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千登世橋サムネ

~橋の世界~ その3.千登世橋
(道路・線路にかかる橋)

更新日:2024年1月18日

スポット

橋の世界~その3

東京都豊島区、明治通りと都電荒川線を跨ぐ目白通りの橋、千登世橋(ちとせばし)を訪ねます。

訪れた日は天気も良く青空が広がり、新宿方面のビルまでよく見えました。

 

3.道路や線路にかかる橋 ≪千登世橋≫

豊島区が誕生した昭和8年、明治通りが完成したときに、当時の東京市が架橋しました。

東京初の立体交差で、「東京都の著名橋」の一つ。東西に走る目白通りと、南北に走る明治通りが立体交差します。

橋長27.96m、幅員18.18mのアーチ橋で、目白台地と関口台地をつないでいます。

千登世橋と木

千登世橋斜め下から構造形式:上路2ヒンジソリッドアーチ橋

トンネルの中のランプ天井には大きなランプ

 

千登世橋の上ランプ

 

珍しいのは、都電荒川線が橋の下から学習院下まで明治通りと並んで走っていること。

千登世橋の上からその並んで走る景色を望めます。

橋から見る明治通り

都電と明治通り

千登世橋階段風格のある石造りの階段

工事中の階段

 

この日は千登世橋の階段が工事中で、写真を撮ることが出来ませんでしたが、階段付近に、来島良亮記念碑があります。

來島良亮記念碑は昭和2年に東京府土木部長に就任、関東大震災からの復興事業や、道路計画に尽力、49歳の若さで急逝したため、その一周忌に橋詰広場に記念碑が作られました。

千登世小橋

暗くなると明かりの灯るランプ。

 

千登世橋の東側にある「千登世小橋」。下には都電が通ります。

 

小橋から見る都電

 

橋の西にJRの目白駅・学習院大学があります。千登世橋が、学生時代の思い出の地となっている人も多いのではないでしょうか。

昭和の時代、恋人との別れを惜しむ歌の歌詞にも橋の名前が登場します。

 

石造りの階段と、その横をぴったりと道路に沿って走る都電を眺めることの出来る、千登世橋。こちらもとても景色の良い場所でした。

 

次回は、川を渡る橋をめぐってみようと思いますので、お楽しみに!

 

 

千登世橋

住所:東京都豊島区雑司が谷3丁目1-1

最寄り駅:東京メトロ副都心線「雑司が谷駅」から徒歩1分 都電荒川線「鬼子母神前停留場」から徒歩4分

 

 

 

ジモトン編集部てぃーこ  ペンネーム:てぃーこ


  自己紹介:実は裏の編集長!?あらゆるジャンルの記事を書くことが出来る万能なブタ。そして編集部一の子持ち。

 

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