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更新日:2026年3月31日

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広報としま

2026.04.01

令和8年度
予算特集

 

 

基本構想・基本計画の実現を加速させる

 

 

一般会計の総額:1,689億8,605万円

令和8年度予算は、昨年度スタートした新たな「基本構想・基本計画の実現を加速し、持続可能な区政の礎となる予算」と位置づけて編成しました。今号では、令和8年度予算の特徴的な事業について特集します。

 

 

 基本構想・基本計画

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3つの理念

7つのまちづくりの方向性

問い合わせ
企画調整グループ☎03-4566-2511

実施計画2026

基本構想・基本計画に示した施策を具体的な事業に結び付け、実行するための「豊島区実施計画2026」を策定しました。

 

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 令和8年度 予算のポイント

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歳入歳出の内訳

歳入予算のポイント

「特別区税」と「特別区交付金」が約半数を占めています。

歳出予算のポイント

構成比の順位は、①子ども家庭費、②福祉費、③都市整備費、④教育費となっています。また、学校など、老朽施設の計画的更新に備え、基金へ積極的に積み立てました。

重点テーマ

令和8年度予算は、令和7年度から継続して「安全・安心」、「子ども・子育て支援」、「教育」のテーマを重視するとともに、新たに「福祉」、「健康」、「産業振興」の3つを重点テーマに加えます。

3つの継続する重点テーマ - 「安全・安心」「教育」「子ども・子育て支援」
3つの新たな重点テーマ - 「福祉」「産業振興」「健康」

新規・拡充事業全体(投資的経費を除く)267事業、約60億円を計上

問い合わせ
財政計画グループ☎03-4566-2521
 

 令和8年度 重点テーマ

安心・安全

 

■避難所運営の強化

 

要配慮者の方が使いやすい簡易トイレの配備 1,713万円

【全避難所設置】
身体的な理由から、マンホールトイレまでの移動が困難な方が主に利用できます。

「災害時トイレ確保・管理計画(案)」について

 

避難所等備蓄物資の拡充 2億7,003万円

避難所の環境改善のため、テントやエアーベッドなどの必要な物資の充実を図ります。

 

【新規】防災リーダー等の養成 382万円 

区民主導による避難所開設および運営を可能とする体制をつくります。

 

■地域の安全・安心を守るための支援

 

区施設のAEDの屋外化 916万円

【17か所設置】
24時間使用できるよう屋外に設置し、救命率の向上を図ります。

 

個人宅への防犯対策用品の購入・設置推進 1,214万円

補助金交付を継続し、防犯意識の向上と安全・安心なまちづくりの実現を図ります。

 

【新規】マンションの防災対策 114万円

管理組合にマンション防災の専門家を派遣するなど、地域の防災力向上の取組みを支援します。

 

【新規】外国人向け防災啓発 91万円

災害への備えや対応をまとめたテキストを作成し、防災訓練への参加につなげます。

Close Up

リアルタイムで災害情報を確認できる豊島区防災ポータル・防災アプリができました。

 

■良好な生活環境の保全

 

【新規】大塚駅周辺における公衆喫煙所の設置 712万円

路上喫煙やポイ捨てなど、たばこに関する意見が多く寄せられている大塚駅周辺に、公衆喫煙所を新設します。受動喫煙の抑制や地域環境の美化を進めます。

 

民間事業者等による公衆喫煙所設置等への助成 1,040万円

設置経費および維持管理経費の助成により、必要な場所への喫煙所の設置を進めます。

 

小型充電式電池等集積所回収事業 590万円

リチウムイオン電池などを回収し、不適切な排出による火災事故の発生を防ぎます。

 

子ども・子育て支援

 

■池袋保健所跡地を活用した居場所づくり

 

【新規】保健所跡地活用事業 3,951万円

現在の池袋保健所の跡地を、令和10年3月にUR都市機構に返却するまでの間、地域に開かれた子ども・若者の「交流・体験・遊びの拠点」、「安心して過ごせる居場所」として活用します。

 

 

【区民提案・新規】妊産婦・子育て世帯等の居場所事業 500万円

多文化交流イベントなどを通して、国籍を超えて安心して子育てを楽しめる居場所を創出します。

 

■子どもの体験格差の是正に向けた取組み

 

【新規】誰もが参加できるインクルーシブ文化事業の創出 1,000万円

子どもたちに「かけがえのない文化芸術体験」を提供し、「体験格差の解消」につなげます。

 

区民ひろばでの子どもの体験活動・夏休みの居場所事業 546万円

子どもの意見を取り入れた小学生対象の体験活動を実施するほか、夏休み期間には自習室として開放し、中学生等の居場所を創出します。

 

【新規】小学校芸術鑑賞教室の充実 1,582万円

小学4年生を対象に、日帰り体験学習(劇団四季のミュージカル鑑賞)を実施します。

 

■多文化共生の取組み

 

【新規】多文化キッズサロンの開設・運営と多文化キッズコーディネーターの配置 2,323万円

日本語を母語としない子どもとその保護者に対し、相談支援、学習支援、交流事業を実施します。

 

■安心して子育てできる環境づくり

 

【新規】RSウイルスワクチン定期予防接種 8,430万円

RSウイルス感染による乳幼児の急性呼吸器感染症の罹患や重症化を防ぐため、RSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)が、4月から定期予防接種となります。妊娠28~36週の妊婦が対象で、費用は全額公費により助成します。

各種予防接種の補助について

 

産後ケア事業の拡充 1億6,757万円

産後の母子に心身のケアなどを行うため、宿泊日数を、3泊4日から6泊7日に拡充します。

 

【新規】スムーズな就学につなげるための5歳児健診 272万円

モデル実施し、子どもの発達特性に応じて必要な支援が提供できる体制を整備します。

 

教育

 

■物価高騰に対応した就学援助の拡大

 

就学援助における認定基準及び支給金額の引き上げと支給費目の新設 1億4,803万円

未来を担う子どもたちの教育の機会が失われないように、支援を必要としている世帯に対する支援を強化します。

区独自:世帯所得の認定基準額を引き上げ、対象者を拡大します。
→ 生活保護基準の1.4倍へ

23区初:「学習応援費」を新設し、子どもたちの興味関心に応じた家庭学習などを支援します。
→ 小学生 年額14,000円/中学生 年額13,000円

区独自:物価高騰などによる子育て世帯の負担増に対応するため、各種支給額を拡充します。
→ 移動教室費、修学旅行費、卒業アルバム費、学用品費

 

■子どもの学びを支える環境の整備

 

【新規】小学校への校内教育支援センターの開設 330万円

校内の居場所として全ての区立小学校に設置し、教室に入れない子どもを支援します。

「不登校対策総合計画」について

 

【新規】学習情報センターの整備 2,069万円

ICT環境や個別・協働学習スペースなどを充実させた、新たな学びの拠点として、要小学校など未整備の11校に整備していきます。

福祉

 

■安心して住み続けられるための支援

 

居住サポート住宅の供給促進 3,501万円

「居住サポート住宅」は、居住支援法人などが物件オーナーと連携し、高齢者や障害者などのニーズに応じて、入居中の安否確認や見守り、福祉サービスへのつなぎなど必要なサポートを行う住宅です。
物件オーナーに対して補助金を交付することで、居住サポート住宅の供給を促進します。

 

■いつまでも自分らしく暮らせるための支援

 

入浴特化型デイサービスの拡充 2,233万円

サービス提供範囲を区内全域へ広げ、自宅での入浴が困難な要支援者等の入浴ニーズに対応します。

Close Up

高齢者を対象としたエアコン設置助成を今年度も実施、スマホ購入費助成、補聴器購入費助成を拡充します。

 

【新規】リフト付き福祉タクシーの運行 870万円

高齢や障害により、車いすなどを利用しなければ移動が困難な方への外出支援として、リフト付き福祉タクシーを2台確保し、移動支援事業を開始します。予約料金、迎車料金、基本介助料に加え、メーター料金の2割を区が負担します。

 

【区民提案・新規】キッチンカーによる「まちかどカフェ」のオープン 396万円

高齢者、障害者、子育て世代などが外出するきっかけをつくることで、健康づくりや地域コミュニティの活性化を図ります。

 

【区民提案・新規】ケアする人が、ケアされる時間 491万円

日常的にケアをする側のケアラーが、自身の状況や悩みを共有し疲労感や孤独感を解消する場として、「語りの場」を年に4回開催します。

 

■障害者の日常生活を支えるための支援

 

【23区初】重症心身障害児(者)等 在宅レスパイト・就労等支援事業の拡充 1,767万円

【年間利用上限時間 144→288】
重症心身障害児(者)等の健康の保持と介護する家族の介護負担軽減を目的に、看護師等が一定時間、医療的ケア等を家族などに代わって行います。利用時間の年間上限を144時間から288時間に倍増させるとともに、看護師等の派遣先を「自宅や学校」に限定せず、希望に応じて派遣できるようにします。

【23区初・新規】医療的ケア児等介護等支援助成 290万円

医療的ケア児および重症心身障害児の保護者の負担軽減に向けた支援策として、介護などにかかる経費を、1人あたり5万円を上限に助成します。「電動車いすの介助者用アシスト機器」や「音声、スマホ連動の見守りカメラ」などの購入費のほか、付き添い入院時の費用など保護者のニーズに応じて、広く対象とします。

 

心身障害者等福祉タクシー事業の拡充 1億4,532万円

福祉タクシー券の交付額を増額するとともに、生活保護受給者も交付対象とします。

 

移動支援事業(ガイドヘルパー)の拡充 1億988万円

移動支援の利用拡大に向け、対象要件を見直します。また、シルバー人材をガイドヘルパーとして活用する取組みを試行・検証します。

 

重度心身障害者(児)日常生活用具給付事業の拡充 6,138万円

ストマ装具の基準額を引き上げるとともに、新たに医療的ケアが必要な方向けに、蓄電池・自家発電装置を給付種目に加えます。

 

健康

 

■保健所の移転・リニューアルオープン

 

【新規】わたしメンテラボ運営事業 2,495万円

池袋保健所は、5月7日に区役所本庁舎の向かい側に移転し、「豊島区保健所」としてリニューアルオープンします。豊島区保健所のオープンに伴い、健康に関する「気づき」を得て「相談」ができる健康づくり支援拠点「わたしメンテラボ」を設置、運営します。現在の健康状態を知り、未来の健康的な自分を意識してもらう研究室(ラボ)をイメージし、健康測定コーナーには、体組成計や骨健康度測定器などの健康測定機器を常設します。また、保健師などの健康コンシェルジュが健康に関する様々な相談に対応します。

豊島区保健所の詳細はこちら

 

Close Up

豊島区医師会・看護師会と連携し、在宅医療を受けている方が夜間緊急時でも診察を受けられる24時間診療体制を構築します。

 

産業振興

 

■地域経済の活性化

 

中小企業支援補助金の拡充 4,990万円

区内中小企業を対象に実施している「中小企業支援補助金」について、業務効率化などの経営課題へ対応するため、「DX補助金」を新設します。

 

ビジネスサポートセンターの強化 790万円

「DX相談員」による相談窓口を新設し、企業のDX化を支援します。

 

【新規】起業支援の強化 195万円

区内で起業するまで段階的に学べる起業スクールの開催など、支援体制を強化します。

 

【新規】若年起業家賃料支援 75万円

賃料を補助することにより、昨今の賃料高騰に伴う負担の軽減を図ります。

 

■観光・プロモーションの推進

 

池袋駅周辺の観光発信等の強化 512万円

豊島区観光協会と連携して池袋東西の観光案内等を強化し、観光客の満足度向上や区内滞在時間の延長につなげていきます。

 

【新規】デザインマンホール蓋の設置 713万円

池袋にゆかりのあるアニメBanG Dream!(バンドリ!) などの作品を用いたマンホール蓋を新たに設置し、国内外からの観光客の誘客および周遊につなげます。

 

【新規】京都府自治体とのマンガ・アニメ全国連携事業 200万円

アニメプロモーションを積極的に展開している京都府の自治体との連携事業を実施し、地域を超えたアニメツーリズムを促進します。

 

インスタグラム広告による区の魅力・活力のPR推進 944万円

SNSを中心としたPR広告を配信し、区のイメージと認知度向上につなげます。

 

 その他の注目施策

共創の推進

 

企業等による事業提案制度の導入

 

豊島区をより良くしたい企業等から、地域課題の解決につながる具体的な提案を受け、提案した企業等が実施する事業に対し、一定期間、区が支援を行う共創制度

企業等による事業提案制度補助金
令和7年度の企業提案制度採択事業に対し、事業実施のための補助金を交付します。

 

【採択事業】未利用地を活用したコミュニティガーデンと菜園運営事業

提案企業名
DAIKEN株式会社
事業概要
区の未利用地をコミュニティガーデンや菜園に整備し、区民が利用できるスペースを提供
総事業費
189万8千円
補助上限額
94万9千円(総事業費の1/2)
 

まちづくり

ウォーカブルなまちづくりの推進

 

池袋駅周辺地域の再生

池袋駅西口地区市街地再開発事業の事業化準備を促進し、さらに駅の再生を推進します。

 

池袋駅西口地区市街地再開発事業

事業計画策定に向けた基本設計
【新規】13億2,683万円

池袋駅東西自由通路等まちづくり推進事業

北デッキ実現に向けた概略基本設計
【新規】1億3,563万円

池袋駅東口駅前再編推進事業

整備計画案(位置・形状・規模など)検討
【新規】1,147万円

 

魅力あふれる公園づくり

 

豊島区公園等再構築プランの目指す姿 身近な「私たちの公園」

公園の6つの役割
 ❶のびのび遊べる
 ❷健康・スポーツを楽しむ
 ❸くつろぎ・憩える
 ❹みどり・自然に親しむ
 ❺安全・安心を担う
 ❻交流・にぎわいの拠点

公園等の再構築 【新規】1,028万円

「豊島区公園等再構築プラン」の策定にあたって、区民ワークショップを開催したモデル3地域において、順次再整備を進めます。今年度は、高松・要町・千川地域の調整・整備などを行います。

高松三丁目公園の整備 【新規】1億1,850万円

高松地区初の公園として、公園等再構築プランを踏まえ、のびのび遊べる広場を整備します。

 

持続可能な区政の礎となる予算

令和8年度当初予算は、区民の皆さまとともに考え、つくり上げた「基本構想・基本計画」策定後、初となるものです。区職員一人ひとりが「基本構想・基本計画」に掲げる理念を常に意識し、区民目線で取組みを振り返りながら、「憧れのまち」の実現に向けて、思いを込めて編成しました。学校整備などの投資的経費を除く「新規・拡充事業」は、267事業、60億円です。今号では、令和8年度の重点テーマに合わせ、予算に盛り込んだ主な事業を紹介しています。豊島区の明るい未来へ向け、区職員一丸となって全力を尽くしてまいります。

豊島区長 高際みゆき