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資源(プラスチック)の回収中に火災事故が発生しました。車両火災が起こると、回収作業中の作業員に危険が及ぶだけでなく、事故現場周辺の建物や区民の皆様にも危険が及ぶ可能性があり、これ以降の資源回収業務にも支障を生じます。
令和6年12月19日(木曜日)午前10時15分頃
豊島区駒込2-1の信号付近(染井吉野桜記念公園前)
資源(プラスチック)の回収委託車両(プレス式塵芥車)が信号待ちしていたとき、運転手が当該車両後部(架装部分)から発火していることに気づき、すぐに警察と消防に通報しました。この火災により、当該車両の電気系統が燃え、車両後部の架装部分が開けないため、架装の内部の火を消すために、架装の側面から電気カッターで切って内部を消火し、11時30分頃にようやく鎮火いたしました。今回の火災では、けが人はありませんでしたが、周辺の区民の方々にご迷惑をお掛けし、また回収車両にも大きな損害を受けました。
今回の火災は、資源(プラスチック)として回収したものの中に、ガスが残っていたスプレー缶があり、そのガスに引火したことが原因でした。資源回収車両や中間処理施設などの火災事故の多くは、スプレー缶や使い捨てライターなどのガスへの引火だけでなく、最近では二次電池(リチウムイオンバッテリー)の発火などが原因で発生しております。
有害性・危険性・引火性のあるものなどは絶対に資源として排出しないでください。また、資源回収委託車両の火災事故が発生すると、当該車両や運転手・作業員だけでなく、事故現場周辺の建物や区民の方々にも被害を及ぼす可能性があり、資源回収も円滑にできなくなる可能性があります。このため、区民の皆様方には、今一度、ごみ・資源の適切な分別排出をお願い申し上げます。
資源の適切な分別排出の方法は、次のページをご確認ください。
お問い合わせ
電話番号:03-3981-1142