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大規模地震が発生し、公共交通機関の運行が停止した場合、職場や学校等から自宅に戻れない帰宅困難者が多数発生することが想定されます。
発災後、帰宅しようとする多くの人で道路が埋まると、救出救助車両が通行できず、救助・救命活動の妨げとなります。
また、徒歩帰宅中に余震にあう可能性などもあり、発災後すぐに帰宅しようとするのは危険です。
発災後はむやみに移動せずに会社や学校へ留まるようにして、「一斉帰宅の抑制」にご協力ください。
多くの人が一斉に帰宅しようとすると、駅周辺や道路が大混雑し、集団転倒、火災や建物からの落下物などの危険な状態があるほか、救助・救命活動、消火活動や救援物資輸送などの応急対策活動の妨げにもなります。
「むやみに移動を開始しない」で安全が確認できるまで、職場や学校等にとどまりましょう!
地震発生当初は、固定電話や携帯電話はかかりにくくなる可能性があります。安否確認の手段として、災害用伝言ダイヤル171や携帯電話災害用伝言板等を利用し、家族や職場と連絡をとり、冷静に行動できるよう気持ちを落ち着かせましょう。
体験利用もできます。詳しくはご利用各社のホームページなどをご覧ください。
大地震が起きると、デマや根拠のない噂が飛び交うこともあります。間違った情報により、さらなる混乱や二次災害の危険につながることがあります。
テレビやラジオ、区の防災無線、防災関係機関等の広報などから正確な情報を入手し、状況に応じてどのような行動(帰宅、一時移動、待機など)が安全なのか自ら判断しましょう。
区では、豊島区防災関連公式ツイッター・フェイスブック、豊島区安全・安心メールにより情報配信を行っています。
帰宅することだけを考えるのではなく、状況に応じて自分がいる地域の救援活動に協力することも考えましょう。
一時待機できる屋内施設では、災害時要援護者(高齢者、乳幼児、妊婦など)を優先して収容しましょう。
大地震が発生した場合、通勤・通学、買い物、行楽などで外出中の人は、公共交通機関が不通となる可能性が高く、多くの人が徒歩で帰宅すると考えられます。徒歩で帰宅できるようになった場合、「災害時帰宅支援ステーション」等を活用して、安全に帰宅しましょう。
災害時帰宅支援ステーションでは、水道水の提供、トイレの使用、地図等による道路情報、ラジオ等で知り得た通行可能な道路に関する情報の提供などを受けることができます。
東京都防災ホームページ「帰宅困難者に対する支援ー災害時帰宅支援ステーションとは」(新しいウィンドウで開きます)
職場や学校等の行き場が無い帰宅困難者が3日間程度留まることができる施設として一時滞在施設の確保を進めています。さらなる一時滞在施設確保のため、区内事業者の皆様のご協力をお願いします。
一時滞在施設にご協力いただける場合、一時滞在施設となるスペースや帰宅困難者用備蓄物資の保管場所等の調整や協議を行い、豊島区と「帰宅困難者に関する連携協力に関する協定」を締結します。
「まずは話を聞いてみたい」「要件や手続きがわからない」等ありましたら、下記担当へご連絡ください。
お問い合わせ
電話番号:03-4566-2575