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更新日:2026年9月18日
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身近な人や大切な存在を失った際に生じる深い悲しみやショックは、「グリーフ(悲嘆)」と呼ばれる反応です。グリーフの表れ方は、悲しみ、怒り、罪悪感に加えて、睡眠障害、食欲不振、衝動的な飲酒や喫煙の増加といった心身の変化など一人ひとり異なります。これらの反応は、非常に強いストレスに対する「正常な反応」と言ってもいいでしょう。このような人に寄り添い、援助することを「グリーフケア」と言います。
多くの場合、時間の経過とともに徐々にこころの傷が癒えていきますが、長期にわたって癒えないこともあります。そのようなときは、親しい人、信頼している人にそのお気持をお話しください。また、同じお悩みをもつ人同士でお話しをすることにより、心の安らぎを取り戻すことにつながります。さらに、「長く続く」「今でも傷は大きい」などで、日常生活を送っていく上で支障があれば、専門機関にご相談ください。
東京都:「身近な人、大切な人を亡くされた方へ」(新しいウィンドウで開きます)
厚生労働省:こころの耳(遺されたご家族へ―自死遺族の方へ―)(新しいウィンドウで開きます)
医薬品を、決められた量を超えて服薬することを「オーバードーズ」「OD」と言います。
特に近年、かぜ薬や咳止め薬などを、かぜや咳の症状を抑えるためではなく、気分を高揚させたり意識をぼんやりさせるために大量に服薬することを指して「オーバードーズする」「ODする」と言い、社会問題となっています。目的外の医薬品の乱用は少量でもで身体に大きな作用を起こします。多量に服薬すると、意識障害や肝臓・腎臓障害など身体に大きなダメージを与え、重大な後遺症のリスクがあります。
「危険だとわかっていても、つらい気持ちになるとODしてしまう…」そんな状況・気持ちの問題は深刻で、一人でなんとかできる状況ではないかもしれません。少しでいいので、誰かに状況について話をしてみてください。身近な人に話すのが難しければ、専門職に相談できる窓口もあります。
東京都:薬物乱用についての相談機関(新しいウィンドウで開きます)
厚生労働省:一般用医薬品の乱用(オーバードーズ)について(新しいウィンドウで開きます)
統合失調症は、世界中で多くみられる疾患で、頻度はおおむね100人に1人程度と言われています。原因は、はっきりしていません。通常であれば脳の中でいろいろな考えが自然に取捨選択され、考えがまとまりますが、そのような機能が働かず、何らかの被害を受けている、誰かが自分の情報をテレビやネットで流しているなど、多彩な症状が現れます。ご本人は症状を現実のものと感じていますが、周りの方から見れば理解できないことも多く、人間関係に支障を及ぼす場合も出てきます。周囲の方が気づいたときは、精神科などの医療機関を早めに受診させるようにしましょう。治療は継続的な薬物療法が主な治療になります。薬物治療は以前に比べて大きく進歩しています。適切な薬物療法で回復していく場合は、多々ありますが、途中で薬を中断してしまい、再発することが多いこともまた事実です。信頼する医師のもとで継続的な治療を続けましょう。
うつ病は、一日中、気分が沈み、何をしても楽しめない状態が数週間続くなどの特徴があります。これは単に一時的な感情の起伏ではなく、脳の機能障害によって引き起こされている症状と考えられています。個人差も大きい病気ですので、精神科医師などの専門的な治療を要することもあります。治療はおおむね薬物療法や認知行動療法などがあげられますが、安易な自己判断ではなく、医師のもとで治療を進めることが大切です。適切な医療を進める中で、回復し、社会復帰されている方も大勢いらっしゃいます。治療を進めるにあたってはご家族や職場の理解も重要となります。ご家族や周囲の方が正しい情報を持ち、病気を理解していただくことが手助けの第一歩となります。
寝床に入っても眠れない、途中で目が覚めてしまう、あまり寝た気がしないなど、睡眠に関するトラブルを総称して「睡眠障害」といいます。睡眠障害は、何かの病気の表れとして出てくるものもあれば、睡眠障害そのものが日常生活に支障を及ぼすこともあります。1カ月以上睡眠に関するトラブルがあるときは、まずは、かかりつけ医師に相談し、必要に応じ、専門的な診断や治療ができる医師を紹介してもらいましょう。
脳の神経は電気活動で情報のやり取りをしていますが、てんかんの患者さんはこの電気活動のやりとりがうまくいかず、「てんかん発作」という症状で現れます。突然症状が現れることから、周りの人が驚き、差別偏見が歴史的にありましたが、現在では医薬品や診断技術の飛躍的進歩により、多くの患者さんが通常の社会生活をしています。治療にあたっては脳波検査、画像診断などの専門的な治療が必要になることが多くあります。かかりつけ医師に相談し、適切な専門医療機関を紹介してもらい、診断や治療を受け、継続的な治療をしていくことが必要です。
薬物依存症は覚せい剤、大麻、危険ドラッグなどの薬物使用をきっかけとして、「やめようと思ってもやめられなくなる」状態になる病気です。単に「意志が弱い」という問題ではなく患者本人と薬物に、切っても切れない関係が生まれてしまい、患者本人にはコントロールが困難となります。患者本人は薬物に支配されてしまうので、違法とわかっていても薬物を得るために、犯罪など、あらゆる行動に出てきます。本人や家族だけで問題解決は困難なことが多く、専門機関と連携し、専門的な治療を長時間続ける必要があります。
アルコール依存症は、本人の意思とは関係なくお酒が止められない状態になる病気です。単なる酒グセが悪いといった単純なものではなく、日常的にお酒に患者さんが支配された状態になります。そのため、お酒のために仕事、家族、経済活動などの社会生活に必要なあらゆる面がお酒で破壊されていき、社会関係、人間関係、家族関係に重大な支障を及ぼします。アルコール依存症は「否認の病気」といわれ、患者が病気である自覚することが極めて困難なことも特徴です。病気が進行するにつれ、患者本人のみならず家族にも深刻な影響を及ぼします。早期に専門の相談機関や医療機関と連携し、お酒を必要としないバランスのとれた日常生活を取り戻す努力をしていくことが重要です。
ギャンブル依存症(ギャンブル障害)は、借金や生活困窮、対人関係の破綻など、生活に悪影響が生じても、ギャンブルを自分ではやめられない状態をいいます。意志の弱さや性格が原因ではなく、慢性・進行性の病気です。回復には、集団や個人での心理療法、専門治療プログラム、借金の整理や生活の再建などで法律家や福祉制度の利用、自助グループや家族会などへの参加が役立ちます。ギャンブルをしない新しい生活習慣を身につけましょう。
毎年5月14日から20日は、ギャンブル等依存症問題啓発週間です。
性同一性障害は、「生物学的な性」と「自分の認識している性」が異なる状態を指します。このため、常に自分の性別を起因とした多くのことに悩むようになります。性というと「生物学的な性」や「社会的・文化的な性」が認識されやすく、「自分が認識している性」があることを知る人は少ないのが現状です。まずは、「生物学的な性」と「自分が認識している性」が異なる状態であることを認識することが重要であり、その
上で必要な場合に治療を進めていくことが必要です。
感染症による環境の変化や先の見えない不安、行動の不自由さ等といったストレス状態が長く続くと、気持ちやからだや考え方に様々な変化があらわれる事があります。こうした反応は「誰にでも起こりうる自然な反応」ですが、長引くことで不調のきっかけになることもあります。
テレビ広報番組「としま情報スクエア」にて「新型コロナウイルス感染症による新しい生活に伴う不安やストレスの影響とこころのケア」について、精神科医の松島幸恵先生と内田暁彦先生に解説いただきました。
(クリックすると放送内容が閲覧できます)
出産前後の女性に多い心の不調と対応(令和3年12月20日放送)
【YouTube】豊島区公式チャンネル「ToshomaNanamaruChannel」(新しいウィンドウで開きます)
いつもと違う自分に困っていませんか?心の健康を保とう(令和3年7月18日放送)
【YouTube】豊島区公式チャンネル「ToshimaNanamaruChannel」(新しいウィンドウで開きます)
家庭でできるメンタルのセルフケアVol.2コロナうつを予防しよう!(令和3年2月8日放送)
【YouTube】豊島区公式チャンネル「ToshimaNanamaruChannel」(新しいウィンドウで開きます)
コロナ禍に対応した心のケア「家庭でできるメンタルのセルフケア」(令和2年6月8日放送)
【YouTube】豊島区公式チャンネル「ToshimaNanamaruChannel」(新しいウィンドウで開きます)
豊島区ではこころの健康、こころの病気などでお悩みの方やご家族からのご相談を受け付けています。
より専門的な内容については、下記のホームページをご覧下さい。
厚生労働省:みんなのメンタルヘルス総合サイト(新しいウィンドウで開きます)
電話番号:03-3987-4231