観光交流都市協定（ふくろう協定）【那珂川町】

観光交流都市協定（ふくろう協定）書

豊島区は、多様な都市機能を持ったまちです。その一方で、地域に根ざした歴史や伝統を受け継ぎ、新たな文化と価値の創造を続けています。人とまちに輝きを生み出すため、歩みをゆるめることなく前進しています。

那珂川町は、豊かな自然に恵まれたまちです。四季折々の風景は、人々に癒しと安らぎを与えてくれます。そして、古くから育まれてきた独自の文化は地域の誇りであり、活力あるまちづくりの礎となっています。

「ふくろう」は「福を呼ぶ」、「不苦労」など、縁起の良い鳥として多くの人々に親しまれ、豊島区のシンボル的存在にもなっています。平成23年3月24日、池袋駅西口に、環境を配慮したモザイカルチャーの「ふくろう」像が新たに誕生しました。そして、那珂川町の鷲子山上神社には、日本一大きな「ふくろう」像があり、観光拠点の一つになっています。幸せを運ぶといわれるこの鳥が、両区町をつなげる象徴となっているのです。

豊島区と那珂川町は、それぞれが持つまちの魅力を高め、未来へ向かって飛躍することをめざし、文化・観光を軸とした相互交流を深めていくこととし観光交流都市協定を締結します。ふくろうが縁で生まれた絆が、やがて両区町をつなぐ大きな架け橋へ発展することを期し、この協定を「ふくろう協定」と呼ぶことにします。

平成24年3月25日

豊島区長　那珂川町長