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「COPDは、有害な粒子やガスの吸入による進行性の疾患です。主な原因は喫煙で、他に粉塵や化学物質などが考えられます。
これまで「肺気腫」「慢性気管支炎」といわれてきた疾患も、COPDに含まれます。
重症化すると、少し動くだけでも息切れしてしまい、酸素吸入が必要になるなど、生活に大きく影響してしまいます。」
引用:東京都福祉保健局保健政策部健康推進課「COPD慢性閉塞性肺疾患パンフレット」令和3年8月発行
70歳以上の6人に1人がCOPDといわれるほど、よくある病気です。
医療機関にて問診や呼吸機能検査等をおこない、医師が診断します。
「肺胞という酸素と二酸化炭素を交換する組織が破壊され、弾力がなくなり、酸素がうまくとりこめなくなってしまいます。息を吸い込むことはできても、うまく空気を吐き出すことができず、息苦しくなります。」
「気管支という空気の通り道となる組織が炎症を起こし、慢性的なせきやたんが長く続きます。また、たんの過剰な分泌によって気管支がふさがれ、空気の通り道が悪くなって息苦しくなります。」
引用:東京都福祉保健局保健政策部健康推進課「COPD慢性閉塞性肺疾患パンフレット」令和3年8月発行
呼吸器疾患の患者さんを対象に健康の回復・保持・増進に関する知識の普及と意識の向上を図ることを目的とした、予防・福祉事業をおこなっています。
令和7年度は、以下のとおりぜん息・COPD関連講座および肺年齢測定会の開催を予定しております。内容の詳細や受付については、ぜん息・COPD関連講座および肺年齢測定会のページから日にちごとの案内をご確認ください。
ぜん息・COPDについて、保健師・看護師による個別の健康相談をおこなっています。詳しくは、ぜん息・COPD健康相談のページをご覧ください。
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