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令和7年6月17日
豊島区は、本日6月17日(火曜)に区役所本庁舎にて、一般社団法人AZ-COMネットワークと「災害時等における輸送業務等の協力に関する協定」を締結しました。
台風や地震等の大規模な災害が発生すると、道路の通行止めやインフラの損傷、燃料の不足などにより、物流には様々な課題が生じることから、災害に強い物流システムを構築することが自治体に求められています。
一般社団法人AZ-COMネットワーク※1は、令和6年能登半島地震発生時には、被災地に指定公共機関※2として支援物資を運ぶなど、様々な支援活動を展開してきた実績があり、本区においても、災害応急対策活動の円滑化に繋がることから、協定の締結に至りました。
今回の協定では、備蓄物資・支援物資の輸送や、荷役作業時の支援、また応急生活物資の提供など、輸送・備蓄の多岐にわたる内容を定め、今後、当団体のこれまでのノウハウや経験を活かした避難者をサポートする災害対策事業に取り組み、平常時から災害時まで一貫した物流の仕組み作りを行っていきます。
本協定締結にあたり、高際みゆき豊島区長は「全国規模のネットワークを持っている貴団体と協定を結べたことは豊島区にとって非常に心強い。今後、訓練等を通じて連携を深めていきたいです」とコメントしました。
※1 AZ-COM丸和ホールディングス株式会社が中心となって設立した中小のトラック運送事業者を中心とする団体。現在、約2,800社が加盟している。
※2 災害対策基本法第2条第5号に基づき、公共的機関及び公益的事業を営む法人のうち、防災行政上重要な役割を有するものとして内閣総理大臣が指定している機関。
【参考】内閣府 https://www.bousai.go.jp/taisaku/soshiki/s_koukyou.html(新しいウィンドウで開きます)
令和7年6月17日(火曜)15時45分から16時15分
豊島区本庁舎5階 区長応接室(豊島区南池袋2-45-1)
協定締結の様子
記念撮影
防災危機管理課 防災計画グループ 電話:03-4566-2575