豊島区立郷土資料館で企画展 「生誕100年佐川美代太郎展～今こそ知りたい！「描く」ということ～」 を開催中

令和5年11月17 日

豊島区は、当区ゆかりのマンガ家である佐川美代太郎（1923-2009）が今年で生誕100年を迎えることから、豊島区立郷土資料館（西池袋2-37-4）にて、初めての回顧展「生誕100年佐川美代太郎展～今こそ知りたい！「描く」ということ～」を令和6年1月14日（日曜日）まで開催します。

マンガ家・佐川美代太郎（さがわ・みよたろう）は、会社員として働きながら独学でマンガを描き、デビューを果たした後は、絵本や絵画・立体作品や屏風など、多岐にわたる作品の数々を残しました。本展では、マンガ作品の原画をはじめ、絵画・立体作品、スケッチや習作、大型の屏風作品など約100点を展示します。

初の回顧展となる本展では、佐川の「描く」ということの根底にあった言葉や思想などをキーワードに、50年に渡る創作の歴史に迫ります。

区の担当者は、「マンガ作品の細かな線描、優しい色彩で描かれる動物たちや仏教絵本の原画、ユーモラスな立体作品や大迫力の屏風など、子どもから大人まで、幅広い世代の方に楽しんでいただける展覧会です。一人の人が描いたとは思えないほどの作風の違いは、佐川の人生そのものを表しているようにも感じられます。実際に作品を見て、佐川美代太郎の世界観を体感していただきたいです。」と話しています。

関連イベント情報

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中国歴史マンガ「汗血（かんけつ）のシルクロード」「望郷の舞」「冒頓単于（ぼくとつぜんう）」を中心に、佐川作品の中での位置づけや同時代の大人まんがの中での位置づけに触れながら、佐川作品の世界や魅力を語ります。

日時

令和5年11月18日（土曜日）　10時から11時30分

会場

としま産業振興プラザ6階多目的ホール

講師

夏目房之介氏（漫画批評家、元学習院大学大学院人文科学研究科教授）、宮本大人氏（明治大学国際日本学部教授、漫画史研究）

参加費

無料

追加募集中です。郷土資料館窓口または電話（03-3980-3177）にて受け付けます。定員100名に達し次第、受付を終了いたします。

担当学芸員によるギャラリートーク

日時

令和5年12月3日（日曜日）、令和6年1月7日（日曜日）　14時から

申込み不要・当日直接会場へお越しください。

企画展概要

名称

生誕100年佐川美代太郎～今こそ知りたい！「描く」ということ～

会期

令和5年10月28日（土曜日）から令和6年1月14日（日曜日）

会場

豊島区立郷土資料館（西池袋2-37-4　としま産業振興プラザ7階）

開館時間

午前9時～午後4時30分

入館料

無料

休館日

月曜日、祝日（11月23日は開館）、第3日曜日、年末年始（12月28日～1月4日）、1月9日

ホームページ

https://www.city.toshima.lg.jp/500/museumgroup-collection-exhibition-r05-2.html

屏風作品展示替えスケジュール

会期中、屏風作品の展示替えを行います。

【大ケース内屏風作品（常設展示室内）】

• 《寒山拾得》六枚組パネル　10月28日（土曜日）～11月18日（土曜日）
• 《ダルマ（法）に東西なし》六曲一隻　11月21日（火曜日）～12月3日（日曜日）
• 《菩提楽》《水禽図》ともに四曲一隻　12月5日（火曜日）～12月16日（土曜日）
• 《菩提楽》四曲一隻《妙音無絋》二曲一双 12月19日（火曜日）～12月27日（水曜日）
• 《鷹仰富士》六曲一隻　1月5日（金曜日）～1月14日（日曜日）

【ハイケース内屏風作品（企画展示室内）】

• 《瓢鮎図》二曲一隻　10月28日（土曜日）～12月3日（日曜日）
• 《拈華微笑》二曲一隻　12月5日（火曜日）～1月14日（日曜日）

写真

ポスター

会場風景

会場風景

この報道発表に関するお問い合わせ

文化デザイン課　芸術文化推進グループ（区立郷土資料館内）　電話：03-3980-3177

更新日：2023年11月17日