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ページID:52580

更新日:2025年6月12日

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親子で学べる!WAKUWAKU防災フェス

防災フェスサムネ

 

5月11日(日)、立教大学池袋キャンパスで開催された「WAKUWAKU防災フェス2025」に行ってきました!

青空のもと、歴史あるレトロな建物と、それを彩る緑のツタや木々たちが出迎えてくれて、会場に着いた瞬間から“ワクワク”感があふれます。

 

防災フェス立教大学正門

親子で学ぼう その1:池上彰さんの特別講演会

大学内のタッカーホールでは、ジャーナリスト・池上彰さんの講演が行われました。

30分という短い時間でも、さすがの分かりやすさ。

豊島区の防災から災害時の行動事例まで、たくさんの学びがありました。

 

大人たちが「なるほど~」と頷く中、子どもたちはウトウト…だったり、あやとりを始めたり…(笑)
まぁ、子どもたちのメインイベントはこのあとだからね、仕方ない!

 

印象に残った内容を2つご紹介:
 

1.地震対策「常識」をアップデート

今は「まず自分の身を守る」ことが最優先だと学びました。

最近のガス機器は自動停止するし、無理に火を止めに行って大やけど…なんてこともあるので、まずは安全確保!

「グラッときたら火の始末」→これは昔の話。

2.イタリアの炊き出しはパスタとワイン⁉

イタリアも地震大国。仮設住宅の提供と同時に、温かいパスタ、そしてワインが配られるそうです。
 「被災中にお酒なんて…」と思いがちですが、“その1杯で気持ちが前を向き、行動につながる。被災者の人権を尊重することが大切”というお話に深く共感しました。

 

 

親子で学ぼう その2:立教大学理学部科学科「ひかるスライム」

防災フェス光るスライムポスター

さあ、ここからは子どもたちの大本命!立教大学理学部の学生さんたちによる“ひかるスライム”作りです。

 

防災フェス親子でスライム作り

 

スライム経験者の子どもたちも、「ひかるって何!?」と半信半疑。
しかし、完成したスライムにブラックライトを当ててみると……

 

「うわーー光ってるー!!」と大喜び (*^-^*)

なんと!明るい室内でも蛍光に光ってます!

すごーーーい!!

なんで光るの?と子どもたちが聞くと

学生さんが「アルミン酸ストロンチウムっていう粉を混ぜたからだよ」と丁寧に説明してくれました。

防災フェス白衣の学生さん

 

そんな中、科学で文明をゼロから作るアニメ『Dr.STONE』好きな筆者としては、そそられまくりの時間でした(笑)。

もしかしたら、スライム作りを体験した子どもたちの中から、未来の科学者=“リアル千空”が誕生するかもしれないですよね!!

 

「なんで?どうして?」って思う力は本当に大事。
学生さんの活動が、子どもたちに“考える楽しさ”を届けてくれていました。

そして子どもたちの明日に繋がっていると感じました。

 

ちなみに、理学部の皆さんは夏にもイベントを予定しているとのこと。
詳しくは立教大学の公式HPをチェックしてみてください!

 

 

親子で学ぼう その3:【体験コーナー】VRで減災迷路&防災クイズに挑戦!

スライム体験のあとは、東武百貨店さんの減災体験ブースへ

防災フェス東武百貨店

 

ここではVRゴーグルを装着して、煙の中をくぐり抜ける減災迷路を体験。

火を避け、姿勢を低くして進むリアルなシチュエーションに「何か出てきた!」と思わず手をバタバタ!

他にも、給水袋を運ぶ体験、防災クイズに答えながらのロープくぐり、サイコロや輪投げチャレンジなど、楽しみながら学べるブースが盛りだくさんでした。

途中で立ち寄ったキッチンカーでは、くまさん型のボトルジュースやかき氷も人気!

親子でほっと一息つける時間も◎

親子で学ぼう その4:東京で1台だけ!超レアな4D VR防災体験車

 

イベントの最後に訪れたのは、東京消防庁による「4D VR防災体験車」。

 

防災フェスVR体験

 

この大型車両は、日本初の本格的なVR防災訓練車で、360度の立体映像に加え、地震の揺れや土埃の匂いまでリアルに再現。

中では思わず「キャー!」と叫び声があがるほどの迫力でした。

 

バーチャル空間の中では、割れた食器をよけながらテーブルの下に避難したり、開かない扉に焦っていたり…。
「本当に災害が起きたらどう行動するか?」をリアルに想像できる体験でした。

 

このVR車両は東京に1台しかなく、イベントに登場するのも抽選で決まるほどの人気ぶり。

もし見かけたら、ぜひ体験してみてください!

 

東京消防庁の職員さんたちは、待ち時間にも優しく防災の大切さを教えてくれて、最後は笑顔で記念撮影♪

防災フェス消防庁職員さん

 

親子で学ぼう 体験後:親子で「防災会議」

体験終了後、子どもから自然とこんな話が出てきました。

 

「もし、今日みたいに閉じ込められた私ならこうするかな、あーするかな」
「そしたら笛を持ち歩いたほうがいいかな?」
「スマホに防災ホイッスルをつけようか?」

 

今日の学びがちゃんと心に届いているんだなと嬉しくなりました。

親子のおでかけ、どうしても「子どものため」に偏りがちですが、こうして一緒に学べる機会があると、なんだかお得感ありませんか?

 

 

これからも“親子時間が学び時間になる”ようなヒントを、お届けしていきます☆彡

◆取材協力◆

・立教大学:https://www.rikkyo.ac.jp/

・東京消防庁(VR防災体験車):https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/ts/bousai_fukyu/bousai_vr.html
 

プロフィールアイコントモモモモ

ペンネーム:トモモモモ

自己紹介:豊島区在住12年 結婚・出産・育児・起業までもここ豊島区で経験してきました。

「親子で学べる」情報+家族の大切な一員「ワンコと学べる」情報もお届け!

サブカルの街豊島区の特徴を活かし、大好きなアニメネタも入れていくので楽しんでもらえたら嬉しいです☆

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