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谷端川南緑道

密集する住宅地のなかを南北に走る、全長約1.7キロメートルの緑道です。谷端川は、河川としては昭和37年に廃止され、暗渠の下水道幹線として使用されるようになりました。豊島区では、その覆蓋上部を昭和41年に谷端川第1から第3児童遊園、昭和42年に谷端川第4児童遊園、昭和55年に遊歩道として都下水道局より承認を受け開放してきました。
 その後、昭和58年に始まる施設改修整備は、平成2年に終了し、西武池袋線から川越街道に至る区間が、現在の谷端川南緑道として生まれ変わったのです。
 緑道は幅が4から5メートル。緩やかな曲線を描きながら北上します。左右にはハナミズキなどの花木が植えられ、ところどころにバラのアーチや楽しい遊具もみられます。散歩コースや通 勤通学路にと、地域住民に親しまれています。道路との交差点にみられる欄干は、かつての谷端川にかかっていた橋を思いおこさせます。

施設情報

所在地

西池袋4-5-5

最寄駅

西武池袋線椎名町駅、東京メトロ有楽町線要町駅

面積

8,885.72平方メートル

開園

平成3年4月

谷端川南緑道

更新日:2015年2月25日