くらし・しごと相談支援センターにいってみました
すずらんスマイルプロジェクトメンバーが実際に相談窓口に行って、相談までの流れや雰囲気をお伝えするレポートシリーズ。
今回は「くらし・しごと相談支援センター」にお邪魔してきました!
窓口基本情報
窓口名:くらし・しごと相談支援センター(自立相談支援事業)
場所:豊島区役所本庁舎4階 2番窓口 福祉総務課
対象:区内在住で、仕事や生活などの困りごとがある方
対象の方のご相談であれば、周りの方(家族、友達、パートナー、知人、同僚、学校の先生等)からの相談もOK
料金:無料
相談方法:1.電話相談(03-4566-2454) 2.メール相談(csw_jiritsu@a.toshima.ne.jp) 3.来所相談(事前のご予約がおすすめです)4.訪問相談
いざくらし・しごと相談支援センターへ
豊島区役所は池袋駅から徒歩約15分、東池袋駅からは約5分の場所にあります。(東池袋駅からはなんと直通!屋根もあるから雨のときも濡れずに来れちゃいます)
くらし・しごと相談支援センターは豊島区役所本庁舎4階の福祉総務課に併設されているため、エレベーターまたはエスカレーターで4階へ!
エレベーターで行く場合
エレベーターに乗り、4階で降りると、東・西の矢印が!
オレンジ色が目印の西側へ進んでいくと、オレンジ色の案内幕が見えてきます。
「2.くらし・しごと相談支援センター」のある右へ
右に曲がると、左手に個室の相談室がいくつかあります。
くらし・しごと相談支援センターで相談員さんと個室でお話したい場合は、ここでお話できます!(相談室についてはあとでくわしくお話します)
相談室の前を通りすぎて進んでいくと…
左手側にくらし・しごと相談支援センターの立て看板と垂れ幕が見えてきます。
こちらがくらし・しごと相談支援センターの相談窓口です。
この案内が目印
エスカレーターで行く場合
エスカレーターに乗り、4階で降りると、目の前に「消費生活センター」があります。
ここを右に曲がり、廊下を突き当りまで進むと、くらし・しごと相談支援センターの案内幕が見えてきます。
ここを右に曲がり、廊下を突き当りまで進むと、
左手側にくらし・しごと相談支援センターの立て看板と垂れ幕が見えてきます。
こちらがくらし・しごと相談支援センターの相談窓口です。
くらし・しごと相談支援センターに到着!
窓口まできたら、まずは発券機で受付番号を取ります。自分から話しかける必要がありません♪
発券機は、くらし・しごと相談支援センターの立て看板から6つの窓口を通り過ぎ、突き当たったところにあります。
発券機では、「くらし・しごと相談支援センター」を押します。
発券される受付番号を持って、待合スペースでお待ちください。順番にお呼びします。
受付番号が呼び出されたら、窓口へ。
相談員さんは、優しくてどんなお話も受け止めてくれそう
うまく話せなくても相談員さんが親身にお話を聞いてくれます。
でもまわりに人がいたりすると話しづらいなあと思うこともありますよね。
そんなときもだいじょうぶ!
くらし・しごと相談支援センターは個室での相談もできます。
個室で相談員さんと1対1でお話できます。
ここなら人の目も気にならないし、自分のペースでお話できそうですね
アクリル板で仕切られているから、コロナ対策もばっちり!
換気のためドアを少し開けさせていただくことがあります。
本日はお忙しいところありがとうございます! くらし・しごと相談支援センターには、どんな方が相談できますか? |
区内在住で、仕事や生活などの困りごとがある方の相談を受けています。 年齢制限などの要件はありません(生活保護に関するご相談は担当部署の生活福祉課または西部生活福祉課へお願いします)。 |
どんな方でも相談していいんですね! 相談したいときは区役所に直接行っていいのでしょうか?予約は必要ですか? |
相談は、区役所に直接お越しいただくか、お電話やメールでもできます。 区役所にお越しいただく場合、できれば事前に予約をおすすめします。予約もお電話・メール・FAXどれでも大丈夫です。 その際にどんなことでお困りなのか少しでも聞かせていただければ、相談当日に資料などを準備してお待ちしています。でも、お話したくないことはしなくても大丈夫なので、お話できる範囲で聞かせてください。事前に予約がなくても、受付時間内に発券機で受付番号を取って、お待ちいただければ順番にお呼びします。 |
いろんな方法があって、相談しやすいですね!窓口での相談当日はどんなことをするのでしょうか? |
まずは、簡単に受付票を書いてもらいます。もちろん匿名での相談もOKです!ぱっと見た感じだと書くところが多いですが、書きたくないところは書かなくて大丈夫です(具体的な支援を受ける場合には、同意が必要となります)。 書き終わったら、どんなことで困っているのか、時間をかけながらお話を聞いて、これから一緒にどんなことをしていくか目標や方向性を決めていきます。うまくお話しできなくても大丈夫です、雑談から始めましょう それをもとに、区でどんな支援やサービスがあるのか、相談内容に応じてその人にあった支援を提案します!相談は個室もあり、秘密は守られます。 |
一緒に考えてくれるんですね!具体的にはどういった相談内容をサポートしてくださるのでしょうか? |
相談者の方の状況によって変わりますが、大きく分けて4つあります。 1つめは、お仕事や生活に関する支援です。 なかなか仕事が長続きしない、見つからない、仕事をやめて時間が経ってしまった、など、働くことへの不安があるときに、就労まで一緒に寄り添います。無料のお仕事の紹介やハローワークとの連携もできます。 すぐに就職が難しい方などは、いきなり仕事ではなく、まずは地域の中の活動に参加することで、自分自身の役割・居場所を見つけられるようなサポートもしています。 自分に自信がないな、と思っている方も、ボランティア活動をしたり、同じ趣味を持つ方と「部活動」としてやりたいことを話し合いながら進めていくことで、自分なりの居場所をつくることもできます。20~30代の方もたくさん参加していて、はじめは家から出られなかった、窓口に来るのも難しかった方も、楽しく活動に参加しています。 2つめは、家計に関する支援です。 家計に困っている方の家計状況を一緒に見直します。税金や国民健康保険など実は滞納してしまっていて、支払えないという方には分割納付の相談にものっています。どうしたら家計が回るようになるのか一緒に考えます。債務整理をしたいという方には弁護士さんの紹介もしていますよ。若い方も多いです。 3つめは、住居確保給付金の支給です。 離職によって家賃の支払いが難しくなってしまった方などに、就職に向けた活動をすることを条件に一定期間の家賃相当額(上限あり)の支給もあります。今は、新型コロナウイルス感染症の影響で、要件も少し緩やかになっているので、相談件数も増えています。 4つめは、子どもの学習・生活支援です。 勉強が苦手、学校の勉強がむずかしい、宿題がひとりでできないなど、お子さんの学びについてお困りの世帯に、生活面のアドバイスをしたり、活用できる制度の紹介をします。豊島区には「とこネット」(としま子ども学習支援ネットワーク)という地域の無料学習支援ネットワークがあるので、そこに属する各教室の紹介などをします。お子さんが学べる場を一緒に見つけていきます。 |
私たちの暮らしに欠かせない大事な部分を 手厚くサポートしてくださるんですね! 相談室には、実際に相談して就職が決まった方からのアドバイスも貼ってあり、励みになりますね! このサポートはどれくらいの期間受けられるんですか? |
それぞれの目標やプランにもよってきますが、数か月の方もいれば、年単位でサポートさせていただく方もいます。 |
サポートしてくださる相談員さんはどんな方でしょうか? |
主任相談支援員、相談支援員、就労支援員、就労準備支援員と呼ばれ、全員あわせて10名程度います。 最初は相談支援員がお話をうかがい、担当者としてサポートします。お仕事に関するご相談であれば、就労支援員や就労準備支援員もサポートに加わります。 ゆっくり時間をかけてお手伝いができたらと思っています。 |
それでは最後にこのレポートを見て、相談するか迷っている方にメッセージをどうぞ! |
くらし・しごと相談支援センターは、どこに相談していいかわからないときに相談できる窓口です!こんなこと区役所に相談していいのかな、と思わずに、ぜひ相談してください!お待ちしています。 |
本日はありがとうございました。 |
まとめ&感想
今回は「くらし・しごと相談支援センター」にお邪魔してきました!
いかがだったでしょうか???
くらし・しごと相談支援センターの相談員さんは、本当に優しくて、じっくりお話を聞いてくださる印象を受けました。次の一歩を踏み出せるよう、優しい言葉で背中を押してくださいます。
「くらし・しごと相談支援センター」という窓口名ではありますが、どんなに些細なことでも、どこに相談していいかわからないときにはぜひ相談してほしいと何度もおっしゃっていました。
最初は匿名での相談もできますし、雑談からでも大丈夫ですので、ひとりで抱え込まず、頑張りすぎず、まずはお電話かメールで相談してみませんか?
窓口レポートは他バージョンもありますので、ぜひ覗いてみてくださいね