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その1:がん検診、その2:予防・普及啓発、その3:患者さんとご家族のために、その4:ライフステージに応じたがんに対する支援、その5:条例と計画
がんは、依然として区民の死亡原因の1位であり、令和3年の全死亡者数の26.3%を占めています。豊島区では平成22年度に制定、策定した「豊島区がん対策推進条例」及び「豊島区がん対策推進計画」に基づき、先進的にがん対策の推進に努めてまいりました。今後も引き続きがん対策の総合的かつ計画的な推進に取り組み、がんに負けることのない社会の実現をめざします。
がん患者支援に関する制度や情報を集約し、「誰が」「どのタイミングで」「どんなこと」に使えるかがわかるサポートガイドを作成しました。
実際の治療だけでなく、心のケアや、区が行っているがん対策支援なども記載しております。
豊島区みんなのためのがんサポートガイド(PDF:603KB)
豊島区ではすべてのがん検診で受診料が無料です。
がん検診とは
自覚症状がない段階でのがんを早期発見し、早期治療することを目的に行う検診です。
がん検診は、一次検診でがんの疑いのあるかたを効率的にスクリーニング(選別)し、精密検査、確定診断、治療という流れで進んでいきます。そのため、既に自覚症状のあるかたは、がん検診を待たず、医療機関(保険診療)を早急にお受けください。
食生活をはじめとする生活習慣を見直し、健康的な生活を送ることにより、がんになる可能性を少しでも減らすことが重要です。
ウイルスや細菌感染によるがんの発症を予防することが、前がん状態での早期発見・治療につながります。
喫煙はがんの原因の4割ほどを占めるといわれています。禁煙を推進するとともに、他人からたばこの煙を吸わされること(受動喫煙)についても防止対策に取り組みます。
命のボランティア登録は2mlの採血から~
「血液のがん」と呼ばれている白血病などの患者の方々への支援策として、骨髄移植ドナーの負担軽減と登録者拡大のため、骨髄・末梢血幹細胞を提供した人及びその方が従事する事業所に奨励金を交付します。
がん患者の方の就労などの社会参加を支援するため、がん治療に伴い、脱毛が生じたり、乳房の切除等を行った区民の方を対象に、ウィッグ・胸部補整具等の購入実費(消費税含む、ウィッグ上限50,000円、胸部補正具上限20,000円)を助成します。
高額な医療費の融資をサポートします。
がんは、特定の世代に発症するわけではありません。また、世代に応じて、がん患者のライフステージごとの特徴や課題は異なります。
このため、小児・AYA世代、高齢者と、個々のライフステージに応じた支援を推進していきます。
RememberGirl'sPower!!2023(新しいウィンドウで開きます)
平成22年12月制定。都内初のがん対策条例です。
がん対策をより効果的に推進するために、その具体的な施策を明記しています。
「がん対策推進条例」制定後の平成23年3月に策定された同条例第10条に基づく実施計画で、令和3年3月に改定し〈第3次〉計画といたしました。分野別施策として「がん検診の推進」「がんの予防・普及啓発」「がん患者と家族の支援」「ライフステージに応じたがん対策」の4つの課題解決を基本に取り組みを定めています。
皆さまからの募金ががん対策の充実につながります。
研究・情報機関、相談支援センター、官公庁、関連団体等によるがんに関する情報サイトのリンク集です。
お問い合わせ
電話番号:03-3987-4243