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外国人住民調査・事例紹介

外国人住民調査

 豊島区の外国人人口は約27,000人で、外国人を含めた総人口に占める割合は9.5%となり、10人に1人は外国人だと言えます。23区全体では約410,000人を超える外国人の方々がいらっしゃいます。(数値は平成29年1月1日現在。出典:東京都の統計)

 こうした外国人の方々が、日本で感じる「外国人差別」については以下のようなデータがあります。

平成28年度 法務省委託調査研究事業「外国人住民調査報告書」

【設問】あなたは日本で過去5年の間に、次のような経験をしたことがありますか?

日本で、過去5 年間に経験した差別について聞いたところ、

「知らない人からジロジロ見られた」 31.7%(「よくある」と「たまにある」の合計)

「職場や学校の人々が外国人に対する偏見を持っていて、人間関係がうまくいかなかった」 26.0%、

「日本語がうまく使えないことで嫌がらせをうけた」 25.1%、

「人に話しかけたが無視された」 18.4%、

「バスや電車、ショッピングセンターなどの公の場で自分を避けるようにされた」 14.9%であった。

外国人住民調査結果(PDF:44KB)

(調査実施:公益財団法人 人権教育啓発推進センター)

 

事例紹介

  豊島区内の施設を利用した外国人Aさんの体験

 【Aさんの訴え】

 Aさんは施設利用にあたり、経路を間違えて、意図せず、通用口から地下へ迷いこんでしまった。すると、管理員から、いきなり強い口調で「ダメ」「ダメ」と連呼された。何かしら誤解されてしまい、出て行けと注意されているのだろうと思った。自分は、学生時代から長年日本で暮らしており、普段から仕事や生活の場面で日本語を話している。そこで、この管理員の方にも日本語で話かけてみた。しかし、管理員は、一切、話を聞こうとはせず、強い口調でここを出て行けという失礼な態度は変わらなかった。

 Aさんは自分が外国人の風貌で差別されたと感じたので、他の職員に「外国人差別ですよ。」と伝えた。しばらくして、上司がやってきて、管理員にも謝罪させていたが、外国人を差別したかどうかについて、事実関係をはっきりさせようとはしなかった。その場しのぎで、ただただ謝って済ませようとしている印象を受けた。表面上は謝ってはいても、差別を受けた痛みに無理解で、軽く扱われているような気持ちとなった。

 【その後の対応】

 Aさんの要望に基づき、施設の運営者は対応した管理員からの詳細な聞き取りを実施しました。同時にAさんから、Aさんをはじめ外国の方が差別を受けたと感じると、どのような気持ちになるのか、過去の体験も含めた話を伺いました。Aさんの事例を生かし、ホームページへの人権に関する事項の掲載、研修、人権侵害の申出があった場合の取り扱いの見直し、他の施設で同様な事例が起きないようにするための取り組みを行いました。

 

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更新日:2018年12月4日