としまの魅力 > めぐる > 地元の人のオススメスポット紹介 > 知る人ぞ知る!?池袋の森に行ってみた!
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更新日:2025年11月6日
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今回は、池袋平和通り商店街にある「池袋の森」をご紹介します!
池袋駅から徒歩5分ほど。
商店街の道をまっすぐ進んでいくと、白いアーチが見えてきます。これが森の入り口です。
まずは入り口から公園内につながる、葉っぱに囲まれた道を歩いていきます。
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池袋の森は、もとは戦後に林政学者の島田錦蔵博士が所有していた庭の一部で、1997年に区立公園として開園しました。(ちなみに、明治時代は牧場だったそうです!)
今回は、取材日に森の管理をされていた岸本さんに案内していただきました。
まず目に入るのが、このおしゃれなログハウス。
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周囲の自然とも相性抜群で、写真が映えること間違いなし。
ここは普段イベントやワークショップなどの開催場所となっているそうです。楽しそう!
そして、ログハウスのすぐ隣には大きなユリノキが。
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島田博士は、研究用のために外国産の樹木を多く植えました。
このユリノキも、博士が当時海外から導入したものだそう。
窪地で水が豊富にあることで土がふかふかになっていることや、江戸時代以降は誰もここに住まなかったことなど、様々な条件が重なって園内の樹木が早く・まっすぐ・太く育っていったそうです。
写真からもその様子が伝わるでしょうか…?
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続いて、こちら↓の葉は「ハラン」です。

どこかで見たことがあるような気が…?と思っていたところ、「お寿司などの料理で使われることがある葉っぱですね」と岸本さんから教えていただきました。
お弁当などによく入っているあのプラスチックの葉っぱの本物か!と気づき、納得でした。
ちなみに、取材に伺った時期には綺麗な彼岸花も咲いていました。
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彼岸花と聞くと赤のお花をイメージしていましたが、この色もとっても可愛い(^ ^)
写真を撮る手が止まりません…!
-----「ここがすごい!」と思う池袋の森の魅力はありますか?
岸本さん)都会ではなかなか見られない自然環境が整っていることだと思います。例えば、都会での生息が難しいと考えられてきたアズマヒキガエルやニホンアカガエルも、2月の産卵時期になると池袋の森の池にやってきます。他にもトンボやメダカなど、多くの生き物たちがみられる自然豊かな環境が残されているので、普段は近隣保育園の遠足先としても利用されているのですが、保育園の先生からも「池袋にこんな場所があったのですね!」と驚かれることがあります。
-----池袋の森を、今後どのように広めていきたいですか?
岸本さん)特に、こどもたちに森の自然と触れ合ってほしいと思います。今では、再開発などが進む都会の中でこのような自然を維持することが難しくなってきています。これからもいろんな方に池袋の森のことを知ってもらう取り組みを続けていきながら、この自然環境を次世代のこども達にも繋いでいきたいですね。
池袋駅からほんの少し歩いた先に、こんな素敵な場所があったとは…!
また一つ、豊島区で新しい発見ができました★
案内してくださった岸本さん、ありがとうございました!
池袋の森に関する詳細はこちら!
https://ikebukuro-heiwadori.jp/forest/
池袋にお越しの際は、ぜひ行ってみてください♪

ペンネーム:ゆか 自己紹介:豊島区内の大学に通っている大学生です!趣味は寺社巡り、美術館鑑賞、弾き語り…♪豊島区の魅力をまだまだ発掘中(^ ^) |
電話番号:03-3981-1316