ここから本文です。

ukon_yae_sakura_thumbnail_04.jpg

豊島区4月後半《八重桜》を楽しめる公園!!

更新日:2024年5月13日

スポット

豊島区内でソメイヨシノ以外の桜で、お花見が楽しめる場所を紹介します。

八重桜(ヤエザクラ)は八重咲きになるサクラの総称で、多くの品種が野生種のオオシマザクラとヤマザクラなどの種間雑種として誕生した栽培品種のサトザクラ群に属し、牡丹桜(ボタンザクラ)とも呼ばれます。
東京では例年4月上旬~4月下旬に楽しめるのが八重桜(ヤエザクラ)です。
豊島区内では長崎公園・南長崎花咲公園 ・上池袋さくら公園千川上水跡で八重桜(ヤエザクラ)が鑑賞できます。

 

長崎公園  豊島区 長崎3-25-15

学習院大学の職員住宅跡地に、平成8年につくられた豊島区では珍しくなってしまった「原っぱ」の公園です。
ひょうたん型の築山のとなりは、雑木林風の空間と水遊びの出来る小川があります。公園の南側は芝生の広場と、区民の方が丹念に栽培しているバラ園があります。
公園の外周をぐるっとレンガの小道が囲んでいて、ウォーキングを楽しむ人もいます。
カリンやタラヨウ、ナンキンハゼ、ピンオークなどという普段見なれない木も要チェックです。

 

南長崎花咲公園   豊島区南長崎3-9-22

平成11年に南長崎三丁目第3児童遊園を拡張整備して、南長崎花咲公園としました。園名は、いつも四季の花が楽しめるようつけられました。
その名のとおり春にはウメやサクラ、八重桜(関山)夏にはクチナシ、秋にはキンモクセイなどの花木が咲き、ブルーベリーやヒメリンゴなどの実も楽しめます。
バス通 りに面した入り口には住民の皆さんが丹念に手入れをしている花壇があり、街の景色を華やかにしています。
この付近に手塚治虫、赤塚不二夫、藤子不二雄などが住んでいたトキワ荘があったことから、地元の方の呼びかけによって、平成21年4月「トキワ荘のヒーローたち」の記念碑が立てられ、町の新しい名物となっています。

 

鬱金(ウコン)桜

開花は4月中旬から5月上旬、淡黄緑色の花色が、ウコンという植物の根茎を使って染めた色(鬱金色)に似ていることからこの名が付けられたといわれています。

花弁数は10~15枚。別名、黄桜(キザクラ)とも呼ばれ、 似ている木に御衣黄(ギョイコウ)があります。

ukonsakura.jpg長崎公園

ukonsakura_04.jpg長崎公園

 ukonsakura_05.jpg長崎公園

ukonsakura_minaminagasaki01.jpg南長崎花咲公園

ukonsakura_minaminagasaki02.jpg南長崎花咲公園

 

 

◉◉鬱金桜の名前の由来◉◉
「鬱金」とは漢方薬や染料などに使われる植物の名前で、鬱金が使われた染料色(鮮黄色)を鬱金色と呼びます。
鬱金色をしているところから鬱金桜と名がついたそうです。

◉◉ウコンはなぜ鬱の字?◉◉
鬱の原字は「臼(両手)+缶(かめ)+鬯(香草でにおいをつけた酒)」 の会意文字で、かめにとじこめて酒ににおいをつける草。
鬱はその略体を音符とし、林をそえた字で、木々が一定の場所 にとじこめられて、こんもりと茂ることをあらわします。

 

八重桜

ソメイヨシノと八重桜の大きな違いは、花びらの枚数です。ソメイヨシノの花びらは5枚なのに対し、八重桜の花びらは枚数が決まっていません。

10枚から100枚以上の花びらが重なり、一輪一輪が大きい桜が八重桜と呼ばれています。

yaezakura_nagasaki_01.jpg長崎公園

yaezakura_nagasaki_03.jpg長崎公園

yaezakura_nagasaki_04.jpg長崎公園

yaezakura_nagasaki_02.jpg長崎公園

 

◉◉八重桜の名前の由来◉◉

八重桜の名前の由来となる“八重咲き”とは、たくさんの花びらが重なり咲く様を意味しているそうです。
日本では古くから8という数字は“たくさん”という意味を持ち、さらに漢字の“八”は末広がりの数字として縁起の良い数と考えられることも多いです。

◉◉品種の数◉◉

「関山(カンザン)」や「普賢象(フゲンゾウ)」、八重咲きの枝垂れ桜「八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)」、花の外側が薄いピンクで内側が白という特徴的な色をした「一様(イチヨウ)」、黄色の花を咲かせる「鬱金(ウコン)」などがあります。

 

上池袋さくら公園 豊島区上池袋2-45-15

ここは旧国鉄の用地でJR池袋電車区と隣接する約5,000平方メートルの公園で、お隣の上池袋図書館では、木もれ日の下で読書を楽しむ人の姿が見られます。
図書館脇の広場は、浅い流れが丸くぐるっと囲み涼感を誘っています。
豊かな緑の植え込みの向こうは大きなダスト広場、広場の隣は原っぱで、楽しいアスレチック遊具やキャッチボール場があり活動的な空間となっています。
区内では珍しい大きなシマサルスベリの下には木のテーブルやスツール、さらにかまどとしても使える防災ベンチがあります。
桜の木も、ソメイヨシノを始め24本植えられています。

 

千川上水跡

八重桜を愛でながら千川上水の面影をたどる《としま案内人長崎町ガイドツアー「千川上水跡まち歩き」》も開催しています。

 

 

施設名

①長崎公園
②南長崎花咲公園
③上池袋さくら公園

住所

①豊島区長崎3-25-15
②豊島区南長崎3-9-22
③豊島区上池袋2-45-15

備考

撮影:2024年4月15日

最寄り駅

①西武池袋線東長崎駅
②西武池袋線東長崎駅/都営地下鉄大江戸線落合南長崎駅
③東武東上線北池袋駅

お問い合わせ

文化観光課観光交流グループ

電話番号:03-3981-1316

あなたにおすすめの記事