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居心地抜群のサードプレイス「みらい館大明ブックカフェ」

更新日:2022年5月13日

スポット

池袋・要町にある「みらい館大明ブックカフェ」は、読書や自習・作業・ミーティングなどに利用できる無料スペース。2005年に閉校となった大明小学校跡施設「みらい館大明」の中にあります。

今回はそんな「みらい館大明ブックカフェ」に行ってきました!

みらい館大明ブックカフェってどんなところ?

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みらい館大明ブックカフェは、2013年に開館した無料のブックカフェ。豊島区若者学びあい事業として、豊島区とNPO法人いけぶくろ大明が協働で実施しています。

自習や作業に使ったり、休憩したり、読書をしたり、イベントに参加したりと、使い方は人それぞれ。ふらっと来れる無料のブックカフェで、思い思いの時間を過ごすことができます。

ブックカフェとしては若者の学びや交流を支える活動をしており、若者と社会を繋ぐためのイベントや取り組みを行っています。

みらい館大明およびブックカフェは、映画・ドラマのロケ地にもよく使われています。どこかで見たことがある!という人も多いかもしれません。

≪POINT≫

・数千冊のマンガと本が読み放題

・Wi-Fiと電源あり

・飲食持ち込み可

・ミーティングや会話可

・コーディネーターが企画したイベントあり

・利用は予約制

懐かしい学校の雰囲気を感じながらブックカフェへ

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みらい館大明の中は土足では入れません。スリッパを持参し、下駄箱で履き替えます。下駄箱から向かって左にまっすぐ進むと、ブックカフェがあります。

 

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中は小学校そのもの。廊下や階段、トイレなど、懐かしい景色が広がります。

 

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ブックカフェに向かう途中には元保健室をカフェにした休憩室があり、自動販売機で飲み物の購入・持ち込みが可能です。(現在カフェはコロナ感染防止のためお休み中)

 

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廊下のつきあたりにある教室が、みらい館大明ブックカフェです。大明小学校時代は、この教室は図書室だったそう。

入口は一見入りづらいかもしれませんが、中はとってもアットホームでウェルカムな雰囲気。学生・社会人・居住地域問わず、誰でも利用が可能です。

コーディネーターに気軽に相談

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▲コーディネーターの緑川さん(左)・藤本さん(右)

 

ブックカフェには、運営やイベントの企画をしているコーディネーターが常駐しています。

利用にあたっての質問はもちろん、日常の困りごとや「これやりたい!」といったイベントの企画なども、同じ目線で一緒に考えたり相談に乗ったりしてくれる頼れる存在です。

藤本さん「コロナ禍で人の繋がる機会が減っているので、ブックカフェが社会と繋がる場になればいいなと思っています。」

静かで落ち着けるのでワークスペースにぴったり

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ブックカフェに入ってすぐの位置にある、利用説明。こちらの説明内容のほか、ゴミは持ち帰る、貴重品管理は自分で行う点に注意です。

 

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広々としたブックカフェの作業スペース。家では広げにくい大きな工作や裁縫をするのにも良さそうです。

 

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ブックカフェの作業スペースは、自習やパソコン作業に使う人が多いそうです。リモート授業を受ける学生さんもいるとか。

藤本さん「朝から夕方までいる人や、昼過ぎから来て勉強をする人、仕事終わりにプラモデルを作りに来る人など、さまざまな使われ方をしています。静かで落ち着ける環境なので、とくに勉強場所に困っている人にはぜひ使ってほしいです。」

自由に読めるマンガや本がたくさん!

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ずらりと並ぶマンガや本の数々。これらはすべて寄贈によるものだそう。

バカボンド、シティハンター、美味しんぼ、NANA、花より男子など、懐かしめのラインナップが中心。世代がドンピシャの方は、時間を忘れてついつい読み込んでしまいそう…!

ドラえもんのマンガや児童書「かいけつゾロリ」など、子ども向けの本もあります。

 

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くつろげるソファ席。ソファ席のまわりにも本が並びます。

ブックカフェ内の本は館内で読むものなので、貸し出しは行っていません。

 

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女性の心と体に関する本のコーナー。こちらの本棚では、女性の支援を目的に生理用ナプキンの配布も行っています。

ステージのような写真映えスポットに注目

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ブックカフェのアイコン的な存在である、特徴的なブックシェルフ。ドラマや映画の撮影にもよく使われる映えスポットです。

藤本さん「段差があり、ちょっとしたステージのような使い方もできるお気に入りの場所です。本棚の前をステージにして、ダンスや演劇などに使うこともあります。」

緑川さん「この段差は昔からありました。私自身が大明小学校の出身で、ここで読み聞かせなどしていた記憶があります。」

この歴史あるステージのようなスペースは、いろいろな活用の可能性がありそうですね。

定期的にイベントを開催中

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ブックカフェでは、利用者の交流を目的としたさまざまなイベントを開催しています。

映画祭、メイドカフェの職業体験、イラスト講座、バーチャル読書会、実際に弁護士の先生をお招きする法律相談所、新入生歓迎会など、内容は多岐に渡ります。基本的にイベントは無料なので、気軽に参加ができるのが嬉しいですね。

藤本さん「残念ながらコロナ禍で開催は見送ることになったのですが、高校生がイベントを企画した例もありました。ブックカフェでは、”こういうことがしたい” ”こんなことができたらいいな”」を募集中です。」

学生さんが実際にイベントを発案して、大人と一緒に企画できる機会はなかなかないのではないでしょうか。ブックカフェは貴重な社会体験の場になっていると感じました。

ブックカフェの使い方はあなた次第

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家や学校・職場とは違う、誰でも居心地よく過ごせるブックカフェは、まさにサードプレイスという言葉がぴったりの空間でした。

藤本さん「現在は、SNSやイベント告知でみらい館大明の存在を知って来館してくださる方が多いです。普段も作業や自習に使える場になっているので、気軽にご利用ください。」

みらい館大明の存在は知っているけど、中に入ったことがないという方も多いのではないでしょうか。

誰でも利用できるコミュニティスペースなので、ぜひ足を運んでみてください。

施設概要

[開館日] 月水木 13:00~20:00/土日祝 13:00~18:00

[住所] 東京都豊島区池袋3丁目30−8

[アクセス] 池袋駅西口 C1出口徒歩15分/副都心線要町駅 5番出口 徒歩12分

[予約] 事前予約制

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe91EMawoAMff7QNTT9S6fP7rPki3KI6ULtsP6Q4hPT9R-J5A/viewform(新しいウィンドウで開きます)

当日の利用状況により、予約なしでも利用できる場合があるのでご相談ください。

[HP] みらい館大明ブックカフェ(https://taimeibookcafe.net/(新しいウィンドウで開きます)

※訪問時はスリッパの持参をお願いします。

※中学生未満は保護者同伴でご利用ください。

 

 

ERIPO ペンネーム:ERIPO

 自己紹介:豊島区に住んで10年の2児ママです。日々進化し続けている豊島区のことが大好き。地域のグルメ&おでかけスポットを日々開拓しています。趣味で「としまらいふ(https://www.elitz-ikebukuro.jp/(新しいウィンドウで開きます))」というブログも書いています。

 

お問い合わせ

文化観光課観光交流グループ

電話番号:03-3981-1316

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