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池袋駅構内の安全性の確保についての意見書

平成27年7月24日の政令改正により、池袋駅を中心とした地域が、地元の悲願であった特定都市再生緊急整備地域に指定され、豊島区では池袋駅周辺地域再生委員会を発足、本年7月には「池袋駅周辺地域まちづくりガイドライン」を策定し、年内には都市再生安全確保計画を策定する予定となっている。
首都直下地震は、今後30年間に70%の確率で発生するとされており、東京都が想定した被害想定で池袋駅の地下街は、死者4名、負傷者100名となっており、1日も早い対策が望まれる。
地下通路は、駅乗降客に加え、大規模商業施設の買物客や東西を行き来する人など、高齢者や障害者等も多く利用しており、有事の際は大惨事を招くことは明らかである。
よって、豊島区議会は、国会及び政府並びに東京都に対し、以下の池袋駅構内の安全性の確保に向けた整備の実現への支援を強く求めるものである。

 1 池袋駅地下通路の安全性の向上

 2 広場機能と橋上駅舎を有する「東西デッキ」の実現

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成28年10月28日

豊島区議会議長 竹下 ひろみ

衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
国土交通大臣
東京都知事あて

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更新日:2019年10月23日