ホーム > 区政情報 > 広報 > 報道発表 > 【報道発表】令和4年11月 > 豊島区立トキワ荘マンガミュージアム 区制90周年記念事業 特別企画展 「藤子不二雄(A)のまんが道展」 を開催します
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豊島区立トキワ荘マンガミュージアム(豊島区南長崎3-9-22)では、令和4年11月12日(土曜日)から、特別企画展「藤子不二雄(A)のまんが道展」を開催します。一般公開に先駆け、本日11月11日(金曜日)に記者発表が行われ、高野之夫豊島区長が出席しました。
「まんが道」は、漫画家・藤子不二雄(A)の代表作のひとつであり、自身がそれまでに歩んできた漫画人生をモチーフに描いた作品です。藤子(A)をモデルとしたキャラクター・満賀道雄が、親友・才野茂とともに上京し、手塚治虫も住んでいた憧れのトキワ荘に入居します。そして、そこで生涯信じあえる漫画家仲間たちと巡り合い、互いに良い影響を与えながらプロの漫画家として成長していきます。
本展では、「まんが道」の中から、舞台となったトキワ荘での暮らしや、仲間たちとの交流を中心にご紹介いたします。また、本作の直筆原稿の展示や、藤子(A)作品の特徴ともいえる独特の表現方法、創作の源なども垣間見える展覧会といたします。藤子(A)所蔵の「トキワ荘14号室の壁」も特別にお借りし、展示します。
記者発表に出席した高野区長は、「藤子(A)先生が、トキワ荘マンガミュージアムへ来館いただいた日のことは今でも鮮明に覚えており、「よく再現できていますね」と優しく語りかけてくださったことは、ずっと忘れません。先生は、当館で開催した「トキワ荘のアニキ 寺田ヒロオ展」、「トキワ荘と手塚治虫」展のオープンの際にも来てくださいました。きっと天国から、本展のことも、優しく見守っていてくださると信じております」とコメントしました。
本作の貴重な直筆原稿を14点展示いたします。藤子不二雄(A)のペンタッチなどをつぶさに見ることができ、作家の息吹を感じられる貴重な展示となっています。
老朽化し、1982年に解体されたトキワ荘。解体工事の際に、かつて住人だった漫画家たちが駆けつけ、別れを告げました。その時に藤子(A)により持ち帰られた14号室の壁を、特別にお借りして展示いたします。
「まんが道」には藤子(A)の手による独特な漫画表現が随所に見られ、それらはバリエーションにとんでおり、一見すると一人の作家が描いたとは思えぬほど多種多様なテクニックが駆使されています。本展では、藤子Ⓐが生み出してきた漫画表現の一部をご紹介し、現在、漫画家をはじめとし、クリエーターを目指している方々にとって、参考になる展示をいたします。
令和4年11月12日(土曜日)~令和5年3月26日(日曜日)
※ミュージアムホームページからの予約優先制
午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)
月曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始
大人500円、小中学生100円、未就学児・障害者手帳をご提示の方及び介助者(1名まで)無料
豊島区
公益財団法人としま未来文化財団
藤子スタジオ・小学館集英社プロダクション
トキワ荘協働プロジェクト協議会
手塚プロダクション
記念撮影
展示の様子
展示の様子
文化観光課トキワ荘マンガミュージアムグループ 電話:03-5992-7018