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個別避難計画(わが家のひなん計画)

豊島区では、災害時に自力で避難することが困難な方が、安全に適切に避難できるように、事前に避難の方法等を決めておく個別避難計画としての「わが家のひなん計画」の作成をすすめています。これから令和8年度にかけて、区内全域で作成できるよう、災害リスク等から優先順位をつけ計画的に行っていきます。

わが家のひなん計画の概要

わが家のひなん計画とは、高齢者や障害者などで災害時の避難行動に特に支援が必要な方(避難行動要援護者)一人ひとりについて、あらかじめ「どこに避難するか」「誰が支援するか」「避難するときにどのような配慮が必要か」等を定めておく避難計画です。作成した計画は、ご家族や、日ごろからお付き合いのある方、地域の支援してくれる方に共有しておくことで、日ごろの見守り活動や、実際に災害が発生した際の迅速な支援に役立てます。

注意事項

わが家のひなん計画を作成しておくと、災害発生時または発生するおそれがある場合に、避難支援者から避難支援を受けられる可能性が高まりますが、災害時は支援してくれる方やそのご家族が被害にあう可能性があります。災害の状況によっては必ず支援が行われることを約束するものではありません。

計画の活用イメージ

活用イメージ

 

作成の対象となる方

作成の対象となる方は、下記の要件のいずれかに当てはまる方(避難行動要支援者)のうち、作成に同意した方が対象となります。(必ず作成しなければならないものではありません。)

1介護保険制度の要介護3~5の方

2愛の手帳(1度~3度)をお持ちの方

3身体障害者手帳(1級または2級)をお持ちでかつ、下肢機能障害(1級~4級)の方

4身体障害者手帳をお持ちでかつ、体幹機能障害(1級~3級)の認定を受けている方

5身体障害者手帳をお持ちでかつ、移動機能障害(1級~3級)の認定を受けている方

6身体障害者手帳をお持ちでかつ、視覚障害(1級または2級)の認定を受けている方

7身体障害者手帳をお持ちでかつ、聴覚障害(2級または3級)の認定を受けている方

8人工呼吸器を利用している方で災害時要援護者名簿に登録している方

9精神障害者保健福祉手帳(1級または2級)をお持ちの方で災害時要援護者名簿に登録している方

作成意向の調査について

令和6年7月に、要件を満たす方に作成の意向確認のため、わが家のひなん計画の様式と、作成のご案内を送付しています。お知らせが届きましたら、書類をご確認のうえ、必要事項を記入し、同封の返信用封筒で返送してください。記入の方法は、「記入例と記入の方法」をご確認ください。

直近の送付:令和6年7月22日、令和6年9月10日(令和6年9月1日時点で未回答の方に再送)

様式、作成のご案内

ご案内「個別避難計画をつくりましょう」(一式)(PDF:2,095KB)

様式「わが家のひなん計画」(PDF:919KB)

「記入例と記入の方法」(PDF:1,725KB)

わが家のひなん計画の作成について

意向確認調査

「個別避難計画をつくりましょう」、「個別避難計画作成に関する重要事項」をご確認のうえ、「記入例と記入方法」を参考に作成してください。

「個別避難計画をつくりましょう」(PDF:1,117KB)

「個別避難計画作成に関する重要事項」(PDF:722KB)

「記入例と記入の方法」(PDF:1,725KB)

 

ご自身やご家族だけでは作成が難しい方に対しては、今年度から作成支援を行っていく予定です。

今年度、作成支援の対象となった方には、順次、区からお声がけします。作成支援は、お住まい地域の災害リスクや、ご本人の心身の状況等によって順番に進めていきます。なお、今年度、作成支援の対象にならなかった方に対しても、来年度以降、順次、作成支援の対象者を拡大していく予定です。

避難支援者として登録される方へ

わが家のひなん計画の「避難支援者」の避難支援は、できる範囲での支援をお願いするものであり、避難支援者ご自身や、そのご家族の安全が確保されていることが前提となります。

災害時は、避難支援者ご自身も被災者となるため、災害の状況によっては、必ずしも支援することができるとは限りません。避難支援者として登録されても、災害時要援護者の安全確保や避難支援について、義務や責任を負うことはありませんので、可能な範囲でご協力をお願いいたします。

地域の助け合いにご協力ください

あなたの地域や身近にいる高齢の方や、障害のある方が、災害時に安全に避難できるように、ご協力をお願いします。

例えば、一緒に避難することができなくても避難するときに声を掛けたり、避難の際は直接自分で支援できなくても避難先でその方の様子を見てくれる人を探したり、自分のできる範囲で構いません。このような地域の助け合いのひとつひとつが、地域の被害をなくすことに繋がっていきます。

支援を必要としている方自身も、自分の身は自分で守る意識をもって、普段から積極的に地域の方とコミュニケーションをとるよう心がけましょう。

 

お問い合わせ

福祉総務課災害対策グループ

電話番号:03-4566-2428

更新日:2024年9月11日