)にする

行動③ 生しょうゆを割りしょうゆ・ポン酢しょうゆに変更し、「かける」より「つける」

行動④ 高塩分のもの(梅干し・漬物・たらこなど)は少量にする または調味料として利用する

行動⑤ ごま油・あらびきコショー・生姜・にんにく・きのこ・香味野菜などを使って、調味料の量を減らす

行動⑥:味がしっかりついている料理+素材そのものを味わう料理、和風料理+洋風料理を組み合わせる

行動⑦:野菜・海藻など食物繊維をしっかり食べて、塩分を体の外に出そう

行動⑧:減塩に挑戦!

 

       <青菜のお浸し⇒胡麻和え>

       <魚の照り焼き⇒ホイル焼きマヨネーズソース>

       <味噌汁⇒野菜のポタージュスープ>

       <野菜の漬物⇒野菜のピクルス>

       <サーモンさしみ⇒マリネ(酢の入ったドレッシング漬け)>

       <和風パスタよりトマトパスタ>

       <豚肉生姜焼き⇒粒マスタード焼き>

 

減塩にチャレンジしたら、いつもの時間に血圧を測ってみて!体の調子を確かめましょう。

 

お問い合わせ

高齢者福祉課介護予防・認知症対策グループ

電話番号:認知症対策に関すること 03-4566-2433、介護予防に関すること 03-4566-2434

更新日:2022年5月1日