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豊島区立トキワ荘マンガミュージアム 特別企画展「鈴木伸一のアニメーションづくりは楽しい!!~トキワ荘からアニメの世界~」を開催中です!

豊島区立トキワ荘マンガミュージアム(南長崎3-9-22)では、令和6年 7月 15日(月曜日・祝日)まで、特別企画展「鈴木伸一のアニメーションづくりは楽しい!!~トキワ荘からアニメの世界~」を開催しています。

鈴木伸一ポスター

展示概要

トキワ荘メンバーの中で唯一アニメーターとしての道を歩んだ鈴木伸一。その軌跡を、おとぎプロ時代~スタジオゼロ時代~G9+1の活動の順に紹介するとともに、来館者に「生命のないものが動く不思議さ、おもしろさ、楽しさ」を味わっていただき、アニメーションの可能性を知っていただく展示コーナーを設けるなど、日本のアニメ史に燦然と輝く鈴木伸一の業績を網羅した初の回顧展となります。

モジャモジャあたまでメガネをかけ、ムニュムニュした口でいつもラーメンを食べているふしぎなおじさんの「ラーメン大好き小池さん」。トキワ荘の鈴木伸一といえばこの「小池さん」のモデルということはご存じの方も多いと思いますが、実際にどのような人物か知らない方もいらっしゃるかもしれません。

マンガ家の梁山泊ともいわれるトキワ荘で、唯一アニメーションの道へと進み、今もなお現役でその道を歩み続けている人物、それが鈴木伸一です。

約70年もの長きにわたり、アニメづくりを続けてきた鈴木伸一は「絵や人形のように生命のないものを、いきいきと動かすこと。生命のないものが動く面白さ、その興奮がアニメーションの最大の魅力」と言っています。

本展では、アニメをつくり続けた鈴木伸一の歩みを紹介するのはもちろん、アニメのつくり方やアニメのさまざまな 種類なども紹介し、アニメは見るのはもちろん、作るのも楽しいということを感じていただける展示といたします。

鈴木先生

展示風景

見どころなど

  1. アニメ黎明期に設立された横山隆一のアニメ制作スタジオ「おとぎプロダクション」のアニメ原画や背景画を展示。また、国産初のテレビアニメシリーズ「インスタント・ヒストリー(ヒストリー・カレンダー)」(1961年放送)の実物資料を展示いたします。
  2. トキワ荘の仲間たちが集まり設立した「スタジオゼロ」の社屋の窓ガラスのうち1枚を実物展示しいたします。
  3. スタジオゼロ時代の鈴木伸一自主制作アニメ「点」(1971年制作)、「ひょうたん」(1976年)、「The Bubble」(1890年)を紹介します。
  4. G9+1のメンバーが作品制作のために描いた絵コンテを展示いたします。
  5. 体験ゾーンではパラパラマンガやプラクシノスコープなどアニメーションの原理がわかる映像玩具が体験できます。
  6. マンガラウンジでは本企画展のために新しく収録した鈴木伸一のインタビュー映像を上映します。
  7. 2階フォトスポットは「ラーメン大好き小池さん」のモデルとなった鈴木伸一と一緒に写真撮影ができます。
  8. 資料総数91点におよぶ展示です。

ラーメン風景

展示の様子

プロフィール

鈴木伸一

1933年長崎県生まれ。マンガ家。アニメーション作家。

中学時代からマンガの投稿を行い、印刷会社勤務ののち上京。

1955年、トキワ荘に入居。1956年、横山隆一の主宰するおとぎプロに入社。住み込みで「ふくすけ」「おとぎの世界旅行」「プラス50000年」などのアニメ制作に携わる。

1963年、トキワ荘の仲間とともにスタジオゼロを設立。テレビアニメの制作などに携わる。

スタジオゼロを解散した後、自主アニメやCMなどでもアニメをつくり続ける。2004年、ベテランアニメーターたちとアニメの自主制作集団G9+1を結成。第一作「TOKYOファンタジア」で第9回東京アニメアワード公募部門グランプリを受賞以降、2005年、杉並アニメーションミュージアム館長に就任。(現在は名誉館長)。2024年現在、20周年を迎える「G9+1」のメンバーと最新作を制作中。

特別企画展「鈴木伸一のアニメーションづくりは楽しい!!~トキワ荘からアニメの世界~」概要

日程

令和6年 4月6日(土曜)~令和6年 7月 15日(月曜・祝日)

開館時間

午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)

休館日

月曜日(祝日の場合は翌平日)

特別観覧料

大人500円、小中学生100円、未就学児・障害者手帳をご提示の方及び介助者(1名まで)無料

主催

豊島区 

後援

公益財団法人としま未来文化財団

特別協力

鈴木伸一

協力

石森プロ/上田市/コミックス・ウェーブ・フィルム/G9+1/秦企画/杉並アニメーションミュージアム/トキワ荘協働プロジェクト協議会/フジオ・プロダクション/藤子・F・不二雄プロ/藤子スタジオ/

ユネスコ・アジア文化センター/横山隆一記念まんが館/ラバブル (五十音順)

企画制作

手塚プロダクション

公式HP

https://tokiwasomm.jp/

更新日:2024年4月23日