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を創る
長く住み続けられる
まちを目指して

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ページID:58307
更新日:2026年10月30日
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長く住み続けられる
まちを目指して



豊島区が目指す「安全・安心・快適」な暮らしの実現へ。
一人ひとりが心地よく、いつまでも住み続けたくなるまちづくりのための8つの取組みを紹介します。
#喫煙マナー向上 #地域とともに取り組む美化活動
路上喫煙やポイ捨て防止のため、清掃活動やマナー啓発の強化に取り組んでいます。地域と区が連携して定期的に清掃活動を実施しているほか、インバウンドや外国人住民の増加に対応するため、多言語でのルール周知を図っています。また、昨年度新設した「池袋駅西口東京芸術劇場前喫煙所」に続き、今秋、新たに「大塚駅南口喫煙所」を設置しました。
区指定喫煙所についてはこちら
Interview▶ 環境保全課 大曽根課長
東京都受動喫煙防止条例の認知により、屋内での受動喫煙の機会は減っている一方、屋外喫煙対策の強化を求める声が多く寄せられています。誰もが気持ちよく過ごせる環境づくりには、皆さんの協力が欠かせません。
路上喫煙・ポイ捨て等に関するご意見・苦情は、直近5年間で約1.4倍に増えており、特に池袋や大塚エリアが多い状況です。喫煙所の整備は、路上喫煙やポイ捨てを減らす有効な対策のため、今後も検討を進めていきます。
区ではこれまで、路上喫煙・ポイ捨て防止パトロールや、ごみゼロウィークなどのイベントを通して、マナー啓発を行ってきました。しかし、改善を求める強い要望は年々増えており、モラルに頼る対策には限界があると考えました。そのため、「路上喫煙及びポイ捨て防止に関する条例」を改正し、取締りによる環境の改善を目指します。


COMMENT
池袋駅西口環境美化推進協議会 齊木会長
池袋駅西口周辺の環境美化の推進と、安全で快適な歩行空間の確保を目的として、本年5月に池袋駅西口環境美化推進協議会が発足しました。当協議会は、商店街連合会、地元企業、町会などで構成され、清掃活動やイベントなどを通じた環境意識の向上や現場の課題解決を推進しています。今後も区と連携して、区民の皆さまや来街者に環境美化の重要性を訴え、まち全体の価値を高める活動を続けていきたいと考えています。

#多言語での周知・啓発 #地域の「目」による抑止 #宿泊施設・関係機関との連携
池袋周辺で多発するスーツケースの不法投棄に対し、宿泊施設や関係機関と連携して正しい処分方法の周知を行うとともに、一斉撤去を行いました。条例改正による規制強化も視野に入れ、地域の不安解消と衛生的なまちづくりを進めます。
取組みの詳細はこちら
Interview▶ 豊島清掃事務所 髙桑所長
宿泊施設が集中する池袋周辺では、スーツケースの放置が特に多く、中に入っているものがわからないため、地域の不安要素となっています。6月下旬から対策を強化してきましたが、8月の不法投棄回収数は、昨年度の17個に対し、今年度は18個と、改善がみられない状況です。

6月下旬以降に実施した主な対策は、以下のとおりです。
・外国人旅行者への周知
多言語による不法投棄禁止周知チラシを、町会掲示板、区内全駅、宿泊施設2,300か所に配布・掲示の協力を依頼しました。また、区内4か所の大型ビジョンで放映しました。
・スーツケース再利用事業者との協定締結、スーツケースのリユースサービスの周知
・7月15日~22日 一斉撤去
(ごみ集積所、区道、公園などで12個撤去)
地域の皆さんの「目」が不法投棄を防ぐ何よりの抑止力です。きれいな場所にはごみが捨てにくくなります。「不法投棄を許さない、捨てられない」まちづくりを一緒に進めていきましょう。
#正しいごみ分別 #ごみ出し支援の拡充 #まちの美化と災害支援
豊島清掃事務所では可燃・不燃ごみ収集に加え、高齢者や障害のある方への粗大ごみ搬出支援のほか、不法投棄防止パトロールをするなど、まちの美化にも努めています。
Interview▶
豊島清掃事務所担当技能長 榎本さん
豊島清掃事務所技能主任 阿部さん
可燃ごみへのスプレー缶や電池、モバイルバッテリーなどの混入は非常に危険です。誤った分別による収集車の発火事故が毎年のように起きています。事故を防止し作業員やまちの安全を守るため、正しい分別の徹底を呼びかけています。
資源・ごみ分別アプリ「さんあ~る」で、ごみ収集日や、分別の仕方を確認できます。このアプリは、英語、中国語、韓国語の3言語に対応しています。「さんあ~る」を活用し、正しいごみの分別にご協力をお願いします。
資源・ごみ分別アプリ「さんあ~る」の詳細はこちら
ごみ・資源の分別指導や、集積所の移設・廃止に関する相談の対応も、私たちの仕事です。また、東日本大震災や能登半島地震などの災害時には、現地へ赴き、被災地の早期復旧に向けた収集支援をしています。

・リサイクル協力店に持ち込む。
・金属・陶器・ガラスごみの回収日に集積所へ出す。
※ほかのごみとは分けて、端子部分を絶縁のうえ、ビニール袋などに入れ「リチウムイオン」などと大きく表示する。
発火の恐れがあるため、「ごみ減量推進課(豊島清掃事務所2階)」へ持参する。
#客引き防止の条例改正 #被害を防ぐ意識の徹底 #警察・地域とのパトロール
池袋駅周辺等で常態化する悪質な客引きや勧誘行為に対し、区では厳罰化や立入調査権の追加などの条例改正を検討しています。警察や地域との連携を強化し、誰もが安全・安心に過ごせるまちの実現を目指します。
治安・防犯対策の取組みの詳細はこちら
Interview▶ 治安対策担当課 田中係長
池袋駅周辺等ではガールズバーなどの急増により、看板を持つ女性の勧誘行為や執拗な客引きが常態化し、苦情が相次いでいます。これらの一部は現行条例での取り締まりが難しく、悪質な客引き撲滅のためには条例改正が必要です。
客引きには「絶対についていかない」、「完全に無視」を徹底しましょう。この対応が高額請求などの被害を防ぎ、悪質な事業者をまちから追い出すことにつながります。
区内の特殊詐欺被害状況は、昨年1年間で93件発生、被害額は約7億2,060万円でした。今年は、8月末時点で既に114件発生、被害額は10億1,420万円という危機的状況です。「高齢者を中心とした被害」というイメージがあると思いますが、最近はSNSを通じた投資詐欺やロマンス詐欺などの新たな手口で、若い世代の被害が増大しています。犯人はあらゆる世代を狙っています。細心の注意を払いましょう。


COMMENT
池袋西口駅前環境浄化推進委員会委員長 高濵さん
約30年前の環境浄化推進委員会発足時からパトロールを続けています。かつて暗くて怖い印象のあった池袋のまちを良くしようと、警察や区とも協力しながら、客引きへの注意や放置自転車、違法看板の撤去などに取り組んできました。コツコツと継続してきた甲斐もあって、まちの景色は大きく変わってきています。今後も、誰もが安心して過ごせる魅力ある池袋を守ります。

#止水板の設置・購入助成 #ハザードマップの活用 #事前の水害対策・自主防災
近年多発する集中豪雨による浸水被害を防ぐため、11月2日から「止水板の設置・購入費用補助制度※」を開始します。
詳細はこちら
・ハザードマップ
・浸水対策
・止水板(※助成についての詳細もこちら)
Interview▶ 道路整備課 片山課長
日頃から、ハザードマップで自宅や職場周辺の浸水リスクを確認しておくことが大切です。また、集中豪雨が予想されるときは、最新の気象情報や避難情報を確認し、危険を感じたら早めに安全な場所へ避難しましょう。
風呂場やトイレが道路面より低い場所にあると、下水が逆流することがあります。逆流を抑えるには、風呂場の排水口やトイレに水のうを置くことが有効です。
集中豪雨や洪水の際、道路から建物等への水の侵入を防ぐ止水板。土のうに比べ「止水性が高い」などの利点があります。最近の異常気象では、猛烈な雨による浸水被害が増えているため、区では止水板の設置・購入費用の助成を開始します。
安全・安心に住み続けられるよう、水害対策を進めます。止水板の設置や下水の逆流防止は区民の皆さんが自ら取り組める有効な対策です。これまで浸水被害のあった建物などでは、ぜひ助成金をご活用ください。


#住まいと暮らしの相談窓口 #民間事業者との連携
高齢化や一人暮らし世帯の増加を踏まえ、生活基盤となる「住まい」や生活全般の不安に対応する福祉的な支援を強化しています。どんな悩みを持った方でも、住み慣れたまちで安心して暮らし続けられるようサポートします。
Interview▶ くらし・居住支援課 今井課長
住まいの相談は60代以上の相談が75%を超え、高齢の方が住まいに不安を抱えていることがわかります。くらし・居住支援課では、家賃負担が重い、契約更新ができないなど、住まいや生活に困っている方の相談を受け、関係団体などと連携して、住まい探しだけでなく、生活の安定に向けた総合的な支援を行います。
・住まい探し
不動産関係団体や居住支援団体と連携して、転居先を探します。
・家賃助成
取り壊しなどで転居を余儀なくされた方などに、転居後の家賃の一部を助成する事業があります(年齢要件や所得要件などの詳細は入居相談窓口にお問い合わせください)。
・住まいの確保
居住支援協議会と連携し、不動産関係団体やオーナーに対する理解を促進するとともに、区独自の支援制度を設け、高齢者など住まいの確保が難しい方向けの住居(セーフティネット住宅等)の確保に取り組んでいます。

区内の不動産関係団体、社会福祉協議会などの福祉関係者、居住支援団体が連携して、高齢者など住まいの確保が難しい方への支援に取り組んでいます。
・取組内容
としま居住支援バンクの運営、住み替え相談会、不動産関係団体・居住支援団体向けセミナーの開催など
#実態調査による現状把握 #所有者と事業者のマッチング #地域貢献施設・福祉的な住宅への利活用
空き家実態調査で所有者の意向や課題を把握するとともに、所有者と事業者のマッチングや改修費補助を行う空き家利活用事業を実施しています。管理不全な空き家を減らし、住環境悪化の解消と地域活性化を目指します。
空き家は、老朽化により周囲の安全を脅かす危険を生じさせるほか、防災・防犯上のリスクを高めるなど、地域の課題となっています。空き家の解消に向け、施策検討のための調査を10年ぶりに実施しています。
調査結果から空き家が抱える課題を整理し、空き家の発生予防や利活用、市場への流通を促進していきます。また、管理不全な空き家には適正管理を促し、老朽化し危険な空き家には除却を促すなど、状態に応じた対策に取り組みます。

令和5年住宅土地統計調査において、豊島区は空き家率が13.9%と23区で最も高く、将来空き家になる可能性が高い「空き家予備軍」も多く存在しています。この課題を解決するため、空き家を地域貢献施設や福祉的な住宅へ有効活用する事業を開始しました。
この取組みはメディア等でも紹介され、近年では利活用実績が着実に伸びてきました。所有する空き家のことでお悩みの方や利活用に関心のある方は、ぜひ気軽にご相談ください。

#旅館施設の適正管理 #近隣住民の安心創出 #生活環境優先の条例改正
近年の民泊の増加に伴い、ごみや騒音等の苦情・トラブルが急増しています。これを受けて区では、条例を改正し、周辺の生活環境改善を図っています。
平成30年の規制緩和でスタッフが常駐しない戸建てやマンション一室等での営業が増加し、ごみや騒音など近隣トラブルの苦情が急増。区民の皆さんの安心な生活環境を守るため、条例を改正しました。
条例改正後は新しく開業する宿泊施設に対し、従業員等の常駐を義務化します。宿泊者への注意の目を増やすことでごみや騒音等の悪化を防止し、安心して暮らせる生活環境の実現を目指していきます。

令和7年12月、住宅宿泊事業(民泊)の条例を改正しました。令和8年12月16日から、区内すべての民泊を対象に、事業実施期間を「春休み・夏休み・冬休み」の年間120日間に制限します。
令和8年度9月末の苦情件数は110件(令和7年度234件)と改善が図られていません。より一層、事業者に対して指導・監督を徹底し、区民の皆さんの住環境と安心で穏やかな暮らしを守ります。
秋が深まり、夕暮れのまちに明かりが灯る時間が早くなってきました。自然災害の多かった夏を振り返ると、何事もなく家路につく「日々の暮らし」の尊さを実感します。今号は、路上喫煙や不法投棄対策、防犯、水害への備えなど、生活環境を守る取組みや、日頃から環境美化に取り組む地域の方からのメッセージを紹介しています。現場の区職員も対策に奔走していますが、安全・安心で快適なまちは行政の力だけではつくれません。ルールを守る、まちの美化や地域の安全に気を配る、一人ひとりの行動こそがまちを支える力です。安全と安心に包まれた「日々の暮らし」を守り、誰もが気持ちよく暮らせるまちをともにつくっていきましょう。