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更新日:2026年3月6日

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広報としま

2026.03.01

としまの
桜を知って、
もっとまちを、
好きになる

桜のおすすめスポット&桜グルメもご紹介

 

ソメイヨシノ発祥のまち

 

 

春には美しい桜が咲き誇るとしまのまち。中でも、ソメイヨシノは駒込発祥で区のシンボルでもあります。
ソメイヨシノ発祥のまち、としまをより深く知り、桜をもっと楽しみましょう。

問い合わせ
観光交流グループ☎03-3981-1316

 

 

 ソメイヨシノ物語

意外と知らない?
豊島区駒込が発祥の地!

発祥の場所は?

染井(現在の豊島区駒込)は江戸時代から明治時代にかけて、当時の日本を代表する「園芸都市」であり、多くの植木屋が住む地域でした。ソメイヨシノはこの地から全国に売り広められたといわれています。駒込には至る所にソメイヨシノを感じられる場所があります。

名前の由来は?

元々は染井の植木屋が「ヨシノザクラ」の名前で売り出していたものでした。一方で、奈良県の吉野山に自生していたヤマザクラも「ヨシノザクラ」と呼ばれており、混同を避けるため「染井」の名を冠して「ソメイヨシノ」と命名されたといわれています。

どんな桜なの?

オオシマザクラとエドヒガンという2種類の桜の交配種だと考えられています。ほかの桜に比べて成長が早く、5年で花をつけます。葉が出る前に花が咲くのが特徴で、満開の姿がとても美しく、多くの人を魅了し長きにわたり愛されています。

豊島区とのかかわりは?

昭和48年に区の木に指定されました。また、区制施行80周年を記念してソメイヨシノをモチーフにした新しい区のシンボルマークが作られました。駒込では、ソメイヨシノの苗木を交流都市へ植樹する活動などを通して、地域の方とともにソメイヨシノ発祥の地をPRしています。

桜を守る活動も

ソメイヨシノは種をつけないため、オオシマザクラを台木(だいぎ)に、ソメイヨシノの穂木(ほぎ)をつける「接ぎ木」(つぎき)という手法で増やします。令和6年度には駒込小学校の児童と地域の方が「接ぎ木」した苗木を、染井よしの桜の里公園にある苗床に植樹しました。駒込生まれの桜を未来へつなぐ活動をしています。

 

 インタビュー

ソメイヨシノを通して
地域の魅力づくりに尽力する。

染井よしの桜の里駒込協議会
会長 小川幸雄さん

 

ソメイヨシノ発祥の地
駒込で始まった地域づくり

 

「駒込がソメイヨシノ発祥の地であることを、何か形にして残したい」。そんな思いから、駒込の地域づくりが動き出したのは昭和63年の4月。まずは駒込駅前にある広場を「染井吉野桜記念公園」として整備しようと、地域の有志と各町会のメンバーで活動を始めました。ソメイヨシノに加え、その原種といわれるオオシマザクラとエドヒガンが植えられて平成6年には記念公園が完成。ちょっとしたお花見が楽しめる憩いの場として、駅の利用者や地域の人たちから広く親しまれるスポットが誕生しました。その後も、ソメイヨシノ発祥の地としてさらなる周知を図るため、平成12年には第1回「染井よしの桜まつり」を開催。加えて、地域ブランドづくりを目的とした「駒込ブランド事業」に取り組みました。平成21年にはそれらの事業が一本化され、現在の「染井よしの桜の里駒込協議会」が発足。この協議会を中心として町会や地域団体、有志が力を合わせてソメイヨシノを通じたまちづくりを続けています。

桜を通じて広がる
人と地域の輪

 

桜まつりは、今年で24回目を迎えます。交通安全週間と時期を合わせて開催していることから、交通安全啓発を兼ねた霜降橋から駒込駅まで続くパレードが恒例となっています。パレードには、区長や豊島区観光協会の桜の観光大使も参加。また、地元の十文字中学・高等学校や駒込中学校の吹奏楽部、駒込小学校の鼓笛隊も参加するなど、地域を巻き込んだ大きな行事へと発展しています。昨年11月には11回目となる秋祭りも開催しました。地域店舗の出店、秩父市をはじめとした交流のある地域の物産展など、観光課とも連携することで交流の輪が広がっています。
お祭り以外にも、駒込には桜に関する行事やスポットが数多くあります。例えば、毎年多くの地域住民が参加する「そめいよしの さくら開花予想クイズ」。開花宣言の基準となるのは駒込小学校の「駒桜」(こまざくら)で、これは豊島区全体の開花宣言の基準木にもなっています。ほかにも、JR駒込駅発車メロディーとして流れる「さくらさくら」や、駅前にある「さくらポスト」、交番のピンク色の屋根など、地域全体で桜を感じられる工夫がいくつも施されています。そして駒込エリアの大きな魅力の1つは、シーズン中であれば地域内のどこでもお花見ができること。各町会で独自にお花見が催されるなど、地域の方々が桜への深い愛情を持っていることを感じます。協議会では「桜物語」という、駒込・巣鴨エリアの桜の名所を散策できるマップを作成しました。協議会メンバーが中心となって、マップを使って巡るお花見ツアーは、地域住民に限らず誰でも参加できます。

 

ビルやマンションの建設により、やむを得ず伐採されてしまうこともありますが、桜を守り増やす活動もしっかりと続いています。駒込小学校では、桜の特徴やソメイヨシノの歴史、地域の桜について学ぶ「桜検定」を実施。調べた内容を発表する機会も設けられました。さらに、児童と地域住民が協力して「接ぎ木」を継続的に行っており、昨年は50本のうちおよそ20本が無事に根付きました。桜は子どもたちにとっても身近な存在となっています。

ソメイヨシノを次世代、
そして新たな地域へとつなげる

 

染井よしの桜の里駒込協議会では、活動を未来へつなぐ施策にも力を入れています。その1つが協議会の体制づくりです。私が会長に就任した昨年の10月、事務局や総務に各町会の青年部や若手を迎え、会計や受付には女性メンバーも加わり、組織の若返りを進めました。桜まつりなどの行事では今後、住民が誰でも参加でき、子どもたちの発表の場にもなるようなコンテストを開催するなど、より地域を巻き込んだ新しい取組みも検討中です。若い世代の自由な発想を取り入れつつ、協議会メンバーで話し合いながら、ソメイヨシノを活用した新しい魅力づくりに挑戦していきます。また近年は、福島県猪苗代町にある「猪苗代四季の里」など、他府県への植樹を通じた交流事業も盛んに行っています。植樹先のソメイヨシノを訪ねるバスツアーなど、こちらも地域住民が参加できる交流の形を検討しています。駒込の桜とともに育まれてきた人と人とのつながりを次の世代へ、そして新たな地域へとつなぎながら、これからも駒込をソメイヨシノ発祥の地として発展させていきたいです。

 

 桜のまちを歩こう。

教えて!としまの春の「おすすめ」

 

区内各エリアの春のおすすめを、様々な人に紹介していただきました。
この春、皆さんのおすすめを探しに出かけてみませんか?

※掲載内容の詳細は各施設・店舗へ問い合わせてください。

池袋エリア

おすすめスポット(紹介:池袋三丁目北町会 佐藤会長)

みらい館大明(旧大明小学校)

住所
池袋3-30-8

みらい館大明にある樹齢70~80年の大きな桜が見どころです。幹回り2mを超えるソメイヨシノが、春には堂々とした花を咲かせます。グラウンドに咲く桜は、かつて入学式の記念撮影の定番で、今も地域の思い出が詰まっています。道路沿いからも眺められ、静かにゆったりと桜を楽しめる、「知る人ぞ知る桜スポット」です。

※入館には、当館窓口にて受付が必要です。

 

関連スポット(紹介:JIMO-TOshimaライター 水谷さん)

RACINES FARM TO PARK

住所
南池袋2-21-1 南池袋公園内

南池袋公園の中にあるカフェ「RACINES FARM TO PARK」では、桜の時期にぴったりのドーナツが3月16日から販売される予定です。公園内は、広々とした開放感のある芝生で桜を満喫することができます。ドーナツと美しい桜で、写真映え間違いなし!

-お店の方のコメント
公園の桜を眺めながら楽しめる、春限定の桜ドーナツです。RACINES FARM TO PARKならではのお花見のお供におすすめです。

 

 

大塚・巣鴨・駒込エリア

おすすめスポット(紹介:としま案内人駒込・巣鴨 萩原さん)

染井よしの桜の里公園

住所
駒込6-3-1

ソメイヨシノ発祥の地、駒込の「染井よしの桜の里公園」は、子どもたちに「咲き里」と呼ばれ、河津桜や八重桜など多種多様な桜を見ることができます。また、周辺には「門と蔵のある広場」や、「駒込小学校」など、美しい桜を見ることができるスポットが数多くあります。駒込のまちを歩けば、桜とともに歴史を感じる景色にも出会えるかも。

 

関連スポット(紹介:としま案内人駒込・巣鴨 萩原さん)

小松庵総本家

住所
駒込1-43-16

大正11年創業の蕎麦屋「小松庵総本家 駒込本店」は、桜の葉が練りこまれた蕎麦「桜切りせいろ」が人気で、蕎麦と桜の香りを一緒に感じながら味わうことができます。ソメイヨシノ発祥の地「駒込」を盛り上げるために始めたそうです。

-お店の方のコメント
桜の香りと蕎麦の香りが両立するように蕎麦を打ち上げています。桜を眺めながら、ぜひ味わってください。

 

関連スポット(紹介:大正大学 椎名さん)

桜キッチンカフェ

場所
駒込3-1-16

「桜キッチンカフェ」は、店内に桜 の装飾が施されており、1年を通し て桜を楽しむことができます。特に 3~6月限定の「桜シフォンケーキ」は、ほんのりとした桜の香りと 軽い口当たりが特徴で、子どもからおとなまで楽しめる味わいです。テラス席やキッズコーナーがあり、テイクアウトもできます。

-お店の方のコメント
日常の中で気軽に桜を感じてほしいという想いを込めています。忙しくなる春の季節に、テラス席などでリラックスしませんか。

 

 

 

長崎・千川・千早・高松・要町エリア

おすすめスポット(紹介:トキワ荘協働プロジェクト協議会 大山さん)

南長崎花咲公園

住所
南長崎3-9-22

南長崎花咲公園(通称「トキワ荘公園」)は、春になると桜が咲き誇り、昭和の面影を残す街並みとともに、穏やかな時間を感じられる場所です。春の陽気の中、桜を眺めながらまちを歩くと、懐かしさと新しさを感じる「昭和のまちへの小さなタイムトリップ」が味わえます。

 

関連スポット(紹介:トキワ荘協働プロジェクト協議会 大山さん)

小さいお菓子屋さん タントルテ

住所
要町1-8-16 須田ビル1階

要町駅から徒歩3分にある洋菓子店「小さいお菓子屋さん タントルテ」では、桜の味と見た目を楽しめる、春らしいデザート「さくらのブラマンジェ」を味わうことができます。見た目の美しさと、桜の香りがやさしく広がる味わいが人気の秘密だそうです。

-お店の方のコメント
お皿に出すと、みどりの抹茶ソースとピンクの桜プリンのコントラストがより楽しめます。

 

 

目白・高田・雑司が谷エリア

おすすめスポット(紹介:JIMO-TOshimaライター 三原さん)

神田川周辺

住所
高田2-1 周辺

桜並木を横目に散歩ができるおすすめのスポットです。神田川にかかる面影橋からは、川を挟んで両側一面に広がる桜を楽しむことができます。桜の花びらが神田川に散る光景がキラキラとしていてとても幻想的です。

 

関連スポット(紹介:JIMO-TOshimaライター 三原さん)

神田川ベーカリー

住所
高田1-11-14

神田川ベーカリーの「桜あんぱん」は、甘すぎない桜餡と、かわいい桜がモチーフで、お花見の差し入れにもぴったりです。神田川や都電荒川線沿いの桜散歩を楽しんだ後に休憩できるテラス席もあり、ワンちゃん連れの家族にもうれしいお店です。

-お店の方のコメント
甘さ控えめでほんのりと塩味を感じる桜あんぱんです。断面にも桜餡が見えるのがポイント!

 

 

 桜を楽しむ!としまの桜イベント

 

※イベントの詳細やその他の町会が開催するイベントは、各町会の掲示板などを参照してください。

 染井よしの町会
 「染井よしの桜里まつり」

 日時:3月28日(土) 午前10時~午後4時
 場所:染井よしの桜の里公園

  長崎五丁目町会「お花見の会」

 日時:3月28日(土) 正午から2時間程度
 場所:長五さくら公園 ※雨天時、会場変更あり。

 駒込七丁目町会「町会お花見」  日時:3月29日(日) 午前11時から
 場所:駒込七丁目第2児童遊園
 千早二丁目町会「さくらまつり」  日時:3月29日(日) 午後0時30分から
 場所:千早公園
 駒込六丁目東文化会「お花見」  日時:3月29日(日) 午後1~3時
 場所:染井コミュニティ広場
 染井よしの桜まつり  日時:4月5日(日) 午前10時~午後4時
 場所:染井吉野桜記念公園
 大明お花見会  日時:4月5日(日) 正午~午後4時
 場所:みらい館大明 ※当日、当館窓口にて受付。
 

Close up!

IKEBUS City Guideツアー

日時

3月22・29日 日曜日

ガイド付きで桜の名所をめぐる特別なツアーです。季節に合わせて様々な企画を用意しています。

申込み

申込みはこちら

問い合わせ

観光企画グループ☎ 03-3981-4623

 

 ソメイヨシノ桜の観光大使おすすめ!としまの桜スポット

門と蔵のある広場

住所
駒込3-12-8

門は江戸時代後期に建てられたと推定されています。趣のある門と桜が融合した景色を楽しむことができます。

法明寺

住所
南池袋3-18-18

池袋駅から徒歩15分の距離にあり、桜の名所として知られています。門の前に広がる桜並木は必見です。

 

ソメイヨシノ発祥の地 駒込を誇りに

今年も桜の開花が待ち遠しい時期となりました。卒業式や入学式、入社式など、私たちの新たな門出を祝福してくれるかのように、毎年、見事に咲き誇る“ソメイヨシノ”。美しいだけでなく、そのはかなさも魅力の1つです。今号では、「ソメイヨシノ発祥の地」である駒込の魅力のほか、区内各地域の素敵な桜スポットや催しを紹介しています。まち全体がほんのりと優しい桜色に染まる時期に、お花見をしながら、ぜひ足を運んでほしいと思います。私も今年は風に舞う桜の花びらの下をゆっくり散歩したいです。

豊島区長 高際みゆき